馬鹿野郎#1~#4
ロボットアニメは今一なのだが、谷口悟朗なのでスケスタとの比較も面白いかもと思って。壁の中の世界という設定でこれが未知数。主人公はいちおうその壁の外から来たらしいが記憶喪失で情報を隠してる。装着すると人間がバトルロボに変身する装具が宝物として壁の外から投入され、壁の中の世界はそれを血眼になって奪い合って覇権争い。まぁこれだけで壁の中の世界は蟲毒のように操られてるんだろうなという臭いがプンプンするがそのへんはやはりわからん。壁の中の世界の国々も服装や文化的なものからすると、主人公が身を寄せたのは開拓時代の独立前の合衆国っぽい感じで、主人公と彼が身を寄せた村人たちは早々に追い出されて流浪の民になってしまうし、物語のメインでもある二つの大国があって争っているが、今のところモデルは中国と欧州という趣き。谷口悟朗、コードギアスでは日本独立を合衆国の貴族が反乱を起こして実現させようとする話だったから、借りてる文化は実在のものをアレンジしているが、歴史的な統治体系はおそらくかなり変更してるだろうから、おそらく服飾デザインだとかそういうレイヤーで留めていると考えたほうがよさそう。
まぁ厳しい世の中を生き抜いていくというのがテーマになっていそう。主人公の性格がやたら明るく熱血に仕立てられてるのは、現実の日本が先行き真っ暗でそういう雰囲気を吹き飛ばそうという意図でもあるんだろうが、個人的にはそういう色付けは昔だったらともかく、今この瞬間の時代にはあってないような気はする。むしろコードギアスにリフレインという過去の栄光にすがらせる麻薬が出てきたが、日本は依然その段階から出てないという、逆にギアスこそが時代を見通していたんだなと感心してしまうぐらい。ただ、旧民主盗の国民に対する裏切りで、日本をよくする勢力もないし、所詮植民地のままというのが示されてしまったという時代の皮肉は感じる。
それを考えると、主人公が身を寄せた村が国から捨てられる…つまり棄民というのは、まぁ確かに今の自民盗の政策ずっぽしといったところ。とはいえ、村が獲得した巨大戦艦、居場所としてはホワイトベースとかマクロスのオマージュかと思わなくもないんだけど、日本の庶民にはそういう身を寄せる場所はないわけで、そこらへんは弱者に下駄を履かせる物語の都合上しかたのないところではあるんだけど、ファンタジーでしかないというか、どう転んでもガス抜き程度にしかならないんじゃね?という気はする。いや、アニメに社会変革の力量なんて期待するなよといわれたら、ぐぅの音も出ないほど激しく同意するしかないのだけども。
4thQ2020期終了アニメまとめ
D4DJが終わってちょっとまとめてみようかと。不思議なもんで、終わってからまとめてみると、終了時の熱狂から醒めてそれなりに冷静な判断が下せる部分もあって、まとめるのも結構自分を知ることにつながってる感じ。時間が空けば内容を忘れてしまうような作品はそれほどのものでもないだろうし、逆に視聴中はほかの作品と比べて面白いと感じてなかったのに、終わってしばらくしたら妙に印象深くなってる作品もあって不思議。時間が空けば冷静になれるのはなれるのだが、いざ感想を書くとなると内容を思い出しにくくてハテ?となることも多くて、その辺のバランスをとるのはちょっと困難。視聴本数が多いとめんどくさくなってついつい後回しにもなるし。
基本
https://corydalis.hatenadiary.org/entry/2020/10/21/042710
で述べた作品を基にいろいろ付け加えたりするつもりだが、おそらく抜けがあると思う。
- ノブレス クランチロール韓国モノにしてはそこそこ出来は良かったが、後半が凡庸だった。
- アサルトリリィ 最初不安だったが個人的には大化けした作品。理想的なアジールを描いて我々の社会はどうあるべきかを問うていると思っている。
- トニカワ 下品にならずに丁寧に新婚生活を描いていたように思う。凡庸な萌えアニメの範疇だとは思うが、個人的にはよくできていたという評価。
- MWZ 続きがあったらおもしろくなりそうだったと思うが、原作ゲームの世界観をうまく活かした*1程度で終わってしまったと思う。細田作品が好きな人は追っかければ?という程度。
- あだしま ともすれば内輪ウケで終わってしまいそうなナイーブな作品を、濃密によく描いていたと思う。さすが手塚プロといった感じ。
- 魔王城 社会性に対して含意は深くないので、おしゃまな子供の大冒険って感じで頭空っぽにして楽しめる作品。一話見てスタイルが気に入れば継続していいんじゃなかろうか。
- 魔女旅 終わってみればキノクローンを脱却できているとは思ったが、パンチは弱い。魔法嫁ほど主人公を突き放してはいないが、かといって主人公よりともいえぬ妙なバランスはよく取れてたかも。
- 熊4 最初の数話は爽快だったが、それ以降はご都合主義が強くて今一だったと思う。
- 俺100 テーマ的にも個人的な評価は高いのだが、終盤になってブレてきてるというかグダグダになりそうな雰囲気。続編あるから踏みとどまってほしい。
- シグルリ おそらく幼稚なミリオタ向けへの啓蒙的要素が強いと思うんだが、正直数話視聴していやな雰囲気感じたら容赦なく切ったほうが良いのでは?という気がする。とにかくどこに整合性があるのか視聴してモヤる作品。おじコメ見たら舞台裏が知れるので理解は膨らむが、それも中盤まで。
- いわかけ 色物方向に振ってるので視聴に不安を感じてしまったが、いざ終わってみればよくまとまっていたとは思う。クライミング界隈なんて存在してくれてるだけでも儲けものと考えたら、まぁこのぐらいの仕立てはどうでもよいかも。
- 無ナナ 原作続いていてブツ切れではあるが、まぁよくまとめたかなといったところ。ただ、続編作らないのなら無理してアニメ化しなくてもよかったのでは?おそらく原作だけでも十分なのではという気はする。
- IWGP エピソードとしてはヌルいのだが、万人にウケるストーリーをということであれば妥当な話運び。原作結構昔で実写ドラマも作られてるのになぜ今さらアニメ化?ということを考えたら、アングラ世界のキャラ達は今や日本の庶民そのものの姿と考えてもピッタリくるってことだろうから、それなりに意味はあったと考えてる。
- キミ戦 申し訳ないが、荒唐無稽な設定なのに、妙に自分にフィットしたので冷静な評価は難しい。三文芝居の範疇だと思うんだけど、こういうの大好きなんだよ。
- アクダマ 描写もけっこうアニメとしてはキツいと思うんだが、そのギリギリの線を攻める感じが個人的には評価高い。容赦なく社会批判してるし、変に明るい社会の到来に期待を持たせないストーリーもよろしいのではなかろうかと。ただ視聴後感は結構ヘトヘトになるから覚悟は要る。
- 神拾 異世界転生モノとしてはご都合主義上等なのでイントロや設定で受け付けない人はそのまま引き返してどうぞという感じ。ただ、これは疲弊したサラリーマン向け癒しアニメだと思うんで、アフリカのサラリーマン→シャチバトと視聴してきた自分にとってはよい落ち着き方だと思う。
- ストパン3 新規さんは視聴しても得られるものは少ないのでは?という感じ。ファンサとしては妥当な出来だと思う。
- になった 良くも悪くも麻枝作品といったところ。話運びがピーキーな分、展開が激しくて退屈しないのだが、技巧に走ってるというか作り物感は半端ない。要素の組み合わせはよく考えられており、設定上の矛盾はほぼないのだが、視聴者としては振り回されて疲れると思う。話は練られてるから悪くはないが、好きな人はズッポシ嵌るがちょっとの破綻で離れる人が多いのもわかる気はする。
- 体操ザムライ 東京五輪応援キャンペーン作品だと思ってたから、割と人間ドラマに振っててストーリーに落ち着きがあって個人的には評価の高い作品。視聴後感はあっさり目だと思うが、よく考えてみたらおそらくライター、泣きの要素に頼りすぎることなくストーリーをコントロールしてたんだなという気がする。
- レヱル 結局全話視聴した。他愛もない話で人様にお勧めするような作品でもなかったのだが、人気獲得のためにグッズ開発という仕立ては、まぁ日本全国の組織で考えられてそうなので、いうなれば毒にも薬にもならないという感じ。
- D4DJ 興味の引き出しを広げるつもりでDJという分野をいっちょ見てみるか…と視聴したら案外出来が良かったという。ストーリー構成雑破業なので手堅いのだが、エピソードとしてはまとまりは良くても特に新しいものはない感じ。個人的には音楽ドラマとしてのバランスが良く取れていて、DJそのものだけでなく、音楽シーンに関連するいろんな切り口を見せてくれたからかなり満足した。単話感想でも述べたが、DJそのものに対する言及や掘り下げは少なめなので、あまりそれだけにとらわれずウィンドーショッピングを楽しむ感覚でいたほうが得るものは多いと思う。
4thQ2020開始アニメ、個人的な印象では興味を惹かれる作品が少ないなぁというイメージだったが、視聴を終えてみると結構面白い作品が多かったという。実は天官赐福も三話分、一連のエピソードが完結するまで視聴してみたのだが、金にモノを言わせた映像だけでなくそこそこストーリーも悪くなかったから、ジャパニメーションも大陸中華アニメに負けじとシナリオを練って世界展開とか考えているのかなと思わなくもなかった。自分の視聴態度が変わっただけなのかもしれないが、10年前の作品を思い出しても、今の作品、ストーリー部分が濃厚になってる感じ。
ガルフレカリスマ終了
なんか拍子抜けするほどイベントとしては軽かった。二日目デイリー3位、三日目4位と、デイリーメダルはもう十分すぎるほど。いろいろ考えてみたが、下位SRは君嶋だし、上位SRは綾小路だったから、フツーにキャラ人気がなかったのかも。四日目開始時にあとカリスマシール+9枚で1マカだったので、1個ぐらいなら取るかと思案してた。
君嶋4枚目も結局とれたと思うのだが、4Mで攻援24196、おそらく3MExで25000前後は行くだろうから、1マカプラスで5%ほどのステアップだと攻援は26000ほどは行くと思われるのでまずまずといったところ。だが、やはり万が一のためにのど飴は温存しときたい。カリスマで293が上位SRになるのはもう望み薄といってよいほどではないかとは思うが、下位SRに来た時にはさすがにフルマカにはしたい。なので我慢我慢。表情は割といいのだけども、せっかくの水泳部なのに厚着は惜しい。
というか、今回は小倉愛がHRに来てた。いわばモブ扱いのキャラなのだがそういうキャラほどイベント報酬に来ないからある意味メタルスライム枠。
追記
レイドは上位千代浦、金鍵前半天都、後半トムトムミッチー、連勝前半小泉由佳、HR西野だった。テーマは鬼コス。イベント報酬としては293、対抗戦かハンターか?。まぁレイドでも連勝後半かもしれずでなんともだが、もしかすると今月はお休みなのかな。
ちょっとトムトムミッチーが迷う。コスプレ娘だから、シーンとしても布面積小さ目で、扇情的なポージングも多くて、お前絶対誘ってるだろという絵柄が多い。その分下品なこともあるのだが、個人的にはなぜかそれでキャラが嫌いになるということのない不思議。
お色気シーンはありがたいのだが、なぜこのようなあり得ないデザインにしてしまうのか。おじさん
あーこんなことが言いたかったんじゃなかった。久しぶりに今月部活に所属したから、カリスマで部員の応援をたくさん呼んで、攻コスがすっからかんになってた。いつもイベントが始まると速攻レア倒してゾーンゲージをフルにしてたんだけど、それができなくてお預け状態。
自転車用ウェア輸送経過。
いつも自転車用品を注文しては遅いと文句をつけてるが、今回の米尼は珍しく早い。というか注文してからしばらく忘れてた。
注文したのは今月23日だから、ほぼ一週間前。
インボイスというか注文内訳は
こんな感じ。三種類の注文それぞれの送料が一つ当たり9USD~12USDだったから、そうボッてる感じはしない。最近は米尼も税金のためにあらかじめデポジットを要求するようになってる。いちおうデポジットを除いた商品代&送料は16666円未満だからおそらく税金は取られないはずだが、そのへんは匙加減なのでわからん。前回はデポジット額の一部が取られてるからそういう感じになる可能性は高い。
注文品はこんな感じ。自転車用ウェアと書いたが、実はトライアスロン用のウエア。自転車用のショートスリーブより、トリトップのノースリーブのほうが涼しいっていやぁ涼しいので、この2~3年ほどは真夏にはこれを着るようにしてる。自転車用の夏用トップス、男用にはノースリーブのは全くといってよいほど見かけない。おそらく転倒したときには袖があったほうが安全上少しでも怪我から保護できるからだろう。
トップスはメンズだが、実はボトムスはウィメンズのもの。女物で大丈夫か?という心配はあると思うが、実はデザイン以外の差はあまりないと思ってる。股の部分のパッドはどうか?という問題も、中華の安物を買えばパッドは男女共通の場合が多い。ただ、このようなメジャーメーカーの製品もそうか?といわれるとそのへんはよくわからん。
ちなみに一番下、レーシングブリーフ、いわゆる日本では陸上用ショーツというかブルマなのだが、これは自転車に乗る際、ボトムスに丈の短いものを履いた時に下着としてボクサータイプのパンツでは裾が出て見苦しいときにこれを使う。サイズがXXSとかなり小さいのだが、実際に穿くと素材が伸びるので小さくて穿けないということはない。むしろ大きいサイズだと、ゆるゆるで固定されないので実は「大は小を兼ねる」というのがあてはまらないのだ。しかし、トリトップ、同じショップなのに二分割とはよくわからん。荷物をまとめて送ってくれてもよいのだが、なぜか分割したまま発送してくれてる。
しかしこれらのモノ、到着予定日がそれぞれ2月の9日や10日なのに、
昨日のうちには成田についていて、しかももう国内業者に受け渡しされてるらしい。うまく流れてくれば明日には届くかも。そうなると十日以内に到着するということになる。
*1:もしくは原作ゲームに具体的なイメージを付加した