スケスタ#6
ついに大会始まるのだが滑り出しは…の巻。うーん、1クールものだとすると一つの山場だと思うんで、ここで大会を入れてきたからにはそれなりに架空競技の見せどころと思ったのではあるが、演技はフルで見せてくれなかった。さすがに作画コストが莫大なんだろう。この分だと演技をフルで見せてくれるのはクライマックスまで待たなくてはならないのか…。しかも注目チームが主人公、ライバル、アイドル、メインが転校した先、双子とあるから大変。冷静に考えると、主人公チームがフルだとしても、その他のチームは見どころだけかな。下手すると主人公チームの演技もダイジェストだろうな。
無難にこなす演技では高得点は望めないというお話。というか、ストーリーの都合上、「勝つ」ことを目的に置いてるけど、フィギュアスケートよりはアイスダンスなのだから、高得点を得るより観客を魅了することのほうが作品の主張のはずで、数値化して勝負にしたほうが視聴者にとっては優劣の判断がつけやすいというだけの話。なので、今回のミソは、観客は失敗のない無難な演技よりも、失敗するかハラハラさせられるかもしれないが見ていてワクワクさせられるものを期待してるはずだからそれを目指せというもの。それを象徴してるのが、一回目の演技を見て銀髪のライバルが退場したりや紫髪の彼が失望したというアレ。彼ら自身演技者ではあるが、主人公チームを見てる限り彼らは観客でもあり審判でもある。本当ならもっと演技を動画で視聴者に見せて、一回目の演技がいかに凡庸であるか、二回目は何回か失敗はしたのだろうが果敢に挑戦する気概があってワクワクだけはさせてもらったぐらいの作りにしてほしかったとは思うが、まぁそこはコストの問題かなといったところ。