はめふら#9

 総集編かと思ったらメイドのアンの担当回その他だったという。しかもツンデレ気味。まぁ寝てて気づいてないと思ったらしっかり把握していたし、アンの気持ちをわかっててわざわざ結婚の反対の口添えをしてくれるのだからそりゃ思うところはあるだろうよ…という筋立て。しかしなんだな、ネーミングからして舞台は大英帝国あたりがモデルなんだろうし、ならメイドの本場だとは思うんだが、貴族とメイドの身分の差はそれこそ森薫のエマで語られてるから、使用人との娘であろうと男爵が政略結婚の道具にするんだったら、それなりの階級扱い*1なんじゃと思うのだが、そのへんどうなんだろ?。そのへんクリアしてしまえば、アンが結婚を承諾すれば男爵との縁も切れ、どうせ下級ではあるんだろうが貴族婦人になるわけで、それを蹴ってまでカタリナのメイドを選ぶ…ということには大きな意味が出てくる。とはいえ前も言った通り、この物語の舞台であるフォーチュンラバーは、別に史実を再現したゲームではなくて、あくまでその雰囲気を拝借したなんちゃって貴族社会だから、そうツッコむのも野暮というもの。
 さて、ヒキでカタリナの危機が示されたが、まぁ解決するのはわかりきってるので、個人的には彼女たちまでも包摂するのか、それとも撃退して対立構造のまま安全地帯を築くという流れなのかあたりしか気になるところがない。包摂する流れのほうが美しいのではあるが後々のネタに困るだろうし、単純な成り上がりモノになってしまって物語としては薄っぺらくなるのではとは思う。ただ、現代の世界情勢からすると、前者は社会全体の富が増えるという方向性で、後者だとゼロサム社会という構造を示すことになるので、メッセージとしては前者もそれなりに意味のあるものにはなる。ただ、前にも言ったように転生前のゲームでカタリナが引き受けていた嫌われ役という仕事を誰かが肩代わりすることになる…つまり嫌われ者がいてこそ主人公が輝くという構造なので、フォーチュンラバーがそういう物語の構造を脱却できないような設定なのだったら、その歪みがどこかで出てくることになる…みたいなメタ構造を示すかもしれないわけで、そのへんどっちに転んでもそれなりに楽しみどころはあるというわけ。まぁ正直なところ、転生前はメインキャラになんらかの瑕疵があったのに、カタリナが憑依された後はそのメインキャラの全員が解脱していい人になってしまっているので、まぁそっちの方向なんじゃね?という気がするのだが。まぁそのへん確信でもなんでもないし、出たとこ勝負みたいな気持ちなので、決め打ちなんてせず流れを楽しむだけの話ではあるんだが。

司書#23

 本の分類法その他諸々。あー、なんか難しいな。買った順に並べるというのは、本が貴重だった時代はそもそも冊数揃えられないので可能だったと思われるのだが、神殿ということになると神事に必要な資料とそんなに参照しないものとで区分されていてもおかしくないと思うが、まぁそのへんは。分類ということになると、史実ではやはりリンネの分類が基礎としてあるだろうし、そもそも西洋は要素還元主義の歴史がそれこそギリシャ時代にはもう語り尽くされてるぐらいだと思うので、なんらかの独自の発展を遂げててもおかしくないが、まぁこの物語の世界と史実は違うだろうしねぇ。分類法だけでなく、謄写版も活字もいろいろまくしたててたが、前回知識があるのは何故なんだぜ?と問い詰められてたのにマインのこのはしゃぎようはちょっとクラクラした。
 あと、やっぱ急いでるねぇ。平民にも本を売るかのような勢いだったが、煙突掃除でススを原料としてるからインクはそれほどでもないだろうし、糸もそれほど高そうではないんだが、なんといっても紙が高いはずなんで、大量生産をベースとする市場経済が発達していない以上、簡易製本であっても本の値段は高いはず。なによりマインの母親*2が前期の初期も初期に、値札の数字は読めるがそれ以外の文字は読めないとか言ってたような気がするので、そもそも本を読む習慣があの都市にあるとも思えない。なので、文盲をなくすが最初にあって、文字が商売に使われてあたりまえになる段階があって、その後に娯楽としてテキストベースの商品が普及するという手順が来るはず。ただ、貴族の子弟は学校に行くという設定らしいから、貴族の大半は文盲だった中世の西欧とは違って、平安貴族も武家も読み書きできる日本と近いということらしく、なら学校制度を平民にもという流れは自然だという気はする。しかしなんだねぇ、マインが簡易製本の聖典絵本を孤児院の子供のために確保するって主張は、アレ、日本の義務教育が無償で、教科書がタダというのが念頭にあってのことだと思うんで、あのシーンはさすがに胸が熱くなった。というか、ラストの小劇場で灰かぶり姫にあれだけのツッコみを神官長にやらせてるんだから、考証しっかりしてるはずなんだが。
 OP映像のラストの集合絵に甲冑着てたキャラがいたのが気になっていたので、次回それが登場でようやっと顔見せ終わりなのかな。顔が向いてる方向からすると神殿長側のように思えるが、次回のサブタイが依頼だから、マインが要請に応えて恩を売り、味方になる流れかもしれん。

波よ#9

 ミナレが光雄との関係を精算する話。ヒキの捨て台詞は確かに痺れたんだけど、個人的に気になることがあって、光雄一体何がしたかったのかということ。ミナレとよりを戻したかったのか、それともよりを戻すふりして実はさらにミナレからカネを引き出したかった、25万返却したのはそのための投資とかぼんやり考えていたのだが、それもちょっとしっくりこない。その違和感のもとが、ミナレがゴミ箱でチラシを見つけて今なお光雄に彼女がいること。ミナレに返すための25万は今カノを騙して借りたとミナレも思ってたわけだが、フツーに考えたらその今カノのほうが本命なわけで、そうだとすると、ミナレとよりを戻すにしろ、ミナレを騙すために二股かけるにしろ、あのチラシを処分しておかない甘さが理解できん。そんな理屈に頭が回らないバカということなのかもしれんが、どうにも引っかかってしまった。
 まぁそんなわけで、結局の所、かつては遊び人であったと思われる光雄がロープウェー代金を払う、25万を返却する姿を見せ、ミナレに身の丈にあった生活をしろと説教させて、やっぱ慎ましやかな生き方の肯定をしてみせるってのが今回の話のキモだったのかもと思ってしまったという次第。
 忘れてしまいそうなので今書いておくが、昔だったら夢や希望を叶えるために努力するアニメとか多かったような気がするが、ここ最近の作品、こういった高望みをしないで慎ましやかに暮らすことの肯定傾向が強くなってる感じ。文豪最新話でも、志賀に平凡な日々云々とか言わせてたし、はめふらのカタリナに農業に精を出させてみたり、今期の作品でもあるわあるわみたいな。まぁ今現在進行系で経済が世界規模でシュリンクしてるし、日本なんかは(まぁ個人的にはわかりきってたのだが)アベの政権復帰で失われた30年が確定してしまっており、今キラキラしたポジティブ思考押し出して見果てぬ夢を見せるよりよっぽどマシなんじゃねーのとは思う。まぁ逆に日常がどうしようもないからこそせめてサブカル作品の中では夢や希望を見せてくれよみたいな要素もありはするんだが、そのへん歳の関係だろうね。オッサンになるとそんなうまい話あるわけないじゃんとなるわけであって。

*1:そもそもメイドになるなどとんでもない珍事

*2:とーちゃんもだと思うが

新サクラ#9

 自分このシリーズ詳しくないからアレだけど、どうやらサクラ大戦シリーズの敵であるところの降魔と和解する流れみたいな。しかし、軍オタこういう設定とか筋立て好きだなぁ。やっぱ思い浮かぶのはストパンネウロイ。最初っから対話しときゃいいのにまず殴り合いから始めるとか、人体実験であいの子を作って両者の架け橋とするのとかも気が触れてる*1としか思わないんだが、アンタも好きねぇ。欧米による世界中の植民地化も、さすがに最初っから殴り合いってことはしなかっただろうに、まずいきなり拠点を築いて交易から始めようとするが、結局の所相手を騙して支配下に置くのであって、歴史的にもあんまり殴り合いから二国間の交流が起こるとかないような気がするのだが。そりゃアレか、元寇か?、でもあれ、いちおうモンゴルが失礼ながらも最初は国書を送ってきたんじゃなかったっけ?。むしろ対話なくいきなり殴りかかったのは先の大戦での日本の攻撃(ということになってる)なので、なんか不思議な感じはする。もしかしてシリーズ初期は人間側から降魔側になにか失礼なこととか、降魔を攻めるようなことがあったのかな?。よくわからん。
 まぁ冗談はさておき、今回表現しようとしてる和なるものとは何か?といったら、やっぱり家族関連?。ただ、これもなんかえげつないものが感じられて、たとえばクラーラが子供であるというのがいかにもといった感じ。家族と言っても結局帝国華撃団が受け入れる側であって、そちらのほうが父や母といった立場が上なのであって、あくまで受け入れられるクラーラは目下の者として受け入れられるような形になってる。受け入れる方だけに包容力があって、おなさけで仲間にしてやってるんだとでもいいたげな構図なんだよな。決して両者が対等の立場には立ってない。そういうのを日本人は好むというわけか。相手が弱いから、もしくは弱っているから力関係が逆転しないということを確認して、それにつけ込むような形でコミュニティに受け入れる。敗戦直後は力では敵わないからアメリカに臣従したけど、いざ高度経済成長を果たしてしまうと大国復活とばかりにふんぞり返り、開発援助といって資金を投入してもODAというのは結局国内企業にカネが還流する仕組みだし、技術援助といっても発展途上国の安い労働力を利用するのが主目的だった。今日本が没落していても技能実習制度は技術を教えてやるという尊大な建前の割に奴隷のごとく使い倒す制度で、最初っから外国の貧乏人を奴隷と考えている自民盗はおろか、旧民主盗系すら移民法に反対もせずすんなり可決させた。
 昭和期はまだ敗戦の記憶もあって後ろめたさみたいなものもあったんだろうが、それでも心のどこかには自分は家族でいえば目上の立場なんだ、それが失われたのは戦争に負けたからであって自分はちっとも悪くないと自分で自分を騙してきたわけで、そのルサンチマンを埋めるのがこのような「かわいそうな他人を受け入れる包容力のある私」という虚像であり、今、そのテンプレフォーマットがこうやって視聴者に「結局オマエ今でもこういう物語が好きなんだろ」と突きつけられるの、ライターなりの考えあってのことなんじゃないかと考えるのそれほどヘンかねぇ。

文豪#7

 芥川龍之介地獄変」の巻。え、なになに、めっちゃオモロイやん。視聴者が誰であってもわかりやすい素材を使って考えさせるための要素もキッチリ与えて、物語の面白さとは一体何かというテーマに関して直球勝負を仕掛けてる。ところどころ挟まれるギャグ要素も小洒落ていて、後々の話も見ないとわからないが、このシリーズでの白眉の出来である可能性は高い。一本糞シナリオと言われたらそうかもしれんが、個人的にはエンタメとしてちゃんと形になってるじゃんという認識。#1で、このアニメあかんのでは?と思ってた自分が懐かしい。

リスナーズ#9

 とりあえず事態を進めておこっかみたいな。エコヲを混乱から放逐していろいろ考えを整理させるらしい。正直なところ今回の意味がよくわからんかった。しかしなんだな、今までプレーヤーという単語はバンバンでてくるのに、リスナーという単語が一切出てこない。プレーヤーは単数形、タイトルのリスナーズは複数形。大雑把に言えばプレーヤーは情報の発信側、リスナーは受信側という意味だと思うが、おそらくリスナー側の代表格であるエコヲにそれがどう託されてるのかもちょっと読めてない。

*1:こう、国家間の争いの解決のために相手国から女を奪ってきてレイプし、生まれてきたハーフの子が架け橋になると本当に信じてるのか…みたいな。日本人なんか特にハーフの子をどう扱ってきたのかを考えるともうそれはそれはといった感じ。ただ、これは歴史的に見たら大航海時代にスペインやポルトガル中南米でやってきたことなんじゃね?とは思う

八男#9

 主人公、王都を後にして辺境に赴く決意をし、その準備に取り掛かったの巻。うーん、もうあと残り僅かなのに凡庸な話だなぁと初見で思ったのだけども、二度見してその見解を改めてしまった。へぇ~、そういうことかみたいな。
 この作品のテーマが「生き残る」ということで、それをいろんな視点で言及してる感じ。複数のことに言及していてそのへんちょっと複雑っぽいのだが、これもよくまとまらないうちに書き殴ってみる。
 1つはやはりなんといっても主人公が沢山の人間を抱えることになっていくってこと。今回目につくキャラと言ったら槍をぶん回して売り込みの激しかったローデリヒと、OP映像で顔見せしてた斧使いヴィルマ。前者は王都の自屋敷の管理人として、後者は色んな要素があるのだろうが個人的にはやはり押し付けられた…的な感覚を持ったが…と思う。結局主人公、もう個人での生き残りではなく、組織としての生き残りを考えねばならず、それは今回のマグロパーティーでも明らかで、これ、現代で言ったら核家族みたいな概念とは対立する。とにかく現代では個人レベルでの生き残りを考えたら、できるだけ他人は関わらせないでリソースを集約するって方向性になる。ところが、主人公のような社会的地位に達してしまうと、それこそ対立組織に目をつけられて潰されかねないし、それなら味方を増やしておくということが生存確率を高めることになる。他の地位の高い貴族も、常にそういう危機に晒されているからどの組織に属するかは重要な問題だし、その組織が小さければ小さいほど潰される確率は高いわけなので、なんのかんの言って二大派閥に集約されていく。主人公はいわば主流派に目をかけてもらっているわけで、なら主流派に属して恩を売っておけば地位は保全される。自分の子飼いも増やさないといけないからローデリヒを仲間にするのだろうし、組織での互助としてヴィルマを引き受けるというのはおそらくそういうことなんだろうと思う。主人公主流派に後ろ盾になってもらってるしヨメまで世話してもらい、恩を売られているわけで、当然そのお返しもしないと…というわけだ。こういう持ちつ持たれつの関係性が生存確率を高める。家族関係でも、今長男と主人公の関係がおかしくなっているが、そもそも家を出るまで兄たちにはいろいろ世話になっているわけで、そのお返しをしてるってのは最近いろんなところで描写されてる。コネの維持、いくらめんどくさいといっても生き残るということが至上課題である以上、めんどくさがってばかりはいられないのだ。
 血縁でいうと、今回ローデリヒの個人的な事情が語られていて、これがちょっとイレギュラーかなと思わなくもないのだが、まぁ昔の貴族は骨肉相食むということも珍しくなくて、妾の子でなくても兄弟は仲良くって価値観が必ずしも正しかったわけではないのでこれも1つの提示としてはオーソドックス。血を分けた家族に頼れない以上、それに代わる居場所が必要なわけで、なるほど売り込みが激しかったのもそういうことかみたいな。今だと割と法制上実親に頼れ、それがダメなら国が保護施設で面倒見るみたいになってるが、それとは逆の価値観になる。生みの親より育ての親みたいなことわざ、昔は結構ドラマでもそういうものをテーマとしてるの多かったのに、今だとすべてDVに還元されてしまってオカシクなってるの業が深いなと思わされる。
 実は初見で気になったのが、ダンジョン攻略の成果として下賜金をもらう一連のエピソード。前回試す試さないみたいなことを言ってたから、てっきり主人公がダンジョンの遺物を入手するのかと思っていた。まぁそれはともかく、代替として金貨を報酬として分割されて貰うわけだが、妬まれるのを嫌がって、パーティーメンバーが誰も彼も主人公に託すの意外に思ってた。だが中世社会なら蓄財の意識がないのはなるほどだし、主人公から貰っている分で満足しているのだったら、逆に主人公に資本を集中して組織としての生存確率を上げるってのは、中世にそういうことが本当にあったのかどうかは別にしても、割と悪くない論の立て方。エリーゼに話題が振られたときに、自分おそらく教会に寄付ということを予想してたのだけども、そもそもエリーゼ修道女になっていたとはいえ貴族だし、まぁ家財をできるだけ教会にってことになってるはずもない。主人公がそれなりに頼りがあるのはエリーゼ目の当たりにしてることだし、今、財を主人公に集中しておいても彼が死ねば遺産として自分(か自分の子供)に戻ってくるわけで、そのへん何の不思議もない。
 しかしなんだな、ローデリヒのように、血を分けた人間であっても冷たい仕打ちをすれば恨むことになって今回の話のように情報筒抜けだとか、生きてる世界が狭い中世ならではみたいなところが感じられていろいろ感心してた。あと、派閥としての縁結びみたいな流れになっているが、それが土地と結びついたのが地縁なのであって、今回の話、血縁と地縁をテーマとして、ベースを押さえながらも複雑な関係性に言及してるんだなと思った次第。なので、今回割と包括的なイシューとしてそれなりに重要な話だったんだなと思い直したということ。
 しかしなんだな、地縁に関しては、小鼠がいみじくも「自民盗をぶっ壊す」と言い放ったように、その正統な後継者であるアベともども、その地縁を破壊し尽くしてるの見ていろいろ思うところがある。小鼠・アベにとってみれば、もう地方の票田は邪魔な存在なのであって、別に権力を維持するためには選挙で不正して岩盤層を一定数確保して、あとはバカを騙してりゃ安泰で、実際非正規雇用が増加、増税に次ぐ増税で格差が拡大して、庶民の生活が脅かされるのと引き換えに特権階級の地位は安泰なのであって、こう田舎の古臭い人間関係を嫌って都市部に人口が集中して、それで地方は衰退、都市部に移動しても結局そこで格差が拡大して貧乏人は食っていくだけで精一杯という状況になっているわけだが、果たして近代とは…というのを考えさせられるお話だった。今日本で絶対的貧困が問題になっていないのは、高度経済成長で蓄積したアドバンテージがまだあるからで、それは換言すれば化石燃料をバンバン燃やして得られるエネルギーを利用して生存に必要な物資を獲得できるからなのだが、物質的豊かさを維持できている分、人が安心して生活していくという面においては、社会がかなり崩壊してしまっているということを気にしないでいられるのだと思う。ホント人が生きていけるという側面において、時代区分が前近代から近代になって本当に社会はよくなったの?と思うと、いろいろ考えさせられるというか。

プランダラ#20

 なんかリヒトーが思いつめてカチコミに出発する話。そもそもジェイルたちが過去に介入?して戻ってきたからといって、リヒトー自身は別に彼らと一緒に時間旅行をともにしたわけではないんだから、このタイミングで彼が感極まるというのはオカシイのだが、まぁこの作品でそれいっちゃぁ始まらんわけで。しかしヤクザ映画と構造変わらんよね。そもそもアルシアの繁栄はアビスからの搾取によるものなので、アルシアという楽園でいくら悲壮感漂わせたからといってアビスで苦しんでる人にとってその悲しみチャンチャラおかしいのであって、まぁそのへん戦わない軍隊という理想で苦悶してるリヒトー、なんというか九条教という理想論を振りかざす平和ボケの日本人のメタファーなのは間違いない。先進国で豊かさを享受して机上の空論ぶっても、南北格差がある時点でもう理想が破綻してるんだよみたいな。そのへん飛行機作ってアビス送りになったネーチャン再登場するはずなので、後々に向けて仕込んでいることは明らか。
 道安も見かけのゲスさに比べて、学校編で感じられた粗野さは声アテの演技からすっかり抜け落ちているんで、あらあらウフフといったところ。まぁこの見立ても外してる可能性はあるんだが。

かくしごと#9

 業界モノのネタだけあって、今回もこなれてた。今回あんまり娘との思い出に深く関わるような絡み方でなかったように思うが、久米田節を残しながらもネタが単発でなくちゃんと流れに乗ってたから腑に落ちる感じ。


城姫クエスト、ガルフレのゲーム2種。

 やっぱ強制接続切断アカンわ。昨日は解除されてたのかと思ったら夜になって再発してた。というか、おそらくそれまでより急激に接続は減ったが、コロナ前ほどではなく、おそらく以前と同様五分おきに切断されてたのだけども、切断継続時間が五秒とかで自分が気づかなかっただけかもしれない。今日は酷いもんで、長いときにはやはり30秒ほど待たされた。城姫もガルフレもゾーン10分の間にこれが起きてしまうと、その間作業を詰め込めないから以前よりパフォーマンスが出ないのだが、期待した成果が出ないより、切羽詰まった感で精神的なストレスを多く感じてしまうのが辛い。
 城姫は先程イベントが終わり、無事イベント報酬城姫を入手できた。獲得ptも、250位ボーダーのptと比べて約5割増しだったから、結構余裕があったことになる。特攻アイテムを使わなくても2期開始時辺りから250位近辺を行ったり来たりしてたので、そのへん前回のイベントが油断すると300位をガンっと超えてたのに比べると楽なイメージがあった。まぁ200位以内でもあったわけだが、では武将ボーダーの150位は可能だったかというと難しい。150位とは500万ほどの差があって、特攻城姫を助っ人に呼んだ場合の特攻アイテム一発あたり約30万強が残り8個だったから、全部使い切っても届かなかったことになる。かといってゾーン以外の時間、通常攻撃一発あたり約1万だから、差を通常攻撃で埋めるとなれば300体ほど余分に倒さないといけなかったことになる。毎日コツコツ行動回復薬をイベント専用だけでなくノーマルも駆使して叩いていたら不可能ではない数字だったが、下から追い上げたらボーダー上のユーザーの順位が下がってしまい、余計に警戒させてしまうのでもっとボーダーが上る可能性がある。まぁ全期間自然回復程度の作業しかしていなかったら、当日になって集中して叩いてもしんどいだけだったかな。イベント終了前の30分はセッション切れこそ無かったが、重いの何の。夕方早めに特攻アイテム消化に取り掛かってよかった。まぁ個人的なノルマは達成で問題はなし。
 ガルフレはふむふむではなく、カリスマなので時間拘束が少なくて助かる。ただ、先程区切りがついた初日のグループ分け、結構強い人と組まされたので、デイリーランキング分のメダルおそらくとれてない。初日はpt稼ぎすぎると翌日のグループ分けにも響きそうで、そのへんちょっともどかしい。初日はptを抑制するのでアレだが、二日目以降はゾーン時間ギリギリまで叩くことが多いので、強制接続切断が致命的になる。
 さて、昨日終了した対抗戦だが、下位SR三枚どりできた。今回は結局900万ほど稼いでいた強い人がいたので、自分が勝ち点獲得に貢献する機会はそれほどなかったのだが、初期に数回おそらく自分の駆け引きで勝てたんだろうなという試合はあった。だが、相手のあることで勝ち点下位SR報酬がgetできるかどうかはなかなか読みきれない。pt達成報酬の二枚のうち、二枚目を稼ぐほど炭酸は消費したくないし、かといって勝ち点報酬が取れないんだったら、炭酸節約のためpt達成報酬の最初の一枚もなくてもいいやって感じ。結局終了前日の三試合目終了時点で勝ち点7でいま一歩下位SRに足りなかった。しかも最終日の三試合のうち、昼とラストは相手がやる気を出してきて対抗戦終了間際のラッシュで、こちらのアドバンテージを一気にひっくり返す勢いだったからとても勝てる状況ではなかった。勝ち点が得られた二試合目、相手が全く参加してなかったから楽に勝ち点最終日超越ボーナス2でようやく確定。
 あと、pt達成報酬一枚目、300万ptがノルマと勘違いしてた。開催日数が少ないから250万でよかった。それ確認しないで、300万叩いてSR獲得アナウンスがないとあたふたしてたから、やはり確認は重要。余分に5万ほど叩いたことになるが、大体炭酸一本あたり2万ほどなので、30本ほど余分に消化したことになる。
 対抗戦は割と調整のため、ポイント稼ぎを序盤手控えるので、勧誘サポート発動時間(これがゾーンの1つにあたる。100コンももう一つのゾーンに当たる)の10分間に強制接続切断が起きてしまうことの影響は少なめ。でも調整というのはできるだけ強い部活動とあたらないように、勝てる試合でもできるだけptを抑えて部活動の総獲得ptを稼がないようにしないといけないし、負けることが確定しそうだったらやはり叩くのを急いで辞めてptを低く抑えるようにしたほうがよい。しかしそうなると、pt達成報酬用のptが稼げなくなってしまうわけで、勝ち点がなかなか稼げないときは、自然とpt達成報酬がgetできないよう低めに縛りが掛かってしまうわけでなんとも難しい。できるだけ早めに勝ち点報酬を確定させ、その後の対抗戦で炭酸を思いっきりブッパしてpt達成報酬をgetするのが美しいパターン。勝ち点報酬が確定せず、ダラダラ試合が続いてしまうと、pt達成報酬用にコツコツptを確保していなかったら、終盤で一気にptを稼がなくてはならないから、そのときにゾーン時間中強制接続切断がかかってしまうと、すごく切羽詰まる。そのへんの見極めがゲーム性と言われたらそうなんだが、臨時グループは野良の集まりで打ち合わせもほとんどしないから部員の行動の読み合いになってこれがなかなかめんどくさい。が、部活動に入ってもそのへんの打ち合わせがうまくいくとも限らないわけで、そのへんはやりようかな。まぁ何にせよノルマ三枚どりができて一安心。

自転車部品届く。

 今日はチェーンコネクター5ペア。送料込みで4.46USD。

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 封筒?を見ると、キルギスタン経由でオペレーターコードKGBとあってギョッとする。まさかソ連時代にあったKGBでもないだろうに、昭和のおっさんの感覚はこんなもの。発送者の署名日が4月2日で、これもう二ヶ月ほど掛かってる。このコネクター11S用のだが、実は10S用のも買っていて、それはこの前バーテープを巻いたときに巻き終わりを止めるシリコン製バンドと一緒に届いていた。注文日は同じなのに不思議なことである。ちなみに同じセラーで買ったのだが分割して注文したのだ。なぜならオカシナことに、分割したほうが一括発送より送料を節約できることになったため。注文前は商品ページに日本までの送料が自動計算されるのだが、いざカード情報を入力してチェックアウトしようと思ったら、商品ページで設定した送料や発送業者が勝手に変更されるようになっている。これが曲者。結局複数注文するときに、商品の種類や数をいちいち1ずつ変化させて、一番送料が安くなるよう調整することになる。


 あとはフレームとシートポストとハンドルが残ってる。こちらはこちらでやはりトラッキング情報に変化なし。フレームはシンガポールで止まったままだし、シートポストとハンドルもまだ中国国内なのか日本で放置なのかすら不明。
 あとちょっと前に注文してたクランクアームとチェーンリング、発送される前に業者によってキャンセル扱いで返金操作になるみたい。メッセージ確認すると、もう一度注文しろと書いてあって、今メッセージでやり取り中。

アレンジティーあれこれ

 なんか前に作った柑橘系のやつは結構忘れてしまった。甘夏だかそういうのだったけど、時間が経ってしまいどれがどれだったか頭の中が混乱してる。ただ、やっっぱりフレーバーティー伊予柑に文旦、実も入れるアレンジティーは八朔が今の所自分の中で一番なのは変わらなかったと思う。
 で、先日はいちごを使ったアレンジティーを試してみたが、最近の自分のオキニはキャラメル紅茶。砂糖を焦がしてキャラメルを作って紅茶に投入するのだ。あと紅茶で試したのは新しく見つけた日向夏という柑橘。まずは日向夏から。
 

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 四枚並べると小さくなるがどうせクリックするとデカくなるので。
 日向夏、小ぶりだが六個ぐらい入って100円ほどなので購入。これ、外側の厚い皮を普通のみかんとは違い、削るような感じで取り除き、内側の白い綿のような部分も生食では一緒に食す。で、購入当初は生食し、そのときに削った皮を使ってフレーバーティーを作ったのだが、香りはまずまず。
 で、いつもだったら実も入れるのだが、これ、薄皮を取り除くのが難しい。なにせ白いわた部分も一緒に食う品種なのだ。なので、今回は実のかわりに果汁を絞るだけにした。これはグレープフルーツのような味わいでそこそこいける。最初は砂糖なしで飲んだのだが、フレーバーティーに比べてこれはあんまりよくなくて、適度に砂糖を入れたほうが個人的にはうまいと感じた。


 さて、気に入って結構作ったのがキャラメルティー。なのだが、最新のはコーヒーでやってみた。作り方は紅茶とコーヒーがかわるだけ。

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 周辺小ネタあれこれ。実はコーヒーのペーパードリップにハリオの円錐型の漏斗を使ってる。で、困るのが専用ろ紙。だが、これ、汎用のペーパーの折り方の工夫でなんとかなる。このように円錐の先っぽが直角になるように折る。これだけ。ぴったりはまらないときは90°からちょっと鋭角におったり鈍角におったりして調節。このへん化学の実験のろ紙のおりかたと同じ。
 で、袋クリップも買い直し。ダイソーで新製品が出たのだが、クリップを嵌めるときの爪が大きくなって勝手に外れることがなくなった。
 コーヒーの粉は最近は製法が改善されたのか、長期間放置しても湯を注げば膨らんでくれる。これどうなってるんだろうな。さすがに袋の開けたてには負けるのだろうが、香りも抜けてしまって飲めたもんではない…ということはない。


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 キャラメルソースを作る。自分は味わいにコクを期待して三温糖を使ってる。これをできるだけ少量の水で溶かして、加熱。変色するまではめんどくさいんで強火が多いが、今回中火で穏やかに加熱してみると、このほうが焦げる失敗を少なくできそうではある。
 結構加熱していくと泡立って粘度が強くなってくるのだが我慢我慢。
 が、そのうち一部が変色する。ここで火を弱めたほうが良いが、とりあえずここからが正念場である。
 結構煙が出てきて全体が濃く変色したら出来上がりなのだが、自分苦目のほうが好きなので冒険する。
 これ、結構コツがいる。焦がしが足りないと単に砂糖が融けて冷えたベッコウ飴になるだけで、水を加えなければ冷えたときに極めて使いにくい代物になる。なにより甘ったるくてキャラメル味がしない。そりゃそうだ。砂糖を溶かして冷やし固めただけのものになってしまってるんだから。
 で、粘度が上がった砂糖は変色してしばらくすると黒っぽくなる段階で粘度がいきなり小さくなっていく。全体の粘度が低くなったらそこで出来上がりと言ってもよいのだが、ここからの加熱具合がキャラメル風味を決めると思うので、何度も繰り返して自分の好みのタイミングを見つけたら良いと思う。火の強弱にもよるが、粘度が下がってからもそこそこの時間我慢して待つような感覚。加熱しすぎて一部が薄くなって乾燥するような感じでつや消し黒の部分が出来てしまったら加熱し過ぎなのだが、最初はその失敗を一度は見てみないと判断が難しいかも。


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 結構な色になった。炭のような焦げ臭さまで加熱したら大抵失敗に近くなる。が、炭化した部分は水に溶けず鍋に張り付いたままなので、食べる実用にはそれほど問題がない。
 で、水を加える。自分は給湯器があるので湯を使うがどちらでも良い気はする。このときよくレシピでは跳ねると書いてあるが、自分の場合激しく沸騰するぐらいであまり跳ねるという感覚はない。でも盛大に沸騰するので慣れないとびっくりする。
 キャラメル部分が水に溶けるまで加熱する。苦味が強くなるまで焦がすともうキャラメルソースの色がコーヒーとほとんど変わらない。


 で、このキャラメルソースを紅茶やコーヒーに入れる。で、自分の場合牛乳を入れる。その牛乳の量が多いほどキャラメルっぽい味わいになると思う。ちなみに砂糖を入れずに飲んだこともあるが、キャラメルソースを苦めに作るせいか、個人的には砂糖はガッツリ目が好み。単に苦味を楽しむのだったら、キャラメルソース入れずに紅茶なら濃いめ、コーヒーなら強めに焙煎した豆をつかってブラックで飲めば良いと思う。自分はほろ苦いキャラメル味に期待してるから、ソース苦め、砂糖と牛乳は多めで作ってる。


 コーヒーとキャラメルのマリアージュは、某オサレ系の緑のマークかなんかの喫茶店のメニューにある、キャラメルマキアートとやらに似た味。もちろん喫茶店のほうが味はしっかりめの飲んで軽やかさを感じるもので、この自作のは及びもしないと思うが、まぁ自分で飲む分にはこの程度の代用品でキャラメル味を堪能するので十分。まだ朝方、肌寒い季節はこれを楽しむことになると思う。

球詠#9

 初戦突破の巻。この分だと#10と#11で二回戦やって、#12で終わりって感じかね。二回戦負けたら振り返りと俺たちの戦いはこれからだろうし、勝ったら#12はダイジェストで試合の紹介みたいな?。連載は続いているようなのでどっちにしろ終わらないのだが、やはり〆にまとまりがなくなってしまうのは仕方がないか。
 次は強豪校だし、現実にそういうカードで勝つというのは可能性あんまないと思うが、そのへんフィクションなんでなんとでもなるというか。ただ、トーナメントだから負けは一発即死なのがしんどいところ。リーグ戦なら強豪校相手に負けはするけど、その他の試合では勝たせればそれなりにカッコがつくしそれと比べると難しい。しかしなんだな、ストーリー展開に溜めがないとやはり個人的には肩透かし感ある。
 前回の次号予告でサブタイトル目にしてオヤっとは思ったんだけど、実際視聴してみて、流れを正しく説明していてちょっと感心した。弱いチームは理由なくゾーンに入ったら流れに乗ったとか、相手に追い詰められていることも気づかず(というか勝手に自爆して)普段どおりの力が出せなくて流れがきてないとか言ったりするんだが、そうではなく、いかに相手を精神的機能不全に陥らせるか、そのためのある意味マウンティングのような試合運びを積極的に行うことが「流れを作る」ということなんだけど、そういうのが言語化されてうまく説明されてた。ただ、やはりというか、そういうのは1つでもプレーをコントロール出来ないと無理だし、そのためには一定以上の実力が必要。野球で言えばバントの1つも満足にできないチームが流れを作るとか笑止千万みたいなことになるわけで、そうなら別に最初っからついてる実力差を利用して、流れを作る作らないによらず素で勝てませんか?みたいな。なので、野球なんかは監督がその任にあたって、選手は別にそのことに意識することなく自分に課せられた仕事を堅実にこなすだけであったりする。
 全体的には、おそらく最新の野球部事情みたいなのもふんだんに取り入れられているようで、きっとこうなんだろうなというのをぼんやり眺めているだけでそこそこ楽しめる。しかし難しいな。自分は物語上の溜めがないからすべてが順調に行き過ぎて物足りないと感じてるけど、昔、なんかで聞いた話では、衛星放送の大リーグ中継は冷静に解説しているので、それを日本のペナントレースだか高校野球中継に取り入れたら、臨場感がないとお叱りの電話がじゃんじゃん掛かって結局もとの派手な試合実況に戻したらしいから、こういう話運び、他の視聴者どう思ってるのか気になるところではある。

神之塔#9

 競争社会の現実とは…みたいな話。そもそも塔を登らざるを得ない状況になったのは何かを考えると、チーム内では協力が不可欠なのにそのチーム内での裏切り者自身がそういう状況を作ってしまってるという業の深さを構造として示していて、そのへんの仕組み自体はよくできてはいるんだけど、メッセージとしては手垢が付いてるよね…。
 ということで、今までの描写がいろいろヌルかったのではあるが、いちおう形が整った…みたいに感じられた。正直わざわざこのような仕立てにする必要も感じられなくて、もうちょっとひねりが欲しかったのだけども、これでこの作品を作った意義のようなものが見られて一段落。あと3話もあるんでまだもう一捻り二ひねりほどありそうなんでそこらへんはおとなしく待ってるのが吉かな。

かぐ告2 ~#7

 やはり最新話まで一気見。実は1期を一気見して一口寝たら、なんか考えがちょっとばかしスッとまとまってしまって、これ白銀貧乏人だからそれほどストレス無かったのかもとか思いながらも、それでちょっとばかし周辺ggってみた。で、どうも白銀の父親、昔は経営者だったとか書いてあって、先程の理解も浅かったかなといったことに気づく。要するに、これ、白銀は庶民の記号なのではなく、結局の所貧乏貴族なのであって、この話の構造、いわゆる平安王朝絵巻だったんだなといったところ。ただ、残念なことに現実のほうが一歩上回っていて、庶民が貧乏人として生まれてしまうと、もうホント結婚自体が無理ゲーになりつつあるから、恋愛に現実味を帯びることが極小になってしまう。なので、1期、貧乏人でも運が良ければこんなコメディを現実に味わえるかも…というバランスではなく、なるほどキャラたち実家が太いから幼少時から英才教育を施してもらえるしお坊ちゃんお嬢ちゃん学校にも入れる*1し、学業しながらも恋愛にうつつを抜かせる…ということになってる。
 さて、2期だが、1期視聴し終えてちょっと不思議に思ってた。1期は割ときれいに話が終わっており、正直続編は要らないのでは?という気がしてたのだ。そもそもこの作品、ラブコメというよりは夫婦漫才でしかないわけで、もう第1話から関係性が固定してしまってる。なので、まぁ1期のラストあれで話〆るつもりだったんじゃね?とずっと思ってた。
 ところが、2期になって、やはり関係性は変わらないしその分視聴者(読者)を退屈させないよういろいろエスカレートさせてるのはわかったんだが、最初の数話視聴した限りだと、続編としては凡庸な、まぁよくある2期だよねとは思っていたのだが、
 #6視聴してちょっと認識を改めたというか、なんでこの2期やったのかというと、おそらくこの#6を視聴させるためだったんだなということだと思う。ん~、結局この作品も反アベに利用されてしまったか…みたいな。別にアベがアベ仕草で日本を壊滅させていなくても、この話は話単体でよく出来ているとは思うんだけど、今、このタイミングでアニメ化ということを考えたら、たとえ原作にその意図がなくてもアニメ制作側がわざわざこれをもってくる意味はもう明らかでしょといったところ。#7でお遊び回を配置してるから#6が前半のクライマックスだったのは明らかで疑いようがない。
 まぁコントとしてよくできてるし、その辺知らなくても十分楽しめる。かぐやの声当ての演技の振り幅も1期と比べてキレッキレで聞いてて楽しいし、そのへんクォリティ高いのはわかる。実際自分も知らず識らずのうちに大笑いしながら視聴してるわけで、そのへんこういう作品が好きな人には大いにオススメ。
 あと、なんやろ?。最初にそう明言されてたからてっきり恋の駆け引きというお話なのかと思っていたのだが、これ、平安王朝絵巻の現代版とわかってしまったら、かぐやはむしろ上流貴族の娘としてそれしか選択肢がないというのがわかってしまい、逆にああいう生き方しかできないと思うとあはれを誘うものになる。時々挟まれる小ネタの知識からうかがい知ることのできる原作者の教養からしたら、その構造意識してないはずがない。それがわかってしまうと、なるほどかぐやはいわゆる現代的な自立した女という描かれ方をされてないのよく理解できる。なので、他のいろんな作品がむしろ近代的自我をメインに描いているのに対して、この作品徹底的に前近代を描いていて、ちょっとばかり近代的自我をチラ見せしてるという構造になってる。それも念頭に置いて#6の討議の構成を振り返ってみると、これ結構皮肉というかいろいろお遊びが仕込んであって、決してオモテ面が良いだけのちょっといいエピソードになってるわけでもないのがなかなか面白く感じてしまう。

*1:白銀の父親、元は経営者だったからこそ教育の重要さを知ってるし、だからこそ無理して子供二人共お坊ちゃんお嬢ちゃん学校に入れてる

ゼロクロ#8

 対立関係再燃の巻。結構思い切ったなという印象。個人的にアデルのキャラ造形や動かし方に感心しながら視聴してたので、こういう散らし方をしたのも落ち着いて考えたら本当に使い尽くしたなって感じ。
 まぁいろいろ考えさせられるんだけど、この物語の光と闇とが、こう単なる両極にある属性のバランス、つまり磁石のNSだとか電流のプラスマイナスというのを示唆しながらも、アデルに言わせてたように格差と捉えるというのも提示してきたわけで、まぁやっぱそうくるわなといったところ。結局の所格差を肯定した上での均衡なのか、そうではなくやはり上下関係でないもの同士の均衡なのかはまだまだ判断できない感じ。ちゃんと判断に必要な材料を与えてから考えさせる構成にはなっているんで、なかなか公平だと思う。っつーか、よくこういう構成、スポンサーだかプロデューサーだか知らないがよくオッケーしたなという感じ。語ってることは抽象度が高いんだけど、かといって机上の空論のように地に足がついていない感じはしない。

かぐ告1期

 なんか連続して一気見。実は#1だけは放映当時に視聴してたんだけど、コメディとしてよく出来ているのを確認して、これ別に急いで見る必要ないなと思って放置してた。数話視聴して、これ男のほうが主役のようにも見え、でもタイトルからすると男は添え物でかぐやが主人公なんだよな…と思っていた。でもまぁそのへん形式に拘らず、どっちが主人公って決める必要もないような気が。
 まぁメッセージ性はそれほどないんだろうなと思っていたのもあったから、視聴を後回しにしてたんだけど、大体においてそんな感じと思った。やはり第1話を視聴したときに感じたようにコメディとしてよくできているし、もちろんメロドラマとしても十分。セリフというか説明多めなんだけど、リズムはいいし言ってる内容別に注意深く聞き取ろうとしなくてもすべて頭に叩き込まれるんで、虚構推理のようなもどかしさはない。まぁよくできとるわ。
 しかしカネ持ちがいかにも貧乏人と同じ感性をもってるみたいな流れはちょっと違和感がある感じ。それ以外はさわやかな青春ドラマといった側面もあって原作に人気があるのも頷ける。ただ、その青春部分、おっさんの自分には精神がガリガリ削られる感じ。2期もおいおい追いかけるつもりではある。

エスタディ#8

 陸生がQBKをやってしまう話。というかボールが来たことにも気づいてないだろ。なんか陸生あっさり正社員になったんだなとちょっと驚き。こういうのは大抵誰ともくっつかないようにさせるため、なかなか就職させずに枷とするのがフツーなんだがな。これ、もしかして1クールで終わるんじゃないよな…とちょっと調べてみたら、1クール+限定配信半クールだった。え?、あのね商法なのか。でもそれならなるほど就職するのがこのタイミングなのもなんとなくわかる。
 榀子が同僚に言われてた、試してるのか?については、マンションのドアの前まで誘っていながらそこで拒絶したときにそう思った。本当に振り向いてほしいのならあんな駆け引きすんなよなみたいな。で、陸生も晴にその気がないんだったら、正社員になったことがバレたときにプロポーズすりゃいいのに、ヘンにプライドが邪魔して痛恨の見送り三振。限定配信半クールあるから、1クール終了時に誰とくっつくのか結論を出さない可能性が大きいんだが、仮に#12で終わるのだとすると、これ、どちらも赤い糸を自らぶち切ったという提示なんで、その後の数話で修羅場を挟んでも、実はこのとき運命は決まってた、それも各自それぞれの判断によって…みたいな構図になるのがフツーだろう。だが、難しいところで、晴と榀子、どちらが人間として優れてるかと言われたら、それは視聴者の好みを除外して考えると圧倒的に晴のほうがいい女なので、これまた物語的にはボンクラ男にいい女は与えられないのであって、順当な最終回は「どちらとも結ばれない」になる。でもまぁそんな結末はエンタメ作品には誰も求めないのであって、何らかの形でどちらかとくっつくことになるんだろうけど、そのへん現段階ではまだどの可能性もあるとしか言えない。まぁフィクションなんで、作者がどうとでもできる代物ではある。
 さて、萌えアニメなら誰からも求められるか、誰かに猛アタックするのがあたりまえになってる現状だと想像もつかないと思うんだが、なんでこういう筋立てが成立可能なのかというと、やはり時代性というしかない。’90年代といえば、男女共同参画といって女の労働力化が本格化した時期。なので、旧態然とした企業はまだまだ変化は大したことなかったと思うが、榀子の職業である学校という場、もっというなれば公務員はかなり男女平等化が率先して充実した時期なのであって…何がいいたいのかと言えば、女にとって「職業>>>結婚」という意識が強くなっていた時期。DINKSが流行りだしたのもこの時期で、今のように結婚できても貧困故に子供が持てないのではなく、二馬力で経済力が十分にあるのに、自由選択で子供を作らない夫婦が、それこそ多数ではないが、時勢を表す象徴として流行った時期。キャリアウーマンという生き方も流行りだしたし、その代償として婚期が遅れるということになった。大体2000年前後に平均結婚年齢が女で30を視野に入れるぐらいになり、30超えたら売れ残りになると焦り始めたそういう時代が目前に迫ってる。
 なので、榀子も陸生もまだ結婚が現実のものとして捉えられてないという描写は、今過去を振り返ってみると、これなかなかリアリティが感じられるというか、決断を先送りにしたってなんとかなるやろ、それまでダラダラしてゆるーく関係性を保ってたら、来るべきときに自然に結婚という流れになってるだろうみたいな気の緩みがあるというのもなんとなくわかる。そのへん原作者が美大卒というのもなーんかいろいろ考えさせられるものがあっていろいろ含みを感じてしまうという。

つぐもも2#8

 主人公側への攻勢が激しくなる話。なんか桐葉の状況把握が正確で、なんかもう解決方法見えてるのでは?という感じがするが、とりあえずチャンバラやって和解の流れ?。かけらかなんかを恒常的に補給するのは負荷が高いんで、行き場のない付喪神達の居場所をつくって終わりのような気はするが。
 しかし今窮地に陥ってる付喪神、あんまり特定の権力者に搾取された結果ではないような感じで、ちょっとそのへん深いものがあるような。こう、人の業というかそんな感じの。

シャチバト#8

 人によく似たモンスターと仲良くなれそうだと思ったら…の巻。話は次回に続くなのでなんともだが、どちらかというと前回サブヒロイン担当回だったから、今回は弟クン担当回といったところ。
 サラリーマンものだと思って考えたら、あのようなオタク気質全開の社員の運用方法なのかなと思わなくもないんだけど、あんな感じの落ち着きのない社員本当にいるのか?と訝しく思ってしまう。興味のあることに関して、一旦スイッチが入ってしまったら暴走が止まらないとか、まぁアニメだから誇張ではあるんだろうけど本当にあんなお困り社員、正直リアリティを感じない。というのも、個人的には趣味とか仕事とは関係ないところであんな感じになるのはいても、さすがに仕事上で自制が効かないひといないでしょみたいに感じてるため。少なくとも、オタク気質でも一旦仕事になれば礼儀作法わきまえた仕事人ばかりしか見てないからかな。
 となれば、これ確かにベースはサラリーマンものだとしても、そういうパーソナリティの部分は別に組織人としてのものだけを扱ったものではないみたいな感じ?。自分の言動で人を傷つけることになって初めて自分の行動を振り返って改善できる…みたいなイイ話になってたけど、まぁ現実にはそう簡単に事が進むはずもないので、エピソードの1つとして流しておくのが吉なのかも。

グレイプニル#8

 個人のうっかりな行動のために組織が危機に晒されて、ちょっとした混乱が起きる話。なんか個人情報が晒されるのがいやなら、最初っから携帯端末持ち歩くなよと思うが、そのへん事態を動かすきっかけの役割なんでそこにツッコんでも意味ないというか。エレナのセリフを聞く限り、こうなんというか思い出したのは人魚姫。自分の願いを叶えてもらうために声を失い、相手は自分の記憶を残してないとか、因果関係としては違うんだけど、ぱっと見したときの状況がそうなってるなといった程度のことだが。でもまぁコイン100枚集めるための目的とか、もうひとり歩きしてステークホルダーがそういう状況で動いてしまってるのでなんとも。各組織思惑はあるけど、バトルロワイヤルの状況設定が終わり、動いてしまってるので、あとは非日常で示される、極限状態での人間の振る舞いみたいなものがテーマになるのかね。