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アニメ視聴を後回しにするぐらい読み耽っていたよ。なんつーか、展開として壁にぶち当たる場面はあるんだけど、キレイ事が基本になっていて、リアリティあんの？とは感じるが、読んでいてこちらまで燃えてくるな。投下主の体験がもとになっているらしく、その辺今ドキの高校生事情というか、高校生が望むものが垣間見えるような気がする。東北が舞台らしく、青森や仙台が県外で、県北県南という区分があるようだから秋田・岩手・山形のどこかなんだろう。
も一つ面白いのは安価で展開を拾うという形をとっていること。陸上の競技が複数あるので、どれを見たいか？というのと、やる夫のヒロイン選びというのと二つ。競技については全部描写すると間延びするのでという狙いがあるんだろう。全部を描写して長くなると正直ダルくなるので、これは面白い絞り方。ヒロイン選びはなんか迎合しすぎのような気がしないでもないが、よくよく考えてみるとこれ作者自身が本筋を実は決めちゃってゝ、それに誘導するような話運びを元々しているような気がしないでもない。要するに作者自身が決めた展開に読者が誘導されちゃってるというか。大抵は読者がメインヒロインはコイツだろというのがわかるようになっていて、でもそのメインヒロインの出番が絶妙に抑えられていたりして、｢ホントにメインルートはコイツか？｣と思わせるようになっている…ような気がする。
一応やる夫入部の章は読み終わって、やる夫頑張るの章の第10話ぐらいまで読了。どうやら高校卒業までの話で、完結してるっぽい。自分の中で飽きがいつ来るのか、それとも来ずに読み通せるのか楽しみ楽しみ。
