ファブル#5

 主人公がバイトを見つけるの巻。物語を動かすためにいろいろ無理してたところを整理してる感じやね。かといって話が退屈ってわけでもなし、コントロールが上手い感じ


夜桜#5

 主人公と嫁がデートする話。というより、長男の友人である刑事の紹介って感じ。政府の狗に内通者がいるとか不思議でも何でもないし、お互い良好な関係を築くために仕事を請け負うなんてのも自然な話なのでなんとも。騒々しいシナリオではあるんだけど、退屈な話で、エピソードとしても適当にでっちあげましたという形なので、まだまだ話が本格的に動くのは先の事みたい。

じいさんばあさん#5

 ばあさんの記憶が一部失われる話。まぁ予定調和の話になるのはわかってるので、それまでの泣かせで失点がなければオッケーだとは思う。経営層や管理職が現場の頑張りに付け込んでるというのをよく看破したなという感じだけど、ターゲット層はそりゃまぁ若者ではなくて、むしろ年齢が高めの層ならいい攻めどころといったところ。

ヴァンパイア男子寮#5

 もう一人の竿役が混血で吸血鬼の能力に苦しむこともあるとか何とか。なんかここにきて主人公の女性性が確定しつつあるって感じやな。主人公を男とみなしてBLっぽい見方もできるようにしてるんだろうなと思っていたけど、その要素はだんだん捨てている模様。
 まぁ物語の方向性からして仕方はないんだけど、町のチンピラですら主人公が女だってわかるというのに、メインキャラが揃いも揃って目が節穴とか…。まぁメインキャラでなくても従者とか周辺に気づいてるキャラはいそうだけどね…。メインの竿役も主人公が女だから体が反応してるということなんだろうし、あとは女とバレるのがいつなのかということかも。そう考えると性自認についてなんらかの主張があるわけでもないんだろうなという感じ。

鑑定スキル#5

 主人公(9歳)の婚約者来るの巻。婚約者が自身の目で主人公の人となりを確認して心服するというストーリーラインはまぁこんなもんじゃね?といったところだけど、主人公が他者のステータスを見抜くことができるのはいわゆるスキルとして読者に提示してるのに、婚約者が人の気持ちを見抜くのは能力であってスキルにしてないのがどうも公平でないなという感じ。ヘンな話、こういう形をとるんだったらそもそも主人公の鑑定スキルなんてこんな形にする必要ないジャン…。他者のちょっとした仕草を見てその人の能力を見抜くで全然構わないのに、わざわざJRPGっぽい見せ方をしないといけないのは、なんか現代病理だよなー。
 まぁ鑑定スキルで他人を選別することができても、それでマネジメント能力があるとは限らないので、その能力があるって話が次回以降あるんだろうね。


無職転生#17

 妹が引きこもってしまう話。前世の主人公のあり方、すなわち今はそのやり直しなんだから割と根幹の話。妹がひきこもってしまったというのも、学園では偉大な人扱いの兄と比較されて…という側面よりも、妹自身の思い込みの部分が大きいので、この問題に関してはまぁ確かに主人公がやれることはほとんどないよねーといったところ。厳しい言い方をすると、やはり自分を救うのは自分自身だということが織り込まれてるような気がして、過剰な泣かせ表現をしてないのもなるほどなーという感じだった。

ブルアカアニメ#5

 主人公側を取り巻く厳しい状況説明と、風紀委員会なる組織の顔見せ。銀行が主人公達から返済した金を主人公を潰すために使うってのは、国民を搾取するためのコストは、税金を上げて国民から召し上げるという自民盗経団連のあり方と「完・全・に・一・致」なのワロタ。消費税を倍増したアベもそうだったけど、軍事費倍増したり、そもそも経済的に余裕がなければ子供を作ることができないのに、子供どころか結婚相手もいない貧困層から奪って、子供を作ることができる豊かな層に富を移転する増税メガネの事を言ってるよなwwwって感じ。ぼんやり眺めている視聴者だとスルーしてるかもしれないけど、こういう上級国民でカネがグルグルまわる還流システムだとわかって結構目からウロコっぽい衝撃を受けたので、この手のアニメでもそれなりに仕込んでる要素はあるんだなとちょっと見直した次第。