終末トレイン#9

 主人公の友人が池袋で女王になってる近況と、メインキャラの現況整理…かな?。そろそろ話が大きく動く頃なので踊り場展開。世界の変化の原因を女王に押し付けて…という話のようだけど、個人的にはそのへんの人間ドラマ部分より、世界の変化の方に興味があるのでそろそろ全裸待機といったところ。


Lv2チート#8

 主人公の身元が姫に割れるのと、魔王との調整。個人的にはのんびりセカンドライフは真の仲間に匹敵し、真の仲間より説教臭くないのがええな…と思ってたら、なんか主人公が世直しのために担がれそうな雰囲気。金髪勇者のように虚栄心だけのクズはまぁ自民盗のメタファーで、本当に社会を運営するのは適切なリーダーでないと…という話に持ってくようだけど…。
 まぁご都合主義なのは典型的ななろうスタイルだけど、生活が地に足がついたような感じなので個人的に忌避感はない、ないんだけど、このままだと予定調和に終わりそうでイマイチ突き抜けが足りないなぁと思ったり思わなかったり。


第七王子#9

 戦ってる敵のボスは魔族の中でも飛びぬけてたらしいという話。お涙頂戴的展開があってドラマ的かと思えば基本時間稼ぎだし、バトルも駆け引きがありそうで実は力押しでしかないので正直動きはあっても退屈だった。あと、この主人公のあり方だと転生要素要らなくね?。転生前に舐めた辛酸が全然生きてないというか、これだと親ガチャに勝った王族が実家が太いから文化資産を思う存分積み上げることができるという構図にしかなってない。あと、魔法に関しては主人公の右に出るものがいない状況で助けが入っても本当なら足手まといなんだけど、脇役の見せどころや盛り上げのために下駄を履かせようとしてるのも失笑だけどなぁ。

出来そこ#10

 どうやら主人公パーティーが目の敵にされてることが判明する…の巻。シナリオ自体は三文芝居なんだけど、今回でいえば助けを求めてきた自称弟クンもこれがミスリードなのかどうか現時点では判断つかないけど、お涙頂戴的エピソードを見せられてなお胡散臭かったり、どこか仕掛けをしてるのがわかるので、視聴してる最中も落ち着かなくてなかなか良い。そろそろクライマックスだからいろいろ楽しみなんだけど、ヒキで再登場の欲深騎士だとか未だ顔見せしてない帝国の毒虫貴族どもの存在あたり、もう現代日本の階級社会をいかにも仄めかしてますよーというスタイルがいやがうえにも期待を盛り上げてくる。

鑑定スキル#8

 情報に長けた傭兵と面通し。うーん、父親が死んで少しは主人公に覚悟ができたかと思いきや、どうにも頼りなくって成長の跡が見えず、なのにどんどん成り上がって行ったりしてるのに違和感があってどうにも。なんかストーリーがだんだんダメになってるのが手に取るようにわかるのが辛いね…。ただ、主人公が頼りなく見えてしまうのはもしかしてアニメ化の影響で、原作をテキストで読めばそれほどでもないような気もするのでそのへん未読だからよくわからん。主人公に鑑定以外のチートスキルがないにせよ、もっと人たらしであるとか、機転が利くとか、度胸があるとか、そういうのがあればまだ見られるんだけど、臣下や領民が慕ってるから主人公はそれだけの器なんだよ…ということを察せよではどうにも。このへんルプななのキレのある会話劇が懐かしくなってくるね…。