ブルアカアニメ#8

 ピンク髪に秘密があることが認知される話。このへんゲーム原作なのが仇になってる感じ。おそらくゲームの設定に深みが無いからこうせざるを得んのだろうなと思われるので、このへんシナリオライターを責めてもな…。ただ、そうなるとこのアニメの限界も見えてきたような。クライマックスで一発逆転があるのかな?。

じいさんばあさん#8

 若返ったもう一組のカップルとお知り合いになる話。うーん、これってあのあたり一帯の爺婆が全員若返ったりするのかな?。それぞれの夫婦にそれぞれの物語があって、なぜ主人公?だけが若返ったのかというエクスキューズもそれほどだし、今回の話で限定でもないことが明らかになったし…。話を転がすためとはいえどうもコレジャナイ感を持ってしまう。

夜桜#8

 内閣調査室に出向く話。前回よりナンセンスなシナリオだった…。ジャンプ系ならスパイものとしてスパファがあるのに、なんでわざわざこの作品をアニメ化したのかよくわからんな…。家族の役割が文化人類学的に前近代の踏襲って要素以外に個人的には見どころが本当にないな…。

無職転生2#19

 ついに救出に出発する話。うーん、前回から2週間も間が空いて(一回お休みの特番)、その間もいろいろ考えていたのだけども、重大な選択の時に現れるカオナシキャラの助言をなぜ聞かなかったのかについては、やっぱり自分の人生を自分で切り開くというメッセージなのかなという可能性が一つ。あのカオナシは主人公の中のもう一人の自分と思ったりもしたんだけどそれもよくわからん話で、そうだとするとなぜ別キャラでなく自分自身に問いかける話にしないのかということになるし、カオナシは助言というより予言をもたらしているのでやはり別人格だろうという気はする。
 なので、正直なところ今回の選択で主人公は完全に引きこもりメンタリティを脱却したということになり、まぁこの先も挫折がないとは思えないんだけど、彼の大ミッションは達成され、事実上物語は終わった(別にここから俺たたENDでも構わない)とみてよいのかも。

死神坊ちゃん#32

 ラスボスと再びまみえ、説得を試みるの巻。まぁそう簡単に説得されてくれるはずはないのだけども、アレで敵が翻意してくれるとはとても思えない振る舞い。やはり一悶着あって形の上では拳を交えなきゃなんないのかねぇ?。
 ただ、原作者はわざとこういう展開にしてるのは明白なのでしばらくは展開を見守るしかないかな…。

バンパイア男子#8

 本命には女とバレずにデート、キープ君には女とバレて距離を詰められるの巻。なんかシナリオ的にはパロディのオンパレードというか、シンデレラだのサイゼで喜ぶ彼女とかいろいろ浮かぶんだけど、基本お約束そのもの。
 今までずっと考えていたんだけど、「なかよし」の70周年記念作品と銘打って大々的に取り上げるのも、少女漫画というカテゴリーだからなんだろうなと思って見てる。今LGBTとかジェンダーの自己決定権とか喧しいけど、そこに深く切れ込んだら少女漫画としてのアイデンティティーを失ってしまうんで、最終的には旧来的な男女のジェンダーロールに落ち着くんだろうなとぼんやり思っているけど、そのへんは物語が終わらなければ結論付けることはできないので…。まぁなんだかんだいって、主人公は男のふりをしていてもずっとメンタリティは女であることを死守してるし、男の方は主人公を当初は男だと思っていても本能では女と認識してたようだし…。
 というわけで、シナリオ自身にそう見るべきところは無いんだけど、そういう行間に仕込まれた部分はなんとなくよくできてるように感じる。