友崎2#8

 ポニテちゃんに告白される話。まーそうなんやろなーというのは前回のヒキ見て予想はついていたんだけど、もうちょっと引き延ばすかと思ってた。うーん、しかしやっぱり主人公のリア充化のために周囲のキャラを踏み台というか道具にしちゃってるのが気になる。人間関係ってそんな課題化してミッションを達成するもんじゃないだろうとは思うんだけどもこれが難しいところで、主人公はあまりにもレベルが低いからメインヒロインが問題を分析してそれぞれを達成しやすいミッションに分割して一つ一つクリアさせるというのは初心者向けとしては確かに効果的ではあるし…。イケメン君が主人公にオマエは頑張ってるといわせてるのも、なんかもしかして主人公がミッションをクリアしようとしてるという構造を分かって言ってる?という風にも見えてなー。今回なんパシーンもあったけど、女の子にしてみりゃ本気じゃなくても少なくとも自分に興味があってナンパしてくるのなら一つ遊んでみようかとなるけど、ナンパ何人斬りの一人として個人的な興味をもってこないんだったらまぁシラケるとは思うでしょ。どうせ深い仲になるつもりもなくそういう状況を楽しむって余裕があれば話は別だけど。
 まぁその辺も含めて今回の文学少女ちゃんとの脚本の内容についての話でも、どちらを選ぶか決めかねるというところはそれだけでなく、彼女が悩む、主人公も自分の自信の無さに困惑するというだけでなく、ヒロインと本気で付き合うつもりもないのに課題で彼女を一人作らなきゃいけないからというところで何か読者に考えさせようとしてんのかなーと思ったり思わなかったり。
 ただなー、それいっちゃぁ昔の見合い制度(すり合わせ期間はあるにせよ)だの、キミゼロの告白罰ゲームから始まった恋愛関係全否定だからなー。ただ、そのへんの、どうして個性として自分を選んだのか…というのを気にするのが女の方が多かったりするしなー。
 なんか自分の予想として文学少女とくっついて、大きくは盛り上がらないけどエンディングとしてはそれでグランドフィナーレとなるんじゃないかと思ってたけど、HEにはならず、かといってBEというほど破滅的ではなく、どことなくペーソスを感じさせるサッドエンドぐらいになる可能性もあるのかもという気はしてきた。あとメインヒロインの立ち位置かなー。このままオラクルという立ち位置で終わるのはあまりにももったいないというか、彼女も主人公争奪戦に参加させてイケメン君も入り乱れての三角四角関係にしてドロドロの展開にする可能性も見えてきた…というか泥沼の展開の方が面白いよね…。


外科エリ#7

 パーキンソン病による誤嚥に対する処置編。テーブルナイフであそこまでキレイに切れやせんやろ…とは思うものの、仮にあの場に自分もいたらテーブルナイフで首を切る風景を見たらそりゃ仰天するわなとは思う。相変わらず症例のチョイスとそんな手軽な処置方法があったのかみたいな驚きはあるけどそれ以外は予定調和やなーという感じ。今回の剣でも彼女の軽率な行動(少なくとも控室に移動して処置するぐらいの冷静さはあってよい)で陥った窮地を彼女の機転とか努力で乗り越える展開じゃないとなーとか思ってたけど、それやったらこの件だけで数話を費やしそうな雰囲気なので、なるほどできるだけ毎回症例を出して医学要素を前面に押し出すのがメインだったら、のたのたドラマ部分で足踏みしてる暇はないかも…と納得してしまった。


まほあこ#8

 悪の女幹部側の別チーム紹介。そういやマスコットキャラ黒は別に世界征服が目的ではなかったろうから、主人公よりなのも当然かも。しかしやっぱりよく考えられてるなーという感じ。主人公チームと魔法少女は敵対関係ではなくライバル関係であること、となると、彼女たちが戦うのはむしろ茶番であって…というのは本家の魔法少女モノのパロディとして機能してるんだけど、ただのパロディではなくてそういう構造を一段深掘りしてるのが見てて感心する。組織と個人、キャラとキャラとが多様な関係性で描かれていて、あー中身はフツーの人間なんだーというのがなんか胸に沁みいる感じ。

異修羅#2・3

 城姫クエストのイベントのお供に最新話まで一気見しようとしてたんだけど、「ぼくのかんがえたさいきょうの」感が鼻についてしまって見ててツラひ…。もうちょっと視聴を続けていくとドラマ部分で楽しめる段階に入るのだろうか。