悪役Lv99#7

 主人公がシナリオ通りに状況が進んでるのかぼんやり確認する話。うーん、わからん。この作品、自分がダメななろう作品に典型的な要素がかなり含まれてるからあんまり人にお勧めするものでもないと思うんだけど、かなり楽しんじゃってる。自分のスタイルとして、大抵アニメは流し見程度であとは他の作業をやって、内容は音でセリフを聞いて確認するというものなんだけど、この作品だとその他の作業がおろそかになって手が止まってしまい、この作品に意識が集中してるから面白いと感じてることは間違いないんだけども、その理由がわからん。他の作品だとダメだしする要素が、なんでこの作品に有ってそれでもなお面白いと思うのか、この作品で面白いと感じる要素も、他の作品にないわけではないのになぜ他の作品では自分にとって面白いという方向に機能してないのか、その違いが判らん。今回でも状況が自分の予測通りに進まない勘違い要素がメインになってたけど、陰実の勘違い要素は鼻についてしまうのに(他の視聴者はアレがいいと思ってるらしいし)、なんでこの作品だとプラスに作用してるのか…。
 それはそうと王妃からパーティー用のドレスが贈られてくるの、よーく考えてみたら主人公が王妃に監視観察されてるって以外ありえないんだが、そういう描写は一切ないよな。まぁ王妃の手によって監視されているとしても、主人公の行動に王国や王家にとってマイナスになるようなことはないことが見てわかることだと思うんで、なら王妃が極力主人公を補うというか手助けする方向で動いてる…と考えることができるので、監視がどうのこうのといった要素は物語に必須の要素ではないからバッサリ切り落としてると考えるべきなんだろうけど、そんなに小難しく感がることでもないワナ。