ようやっと追いついた感じ。油断してるとすぐ積み上がるなー。大分新作も出そろってきたけど、一番二番を争う期待株がまだ残ってるから休まるときがない。

ポーション頼み#2

 女神と完治がされる&次の街でウエイトレスとして働くが…の巻。Aパートはこれぞ魔法物語って感じで、物語とは斯くあるべきものと思うのほどの出来だったんだけど、Bパートがねぇ。転生元からの手土産で無双するいつものやつやんって感じで辟易したけど、オーバーテクノロジーは本当に親しい人たちだけでの秘密の約束で誰にも目をつけられずひっそりとしかし幸せに暮らしました…では本当に話が終わってしまうのでそのへんはまぁ。
 OP映像が生まれてから転生直前までの主人公の成長を描いていてなんかホロっときた。ホント平凡に生きてきて特に誰かを搾取するわけでもなくいきなりそれまで積み上げてきたものや関係性を一切断ち切られて、そういう理不尽にいつまでもくじけることなく自分の才覚で生き延びてやるという方向性が窺えて、ちょっと今までの類似作品とは一味違うのを感じる。魔法は決して万能ではないし、自分から帰属に取り入ってチート人生を目指すぞ!という方向性でもないし、そのへんろうきんを視聴してストレスを感じたあの雰囲気とは違うように思える。

天然上司#2

 遊園地の下見に行く話。どうやら舞台は広告代理店らしい。転職先が広告代理店ということで、あれでやってけるんだろうか?、広告代理店なんて0から利益を生み出す虚業なのにあんなのんびりしててダイジョーブか?と思っていたんだが、まぁ広告代理店のすべてが電通のようなあり方でもないだろうし中小ならああいうファンタジーがあっても悪くないか…と思ってたら転職元広告代理店だったというwww。
 今回、ヒキ直前にカタルシスが得られる山場があって、もしかしてこのアニメ毎回見せ所を作ってくるのか?と戦慄してしまうんだが、原作がそうなってるんだろうか。いかにも四コマ原作のように思えてしまうんで、原作にこのようなエピソードはあるんだろうけど、アニメ特有の構成だと思うんだけどなぁ。
 おそらくだけど今後は感想は無しの方向性で。まぁ感動ポルノと言われたらそうだし、大局で見てガス抜きの機能を果たすだけの作品のようにも思えてしまうんだが、個人的には前回も述べたようになろうによくある転生して辛い状況から逃げるのではなく、ポジネガの関係だけど現代日本の社会問題から逃げてないのでそれなりに評価してるつもり。ただ、おそらく書くこと自体はそんなにないような気はするんだよな…。

ぼくあめ#2

 メンバーがほぼ決まるの巻。後半変装応募者がきたときに、これが「ばくれつくん」なのか、それともOP映像のラスト階段の上で主人公を見下ろしてた男キャラなのかちょっと迷ったけど、まぁ期待値通り。後をつけてアパートにまで侵入してるのはフツーにヤバいストーカーだし次回どーすんの?という感じではあるが、今回も総じて手堅いシナリオだった。
 うーん、出来がいいというかスタッフが慎重に作ってるのはわかるんだけど、個人的にはeスポーツに元々そんなに興味が無いし、公式サイトのイントロにある青春群像劇という要素にも魅力は感じてないので、あとは物語の面白さがどれだけ迫ってくるかみたいなところ。破綻なく整合性が取られて得るってだけではあんまりフックにならないのではあるが、現状これは面白いという際立ったものはなくても、ちりばめられた数々のイシューに思いを巡らせる程度の面白さはあるとおもってるから、まずまずの出来とは思ってるんだけどね…。
 しかし@杉田智和があの演技で出てきたら、もうあのキャラがメインだというのが最初っから丸わかりジャンというのはまぁ仕方がないなーという。声優業界でも有名なゲマだし、そりゃ適役と言えばこれ以上はないというほどではあるんだけどwww。

シャンフロ#3

 ユニーククエストに招待される話。強敵とバトルにもつれ込んで、勝たなくても経験値が入る…というのはまぁそうあるべきシステムだよな。今のゲームの大半が経験値を上げるためには敵を倒すことが必須という条件が多くて、これ、逆に考えると弱い敵を何体も倒しても現実にはそれはルーチンワークでしかなくてそこで効率化以外のスキルが上がるはずがない。またスポーツや武道でが弱い相手より強い相手と戦う方が得られるものが多いが、当然強い相手に勝てるはずはないので…。だからゲームというのは現実の人間の学習過程に反する成長の仕方をしてるわけで、そういった意味で主人公が取り組んでるゲームがよく考えられていることがわかるという筋立てになっている。
 しかしあんまりそういうありうべきゲームの姿をいくら示したところで、ドラマとして面白いかどうかといえば…みたいな。この作品が、読者が飽きる前に次々と目新しい要素を繰り出すスタイルなのか、それとも途中からドラマ要素が面白くなるのかは現状予測がつかない感じ。

百カノ#2

 ヒロイン二人が主人公の1stキスを共有する話。両者が大切なものを奪い合うのではなく共有しましょうというテーマはそれはそれは大層ご立派なのだけども、そもそも主人公が二人以上、最終的には百人もの女を独占するという構造が著しく公平性を欠くので…といったところ。かのかのもそうだけど、局地的に正しいことを成そうと努力していても、そもそもの前提条件が間違っているのだから、いくら工夫してもダメなものはダメでしかないから社会的には許されないハズなんだけど、まぁフィクションだから許されるというか、これでコメディ要素で笑うことができなかったらアウトな案件だよなーという感じ。

でこぼこ魔女#4

 娘の方がオーク男に紹介される話。ラストエピソードがエグいなと思ってたら、エルフが娘から母親を取り上げようとしてたことにお怒りだったからということらしい。コメディ四コマみたいな構造だからアリだけどストーリー漫画だったらなんかおっかない感じはする。ぼんやり見てる分にはいいけど、正直訴求力はあんまりといった感じかなー。

オバテク#3

 レースで4位になる話。なんかだいぶ慣れてきたな。スポンサーを得て新しいタイヤで練習出来て成果を上げたという形。
 ライバルチームの二番手、感情をあらわにし過ぎじゃね?と思わなくもないんだけど、マナーを守ってたら彼のパーソナリティーが描けないのでこれは正解なんだろう。
 あと、実写の中継ならコース外の設置カメラの映像と車載カメラの映像の組み合わせでTV放映されるわけだが、アニメだと独自視点の映像を挟み込める*1ので実写の周回を何度も見せられるより見ごたえがあった。

暴食#3

 ヒロインとお忍び視察を名目としたデート。もうちょっと話が動くのかと思ったらそうでもなかった。おそらく話が動き出す前の穏やかな日常描写という要素が大きいのだろう。
 宝石の岩石は、磨けば宝飾品になる類のものかと思ったら、砕いて岩石標本みたいにしてたwww。肩透かしなのは肩透かしだったけど、なんか結構やるなと思ってしまった。


MFG#3

 予選終了直後は選外だったが、規定違反が出たため繰り上がり決勝進出決定。ヒロインが理不尽に平手打ちはビックリした。でも、こういう女の理不尽とか昭和期の映像作品はそこそこ見かけるものだったんだよな…。そのへんイニDがヒットした当時の世相を反映してるとかそんなのだろう。昭和期は女だけでなく男も結構身勝手だったというか、女になにかされるからには男の方もなにか女にそうされるだけのことはしてるのだろうというケースも多かったから、DDだったりするんだが、コンプラとかポリコレ全盛の現在、ちょっと今ドキの若者には理解できないかも。
 ドリフトシーン、そういうコース設定だから仕方がないんだけど、いちおう見せ所なんだからあんなに連発してると有難味が薄れてしまうのでは?。実際自分も途中からクドく感じてしまったし…。

*1:映像が統一されてるし、見どころだけを編集したダイジェスト版を見せてくれるのはありがたい