デキ猫#8

 捨て猫の保護と、スーパーの店員と距離が近くなると、過去話。まぁ、フツー?ってことかも。過去話は新エピソードが追加されてたけど、大筋は全然変わってないからネタ切れってことですかね?。


ラス為#9

 かつて放流した悪人?が助けを求めてきたという話。隷属の契約で相手が主人公に危害を加えることがないのが明らかなのに、なぜか高圧的にwww。
 今回はちょっと評価が難しくて、元悪人くんが主人公に対して最初っからすべてを打ち明けたらスッキリ話は進むのに、なぜか情報を小出しにして読者を焦らす手法を取ってるのが気になった。いちおう、彼が人から大切にされる経験をしてこなかったから、自分の気持ちを含めて言語化する能力がない…というエクスキューズがされてるので、理屈付け自体はわかるのだけども、個人的にはあまり褒められるような手法ではないという感じ。キリスト教どころか仏教でも悪人を救済して改心させる話は山のようにあるけど、基本的にそういう説話は人として基本的な認識を共有する人たちに支持されてきたし、今ほど価値観が多様化されてなかった前近代あたりだと、そんなに認識が違うものが何らかの共同体に属して生きていくことは難しい。山奥の隔絶した集落で、そこだけにしか通用しないローカルルールで共同体を形成しているところは驚くような陋習があったりするけど、いちおうこの物語の世界だと、そういう文化自体が違うような人たちが出てきてるとも思わないので。
 で、逆にこれが面白いのは、こういう作品がウケてることというからには、むしろこの元悪人のように人から大切に扱われなかった人たち、もしくは人から大切にされることとは何かということについて、もうコンセンサスが得られない時代になっているのかも…という話。上記でちょっと触れたように、現代では価値観が多様化してしまったために、ある人がいいとか悪いとか、なにかしら一定の判断を下す一つ一つのことが他人にとってはそうではないということもおそらく実際に問題化していて、それが児童虐待のように、昭和時代だったら貧富の差だとか家庭によっていろいろなアレンジはあるだろうけど、子育てだったら大抵こうするのがセオリーみたいなものがあったと思うんだけども、そういうのが廃れて、一定の上級国民は子供のうちからたくさんの習い事をさせて、動物園化した公立校を避けてお受験をさせ…みたいなレールと、その動物園化した公立校にしか行けず、大学進学なんてそもそも選択肢どころかそういう選択肢すらあることも最初っから知らない層が庶民の中でもそれなりの割合いるわけで、その中でも酷いのが報道されるほどの虐待親に育てられた子供なのであって、そういうむしろポストモダンになったからこそ悪化した格差社会みたいなものが描写されている(から支持されている)のかもと思うと、このエピソードだけ見てこりゃアカンと判断するのも危ういかなと思った次第。

中華ケーブル内装フレーム来た。

 呼び鈴なってスグ玄関に移動していったのに、戸を開けて見たら配達員、不在通知を持ってたwww。なんなんだろうなこのモラル感ってとこだが、運よくその場で受け取り完了。ちなみに関税3000JPY+手数料200JPY取られてサマーセールの浮いたカネが相殺されたwww。今まで中華フレームで取られたことはなかったんだけど、そこは岸田増税の煽りなんだろうなという感じ。
 ただ梱包はちょっとばかし丁寧で、段ボール全体を包み込むような合成繊維の布のようなもので包まれてた。ただ、これ意味あるのかわかんない。一部大きくダンボールがへこんでるところがあってまさか日本に到着してからの扱いではないと信じたいけど、これに大きく役立つような処理ではないと思う。勿論中身に異状は無し。ダンボールを開けて見てもフレーム類の保護は普通の処理。
 内容物は、フレーム・フォーク・シートポストの大物と小物、小物はヘッドパーツにスルーアクスル、シートポスト固定金具に保護のゴム。ヘッドスペーサーはついていなかった。TAはちょっと変則的で、QRのようにレバーがついていて手で回しやすい形式。ただそのレバーの反対方向にナットのようなものがついている。普通ナットはついてなくてTAのネジはフレームやフォークに切られてるネジ山にねじ込むんじゃないの?。
 ヘッドパーツ上部はケーブル内装用の穴が開いていて、ここにすべてを放り込むらしい。セラーの商品ページにはダウンチューブ上部にシフトケーブルを入れるための穴が開いており、ここにグロメットを介してケーブルをフレーム内部に入れるようになっているのだけども、届いたフレームにはその穴が最初っから空いてなかった。
 フレームのボトムブラケット直下にはケーブルを通すためのガイドもついておらず、RD取り付け部付近にケーブルが出てくる穴が開いているが、ここにアウターストッパーはついておらず、RD用のワイヤーケーブルはフルアウターで
 ヘッドパーツに空いた穴→フレーム内部→RD付近の穴→RDテンションボルトまで
 通すことになっており、それ以外の選択肢はもう電動でディレーラーを動かすしかない模様。自分は
 ダウンチューブ上部の穴にグロメットのアウターストッパー→フレーム内部→RD付近のフレーム後部に空いた穴にグロメットのアウターストッパーまでの長い部分、インナーワイヤーだけ通すつもりでいたんだけど、ダウンチューブ上部に穴が開いていないからその選択肢は潰された形になる。ケーブルアウターはワイヤーを引く際に抵抗になるし、そこそこ重量増になるからなるべくインナーワイヤーだけフレーム内部に通したかったんだけどな…。
 ただ、ヘッドパーツ上部にケーブルを通すための穴が開いているから、そこから水が浸入するので、これ大丈夫なんかな?と思ったんだけど、フレームに通すケーブルは全てフルアウターだから、インナーワイヤーが水に濡れて錆びる心配はないので、ボトムブラケットが濡れて錆びる心配ぐらいしかないということになる。
 ちなみにフレーム色はDarkGreyを選択したのだけども、セラーのページで見ると艶アリのように見えて、実際の色はガンメタの艶無しって感じ。文字も黒で目立たないのが個人的にはちょっと残念というか、他のセラーだと文字無しのフレームもたくさん見たから、ブランドを全面に押し出すと売れ行きがよくないのかなと想像してしまった。
 まぁ油圧システムもホイールも調達できてないから組むのはかなり先のことになりそう。そもそもそれ以外のフレームも何本かあるけど、それすら放置なのでいつのことになるやら。基本的には油圧システムの取り付けの練習と、油圧ブレーキの使用感を知りたいから、このフレームを優先的に組むつもりではあるんだけど…。
 しかしこうなるとRDの動作が重くなりそうでちょっと心配。今までだとハンドルからシフトレバー取り付け位置までアウターが出る構造になっていたので、ハンドルを切るとアウターの曲がりが変化してそこでアウター長を工夫しないといけなかった。このフレームのようにヘッドパーツ上部でワイヤーを中に入れる形だと、ハンドルを切ってもハンドルからヘッドパーツ上部までのアウター長は一定だけども、フォークコラムに巻き付いたりほどけたりする形で、フレーム内部でアウター長が変化することになるのでそれがどのように影響するのかわかんないのが不安材料。ハンドルからフレーム内部にまで至る部分で、アウターの曲がりがキツくなるかどうかもちょっと不明だし


 いちおうフレームを購入したので、これでどのような工具が必要になるのか大体方向性が決まってきたように思う。いちおう油圧ブレーキフルードブリーディング工具は購入してあるんだけど、油圧ブレーキ用のワイヤーカッターやねじ込み工具もまだ購入してないし、ローターの曲がり修正工具も未購入。油圧ピストン戻し工具も欲しいところだけど、高いんだよな。いちおうなんらかの差し込み工具やメガネレンチで代用してる動画も見たので、必須ではなさそうだけども。まぁなにより油圧システムとホイールがないと形にすらならないからそのへんはまぁ。