通勤に使ってみた。

 SL-01ツーリング仕様なのだが、FDの調整が不十分なまゝ通勤に使ってみた。アウターに入れると盛大にプレートの外側とチェーンが擦れてしまって音鳴りがするのを我慢しながらだが、いちおう変速はちゃんと出来ていた。
 が、やはりおかしいので帰宅してから取り説片手に調整。画像は白っぽいが、P7100の露出ダイヤルが回ってた。



 やはり前上がりのサドルが強烈におかしい。のだが、下げると不具合が出るのがもどかしい。革サドルは割と前上がりセッティングらしいのだが、さすがにこれは見苦しいと自分でも思う。
 さて、FDの調節だが、結論からするとワイヤーの張りが全然足りなかった。取り説だと1.ワイヤーを張る前にインナー側(ローギアに入れる)の振り幅をネジを回して制限。2.ワイヤーを張ってアウターローに入れ、トリム位置での調節をワイヤーテンションで調節。3.アウタートップに入れ、アウターの振り幅をネジを回して制限。とかなり簡単だった。今のところアウタートップでかすかにチェーンが擦れるぐらいであとはチェーンが音鳴りすることは無い。もうちょっとワイヤーを張ったほうがいゝんだろうが、そもそもアウタートップに入れることがまづ無い(おそらくツーリングでも下り坂と追い風平地オンリー)ので、不便はしないだろう。カンパより使い勝手はいゝかも。
 通勤での使用ギアの組み合わせだが、やはりほとんどアウターに入れっぱなしで事足りる感じだ。しかも上記でふれたとおり、トップ11Tだけでなく、13Tに入れることも無い。平地での常用ギアは15T、17T、19Tといったところで、この部分を過ぎてしまうとなんか「コレジャナイ」感覚に捕らわれる。通勤用に使っているSR600が、前50Tの、後ろ17-19-21-23-25Tが割と使いやすいのだが、SL-01だと選択肢が少ないといった感じ。正直な話SL-01を通勤に使いたいと思わないな。
 しかしちょっとキツい坂はかなり楽だった。距離が短すぎるので全然使用感にもならないのだが、低ギア部分に余裕があるのは感じられる。ホント、ツーリングにしか使えない自転車になってしまったようだ。
 そうそう、今日初めて気がついたのだが、SL-01で前から気になっていた段差部分での異音、カセットロックリングを締めてないがために、スプロケ歯がお隣をしていたゞけだった。カーボンバック部分がフレームから取れかけている音にしては盛大すぎると思っていたのだが、やはりだ。また今度締めなおす事にしよう。