ようやく組み上げがほゞ終わる。

 2時間ぐらいで全部終わるだろうと思ってたんだが、倍かゝった。てこずったのはやはり調整部分。STIの取り付けは思ったより大変ではなかった。

 握りの下部分にシフトインナーを差し込む。インナーは右に写っているが、取り説にはテフロンコーティングと書いてあった。そんな感じがするが、テフロンコーティングって今までずっと黒いという固定観念があったので、なんか不思議な感じである。

 そのまゝ差し込んでいくと、このように規定のルートから外れちゃうので、

 カヴァーを外して(めくって)ルートに沿わせる。

 通ったところ。

 STIをハンドルに固定するのに、わっかの部分をわざわざ外してハンドルにセット、その上でSTIを固定した。反対側のSTIはこのわっかを外さずにセットしてみたが、外さなくてもオッケーだった。

 ワイヤーはあらかじめ通しておいたシフトインナー。六角レンチでSTIをハンドルに固定する。

 こっちはSTIの右側。シフトを通すところが丸い穴になっている。

 これはインナーを素直に通せばよい。簡単。

 ブレーキを通す。カンパと違ってインナーの太鼓がはまり込むところが穴の形になっておらず、ちょっと戸惑う。

 が、なんの問題も無く嵌りこむ。実はブレーキのアウター、インナーとも前に付けていたカンパケンタウルエルゴのを流用した。どうせ径は一緒だし、丁度良い長さに切る手間が面倒。

 フレームにあたる部分にビニールチューブを被せる。これも前のアウターにつけていたのを再利用。ちなみに切断が面倒ということで、シフトアウターはシマノゝを使ったが、切らずにそのまゝ使った。本当はある程度切り詰めたほうが抵抗も少なくなるはずなんだけどね。でもまぁ長いと曲がりの曲率が大きくなる可能性があって、それほど変わらないかもという期待はある。
 あとはチェーン張り、ブレーキにワイヤーの取り付け、ボトルケージの取り付けなどをやって、室外に持ち出して調整に入った。
 RDなのだが、Bテンションボルトは意味無かったかもしれない。あと真ん中3段ほどしか変わらないので調節ネジをいじった。割と簡単にトップからローに調節が完了。結構しんどかったのがFD。振れ幅とか最大寄り位置だとかゞ何度いじってもうまくいかない。20〜30分ほどいじったが、まだうまくいっているように思えない。
 ハンドルやSTIの位置はKXのときとは位置決めの方法を変えた。KXのときはポジションが適正と思われる自転車から三角形を写し取るという形で行ったが、結構うまくいかなかった。某巨大掲示板で、まづ下ハンの位置決めをするのがセオリーということで、下ハンを持ちやすい位置でステムを締めてハンドルを固定、その後STIの位置決めをした。
 もう日が暮れて真っ暗な中での作業であり、しかも調整にくたびれてもいたのでうまく行っているとは思えないので、しばらく通勤に使ってちょこまか調整していきたい。


 いちおう画像を撮ってみた。OptioS10は真っ暗になるとまるでピントが合わず、無理にシャッターを押しても真っ暗な画が撮れるだけだったのだが、P7100はちゃんと撮影できる。
 ちなみにハンドルにバーテープはまだ巻いてない。サドルの色に合わせてフィジークのアンティークブラウン色を買ったのだが、このハンドルだと平たい部分には巻かないので、なんだか使うのがもったいなくなってしまった。同じくフィジークのバーゲルを買ったのだが、これも使わず仕舞いになった。前のDeda Maraに使ってたチネリAVSゲルの再利用でオッケーじゃんということで。