Lv1ルーム#8

 主人公が勢力争いのため勇者に復帰することを求められるの巻。あー、やってることがいちいち自分のツボに嵌って弱った。秘書のポンコツ度合いは決して笑わそうとしてるというよりは滑稽さの演出だし、土下座や上司部下どうのこうのと社会人ごっこをやってるのも、全体の雰囲気が浪花節なのもすべてパロディであって、そこにストーリーのシリアスさが太い軸となって進んでいくので、こちらとしては心踊らされながら視聴するしかない感じ。そうそう、どこかアキバ冥途と同じ雰囲気を感じる。@大空直美のいつものロリババアというかあんまり女を意識しない声色と、大人の女の声色の使い分けが、これまた引き込まれるんだわ…。
 これ、ホントに1クールで終わっちゃうの?。なんかもったいない。

ダクギャ#7

 本格的に幽霊狩りに突入。メインキャラが取り組んでるミッションはディテールがストーリーに絡まないので、今のところ本当にメインキャラ同士の関係性に集中できる。なんかちょっと珍しい構造やな。前回気になってた、女子小学生がヒロインの思惑をどう捉えてるのかいろいろ考えてるんだけども、この作品がそういう意味なのかどうかはわかんないけど、個人的には二人はお互いの行動や意図を察しているので、示し合わせているのではないが紛れもなく共犯関係で男を巻き込んでると考えてる。
 女子小学生もオカルトが大好きなだけで、いちおう母親がどうのとか言ってるけど結局のところそれは二の次だろーと思ってしまうわけで、そのへんの女二人の前のめり具合が一つの恐ろしさの要素になってるような気がする。ヘンに毎回いい話で終わらせるんじゃなくて、それぞれオカルトに対するどす黒い欲望にまみれてるからこそ、この作品を面白いと感じているつもり。



シンデュア#7

 ヒロインがメンテに出される話。主人公を育てたのがAIロボットだった…というのはおそらくアイノイデンシと同じだと思うが、こっちの方が流れが自然だとは思った。
 結果的に壮大になるのかもしれないが、今んとこ厳しい世の中をどう生きるか?というテーマが個人の問題にとどまって、あんまり広がらないような気がするがよくわからんところではある。