ななつま#5

 トロール暴走事件について動物愛護ちゃんが攫われる話。うーん、チェック時は割と面白くなりそうな予感がしてたのだけど、これだけ話が進んでも面白くなるような気配があんまりしない。キャラに志の高さを付与しても、行動が伴ってないから口だけなんだよな。でもまぁ他の作品のように既に人間として完成してる勇者とか大人として学園に入ったわけでもなし、成長余地を残してるんだろうな…。
 しかし前回死者が出てないらしいwww。入学時に死者が出てもおかしくないという前提条件は示されてたから、そういうこともあるだろう、というかこれがそれか!ぐらいに思ってたぐらいだから生徒だか学生だかが死んでも不思議はなかったのだけども。逆に死者が出ないことで結局甘々な世界なのね…と失望させられるんだよな。大層なことがあっても誰も死なないのなら最初に脅すなよ…。

かのかり#29

 クラファン企画映画もほぼ撮り終わり、残りのシーンで主人公とヒロインが周囲に気を遣われる話。撮影スケジュールが延びたという話もなかったから、おそらく映研の監督も気を利かせたんだろうし、なんか優しい世界やな…。ヒロインの祖母が大女優なのにパンピーと結婚してるし、そのへん主人公とヒロインとの関係の相似形みたいな感じっぽい。
 別に何かダメなところがあるわけじゃないけど、こうトントン拍子でしかも何らかの盛り上がりがないとちょっと物足りない感じがするのは、視聴者として贅沢なんだろうな。

デキ猫#5

 前回の続きでょぅι゛ょのお誕生会に誘われるの巻&オマケ。あんこ猫というワードが思わせぶりだけど、今まで黒猫だったということについてのイジりもなかったし、うんまぁその通りよねとしか。ぼんやり眺めている分には日常系として悪くもないけど、それ以外の見どころはあまりない感じ。

アイノイデンシ#5

 AIの性格矯正の巻。ゲストキャラのうち男の方は依存症だろうし、子供の方は高機能自閉症がネタっぽい。依存症は気長な治療、自閉症は投薬によって精神の安定が見込めるけど性格を矯正することは人間だとできないハズ。これを物語では人間の事ではなくAIのバグとして描いてるあたり、やっぱりフィクションやな…という感じ。依存症や自閉症を身内に持つ家族だったら洒落にならん話で、どうにも耐えきれないから病院に治療に来てるわけで、それが脳の書き換えで治るというのなら治す以外の選択肢がないのはそりゃ当然でしょというしかない。支援者が根気強く長期でつきあわなくちゃならないから依存症は大変であり、自閉症も治らないから家族が悩むわけで、そこを簡単に解決しちゃったらドラマにならんでしょー。
 人間の事ではなくAIの事として描き、治療できるとしてるから依存症や自閉症の問題から逃げてるし、そもそもそういうバグのあるAIなんて設計上できないようになってる筈でしょーと思うのでリアリティの欠片もないしで、視聴者としては困惑するしかない。結局主人公のストーリーが中心にならないと面白くならないのかもね…。

梨ジャム

 もう大分梨が傷んできたので意を決して作業に取り掛かった。

 かなり黒変してる。2つほどは全損扱いで捨てたが、表面が凄いことになってる割に中身はそれほどでもというものが多かった。でもどの梨もたいてい中心部の種周辺が傷んでた。
 果実の塊を残したいが、あまり大きくても困るので細片に。四つ切したのを横からスライスに近い形で切り、それをみじん切りっぽくさらに細かくする。スライスの途中は何故か切片が散らかって、なんと包丁の内側にまで飛び込んでくるのが煩わしい。
 結局皮をむいてジャムを作る分の重量を図ったところほぼ1㎏ほど。梨の半分は上記の細片にして、残り半分はすりおろす。これに砂糖を700㌘ほどとクエン酸小さじ1を投入して加熱。前も述べた通り梨はペクチンが少ないので思いっきり煮詰めることに。どうせ水分をたくさん飛ばすために長時間加熱しなくてはならないのだから、もう梨のフレッシュ感に期待してはいけないと思って、弱火で一時間ほど。
 できた量はジャムの空き瓶からちょっと溢れるぐらい。瓶に入りきらなかった分は朝メシのパンに塗ったのだが、なんと今年作った一連のジャムの中で一番流動性が低かった。オマエ、ペクチン少ないんじゃなかったのか…。
 味は…。梨のジャムのレシピをネットで検索してた時に目にした、「リンゴジャムと味が変わらん」。生食したときの梨の味が感じられないのはともかく、リンゴにはない梨特有の爽やかさも感じられず、ちょっとがっかり。梨は三袋合計600円、砂糖が約100円分だとすると、原料費で700円したことになるがこれで市販のリンゴジャムとそう味が変わらんとなると素直にリンゴジャムを買った方がコストパフォーマンスにも優れるというもの。砂糖も減らし、加熱時間も短縮すれば、梨のフレッシュ感も出せるかもしれんが、おそらくそれだとパンに塗ることができるだけの流動性を確保するのは難しいだろうし、次からは無しかな…。