てんぷる#4

 ヒロインの見合い話本編。流れで“キリスト教の”結婚の誓いになってしまうとことか、自分の中の天使と悪魔が口調は逆でも中身は一緒だとか、コメディ要素がキレッキレで楽しめた。
 なんやろ?、ヒロインがエッチなのも自然で、なんというか隠すからいやらしいので、自分の欲望を自然に受け入れていればある種の爽やかさみたいなものがあって、これ、史実の釈迦が苦しみから脱却するために厳しい修業をしたけど、そこに本質はないことを悟ったというアレ、つまり苦しみから逃れようとしてさらに苦しむのではなく、あるがままを受け入れることが解脱に繋がるにも通じるものがあって、なぁんだ、それなりによくできてるジャンと思った次第。

レベル1#4

 安い家賃の賃貸を引き払おうとするが、記念に残すことにする話。中身はいつものご都合主義的異世界転生モノであることは変わりがないんだけど、もう最初っからサラリーマン応援歌というかブラック企業批判というところから1㍉もズレないので、慣れたらなんてことはなくなったなという感じ。
 CM前とCM後のアイキャッチが神拾に似てるからちょっと調べてみたら、監督と制作会社が一緒だった。

ライザ#5

 メイン三人が方向性に向かって根を詰めていたが、商人の娘の提案でちょっとした試練というか成果発表会が行われる話。うーん、ストーリーの大枠が荒唐無稽なんでその辺代り映えしいないんだけど、各話のテーマがはっきりしてるのでシナリオとしてはそう悪くない感じ。まぁなんというか、結局錬金術師と女戦士は学校の(先生の)メタファーだよね。主役仲良し三人組は島内生まれ島内育ちで、おそらく親の仕事を継ぐのがセオリーで、仕事のやり方は親の手伝いをしながらOJTで学んでいくわけだが、当然島のやり方、親のやり方というローカルルールを会得していくのに対し、先生たちは島外から来たしおそらく各地を巡って汎用性の高い知識ややり方になれているから、そういう世界で通用するある意味絶対的な価値観を彼等から学ぶということになってる。で、先生たちは生徒の発達段階に適した課題を与えているし、今回の「採取した素材を使って女戦士を追い詰める」下りは、習得した定義や定理を使って応用問題を解くという学校での学習内容に近い構造になってる。まぁ今までの話がそういう教育に関して述べられてきたわけで、そういうのは彼等の成長物語としても順当な話運びではあるんだけど、1クールだとするとそろそろ折り返し地点だけど、こんなのんびりやっててダイジョーブ?という気はしてる。まぁ人気タイトルのゲームが原作だし、宣伝も兼ねてということなら資金も潤沢で2クールあってもおかしくないけどな…。
 しかし自己決定権の有り無しでいうと、商人の娘は各地で取引をやんなくちゃならないからなんでも学んどけという話になり、島内出身三人はむしろ島内での社会的役割を本来なら押し付けられてる筈なんだけど、そのへん自己決定権は商人の娘にはなく、封建社会にどっぷり漬かってそうな島内三人組のほうにあるって、ちょっと変則的でオカシイ感じ。でもまぁ初回で示されてたと思うんだけども、この島はおそらく地域的には日本のメタファーだし、島内三人組はこんな陋習で衰退中の日本なんて出てよく学んでよく遊び世界にはばたけ日本の若者よ!って感じだろうから、そのへん物語の構造的になんらおかしいところはないんだけどな。

あやか#5

 主人公が自分の父の話を周囲から聞く&トラブル発生の巻。BLライクな雰囲気も今回はあまりなかったし、物語としては落ち着いてきたかなという感じ。火と水の相克という構造のようだが、主人公が水属性側だとして、そもそも火は何のメタファーなの?ってのが気になる。
 主人公もこの地に連れてこられてそろそろ馴れてきたころだとは思うが、彼になんらかの使命も与えられておらず、使命感がないのは当然として社会的役割もはっきりしないので、どうせ救世主的役割を割り当てられるんだけど、まだまだ物語は動いてないような雰囲気。


ライアーライアー#5

 メイドちゃんとの対戦の巻。うーん、もうメイドちゃんが「負けるわけにはいかない」と伝えた時点で勝負の行く末は見えていたから何の意外性もなかったんだけど、イカサマ使用を中止するシーンで二人の信頼関係が浮かび上がる所はなかなかのもんだった。
 うーん、やっぱりゲーム部分がしんどい。ルールが簡単で分かりやすいのはありがたいんだけど、今回の話でいうとカードの役割とか各カードの効果とかがもう本当にどうでもいいというか。しかも既に初期条件が固定化されてるし、そもそも一つ一つのゲームがそれぞれのエピソードで使い捨てられていくので、こっちとしてもゲームの妥当性を判断する余裕もないし正直ゲーム内容自体に興味が持てないようになってるのが非常につらい。
 で、上記の通り、ドラマ部分とか、それぞれの話のテーマとかそこに込められたメッセージ性とか各キャラの心意気だとかそういう部分は全然悪くないのでテキストとしてバランスが悪すぎる。原作を読むのだと自分のペースで追っかけられるから各自がその理解度に応じて熟読したり流し読みしたりできるんだろうけど、これ、自分だったらテキストベースでもゲームバトルの部分は読む気がしないんじゃないかと思ってしまうな。
 なろう系作家だとシナリオの部分が原作の段階でダメな場合が多いんで、アニメがつまらないのは別にアニメスタッフの実力がないからではなく、原作自体がつまらないから…ということになるが、本作の場合、例えばシリーズ構成とか脚本家に実力のある人を連れてきたらゲームバトルが面白くなるの?、そもそも原作ファンでもゲーム部分にそんなに魅力を感じてるの?という疑問がある。で、人はこういうシチュエーションのときどう行動するか?の部分は悪くないので、原作者に実力がないわけではないこともわかるんだけど、そのへんどうしたものか。


小さな先輩#4

 幼馴染担当回。BL同人描いててコスプレーヤーならBLモノの男装コスをやっててもおかしくなさそうだけど、そのへんコスプレーヤーは通常こんなコスをやってる筈…みたいな無難な方向性だったな。まぁそれでも同人とコスとかガチ勢やんって感じだけど。
 ポジション的にも主任とくっつける方向性なのは前回までで予想できたことだけど、こんなに企業内にプライベートな側面を持ち込んでダイジョーブなんだろうかと思ってしまう。
 で、この作品が支持されてるってことは、プライベートを持ち込んでもオッケーな会社素晴らしいって読者に思われてるってことなんだろうけど、それもよくわからんところで、それって昭和の高度成長期の企業風土と構造が似通ってるんだけどそれでいいの?と思わなくもない。昔は娯楽が今ほど多種多様でもなくて、やれ飲み会だとか贔屓の野球チームで話が盛り上がったりだの世界なのであって、だからこそ社内運動会だとか社員旅行が盛んだったんだけど、その延長線上にこの作品のこの会社の社風があるということだけども、今ドキの若者って社員旅行も会社の飲み会も基本的に嫌がってるよね…。

実は#4

 主人公の義妹に王妃の魔の手が伸びてくるという話。そんなに評価してるってワケでもないんだけど、割とバランスは考えられてるのかもなと思った次第。個人的に妹視点でこの作品を眺めるとそれなりに楽しめるというのは前にも述べたところだけど、それだけだったら内輪ウケに過ぎなくてやり過ぎると独善的になるだけなんで、王妃の存在でシリアスに振ってきたのはそれなりに話が締まって見えるなというところ。で、その王妃も単なる倒されるべき悪の親玉という立ち位置ではなく彼女にも存在価値があるという触れ込みで単純な勧善懲悪にもなってない。
 しかし王妃の地位を脅かす存在になるだろうから妹ちゃんを消すttことだったら、王妃が生まれたての主人公を捨てたのも、将来自分を脅かす兆候が見られたから…という筋立てではなかったはずで、カンストで上位の桁数が認識できないという設定の割に、主人公の能力に底知れぬものを感じたり器の大きさを感じてるキャラも居るわけで、ではなぜ王妃が主人公をアッサリ捨てたのか、やっぱり将来自分を脅かすかも見たいなものを感じてたかもとかも可能性としてはあるんかね?。
 そもそも転生しても目指すところがひきこもりなんだったら、転生前もひきこもりだったんだから、転生することに合理性どころか意味すらなくって、ただ、この作品が支持されてるってことは、読者層の大半が別にやりたくもない仕事に従事しててその仕事が楽しいわけでもやりがいを感じてるわけでもなく、こんな仕事を続けてるぐらいだったらまだ引きこもってる方がマシとでも考えていて、それでも仕事を続けてるのはひとえに食っていくためだし、せめて嫌な仕事を続けるんだったらこの作品の主人公のようにその仕事に社会的意義があって欲しいだとか周囲はもっと自分をちやほやして欲しいって願望がっ込められてるからなのかなと思ってみたり。

城姫クエストイベント

 昨日に終了。1対1のPvP戦で自分とは相性が悪かったのだけども、初日から仲間登録してる人がガチャ特攻姫を助っ人に登録してくれていたので、1000位以内をうろちょろすることはなかったが、結局500位ボーダーには入れなかった。
 それでも2時間ほどでも走っていれば500位ボーダーは入れたのだと思うけど、もう本当にモチベーションが上がらん。
 艦これはイベント毎に千円ずつ合計数万以上ツッコんでるのに、一度辞めたらもうそんなに後ろ髪を引かれることもなかったのだけども、これもどうしたもんかね。かといって艦これのようにイベント時に強烈なストレスを感じることもないのでそのへんあやふやな感じ。

ん?

 梨と桃。梨は一袋@150円の三袋だからちょっと法外に安い。桃は前と同じ一箱800円なのだが、前はあかつき、今回は白鳳だと思う。もちろんジャム用。四回作って結構懲り懲りだったんだけどなぜか用意してしまった。ただ梨はどうなるかわからん。痛みかけでこりゃダメだと思ったのは買ったその日に2個生食。その痛んだ梨も切ってみると種周辺が黒変していて日持ちがしないような感じ。おまけに香りも少なくてやる気が出ないうちに全滅するような気がする。
 桃はなんとかなるかなぁ。まだ青みが残ってるので追熟させてそれなりに借りが高くなったらジャムにしたけど、前回の桃ジャムからして着手のハードルが高かったし、作り始めても浸透圧で水を吸い出すときにかなり放置したからなぁ。