スパイ教室#16
黒髪ロング視点はミスリードでしたという話。ちょっとやられたwww。虐待の過去が前回までに語られてたりしたら自分も疑問を感じてたかもしれんが、今回のエピソードの主役は眼帯ちゃんでした…というオチ。オチまで全然眼帯ちゃんに主体はないという描き方だったから、彼女は他の仲間から守られるべき存在と思わされていたという。なので、黒髪ロングちゃんが愚かだったのも読者の目を彼女にくぎ付けにするためだったのだと今ではわかるし、眼帯ちゃんに関して何らかのほのめかしもなかったというのも、スパイが物語中で敵を出し抜くだけでなく、原作者もしくは彼が動かしてるキャラが読者を出し抜くという二重の構造になってるから、自分もうまく騙されました…という話。
魔王さま2#16
ょぅι゛ょの布団を買いに行って魔王と勇者がいちゃいちゃ。新OP映像見たらやたら魔王と勇者の距離が近いんだけど、もしかして女子高生の恋は報われず、魔王と勇者が引っ付いちゃうの?。いずれ魔界に帰るといってるし、そうなると人間を連れて行くという話にはなかなかならんよな。
よくわからんが、魔族と魔界の人間達が豊かな土地をめぐって争ってるだけなのであれば、現代日本の技術を持って行ってそれなりに豊かにはなるとは思うんだけど、それで貧しい土地が豊かになるわけでもないし、化石燃料をバンバン燃やしてそのエネルギーで便利な生活が達成されており、でそれは化石燃料を持っているか、持っていなくても権利を握って独占してるというのが現代世界の現実なので、それは豊かな土地(権利)を奪い合ってるだけの話なんよな。
まぁラストどういう結末に持っていくのかわからんけど、そういう技術や話し合いで万事オッケーというお花畑になるのかどうか。
ラス為#5
騎士団でキャッキャウフフ。やっぱカタルシスの演出がないと退屈よなー。結局騎士団長の息子を引き上げるのもコネじゃんと思ってしまうし、それならアベに税金をチューチューさせてもらったり、アベの不正を見逃したり、アベの政敵を追い落としてアベを守ったらアベに優遇されるのと何が違うのかわからん。次回、犯罪に関与したキャラが出てくるみたいだが、彼を助けたところでシラケるかも。岸信介はウヨクを使って一般人を堂々殺害してたわけで、そもそも岸は汚いカネは直接使うなという信条の持ち主だったのだから、彼自身の手を汚さず悪いことを代行させてたわけなんで、悪人を改心させて手駒にする展開になったらどうしたもんか…。
アベに虐げられた庶民が声を上げれば、警察に取っ捕まったり、アベに「こんな人たち」と敵視されるわけなんで、主人公がサイコパスではなくなったからといって、それが本当に民にとってよりよい存在なのかどうか、彼女が救ったキャラ達は今のところ極めて彼女に近い存在達だけなんで、ホント一歩間違えば善悪が一瞬にしてひっくり返る表裏一体の危うい構造になってるとは思う。今んとこ主人公は「全ての民」にとって善政を敷くって方向性のようには見えるけど、それを突っ走ってくれても物語としては単調だしな…。
聖者無双#5
まーたハードな訓練を積んだ…というお話。悪徳治癒院長の話がなかなか考えられていて、主人公に腕は確かと言われているし、あの院長も若いころクライアントに無茶振りされていたということなので、単純な善悪で語れないところがあって面白い。
結局のところ、主人公が最初に下した決断、つまりとにかく強くなるというのが功を奏していて、あのつよつよ教官にバックについてもらってたのも大きい。そういうのがなければ、おそらく主人公も治癒院長のようにクライアントに無茶振りされて治癒師を目指したことを間違ったと思ってたろうし、逆にあの治癒院長がクライアントに無茶振りされなければ適正な価格で治療をしていたのかもしれず、で、ここまでの話の流れだとこの世界の人たちが主人公のような選択をすること自体がありえないことなのであって、むしろ治癒院長のライフスタイルがあの世界でのデフォルト、つまり善意が食い散らかされて、志がいくら高くても個人分断化に至ると考えてよさそう。で、今、主人公が献身的に治療して人々に感謝されるという姿は、知識を持った医者が感謝も尊敬もされていた近代直後の日本のありかたで、患者が患者自身に専門知識もないのに居丈高に医者に無茶振りして医者が防衛の為もあって基本患者とは一線を引く*1姿…要するにあの治療院長のようなあり方はまさに今の日本そのものといった感じ。
いちおう主人公を光側に据えているけど、結構日本のモンペ問題も何気に忍び込ませて、気が付いた人にはそれなりにわかる構成にしてるのはそこそこ凝ってる。
自転車あれこれ
なんか最近はStarshipとpulsiumを切り替えて乗ってる。Starshipのリアブレーキ、効かないと思ってたらワイヤー止めのネジが緩んだのかすっぽ抜けてて、そもそもレバーを握ってもリムを掴んですらくれてなかったという。あと何気に感心したのがつけてるハンドルバーの形状が何気に秀逸。チネリのラムバーなんだけど、pulsiumuにつけてるリッチーのより快適。…なのだが幅が420㍉なのが惜しい。もう正規品は売ってないんだよな…。
ようつべで自転車関連の動画を結構見てるんだけど、ちょっと前にロードブームが去って、若者はいなくなったけど中高年は残留してるとかあってワロタ。各社エントリーモデルが20万以下で売られているのは前からではあるんだけど、そこからちょっと背伸びしてワンランク上のを…となると、前にも述べたがもう全然コスト感覚が違ってきてる。人気ブランドのトップモデルはもう200万wwwという世界だし、まぁそれは御大尽のみだとしても、セカンドグレードでも完成車で50万の世界。Starshipが当時のトップモデルで、それでも定価が20万超なのを、安売りしてるところだと大抵2割引きにはしてくれたから、エントリーモデルを卒業してグレードアップするにしても、フレーム価格が20万前後だったから、コンポ載せ替えで十分楽しめてたのだけども…。Timeが当時珍しかったフルカーボンフレームを30万弱で出してて割と話題になってたのを思い出す。
で、自分は安価に中華で油圧ブレーキ車を作れないかとアンテナを張ってるのだけども、もうシマノやカンパ、スラムの三強で組むのはちょっと勘弁という値付けで、そこに中華メーカーが油圧コンポを出してきた。一つはLTWOOというメーカーで、もう一つはSENSAH。どちらも油圧を出す前から安価なコンポを出してきてそれなりに話題になってる。手元でブレーキもシフトもできるレバーで先行したのはセンサーのほうで、実は自分も一つシクロクロスフレームに積むために確保してる。もうひとつのエルツ―はダブルコントロールレバーの形状がカンパによく似たコンポを後発として出していて、そっちのほうはブレーキは優秀だけど、レバーが折れるwwwという噂でセンサーよりは劣るという評価らしい。
で、その情報が動画でちょくちょく出始めているのだけども、その情報が先行して出てくるのはイギリスのユーチューバーで、一つは@TraceVelo、もう一つはアメリカだったかもだが@ChinaCycling。LTWOOの油圧システムはもう市場に出回っているんだけど、SENSAHのほうはまだで、しかしこの2つのチャンネル、メーカーからプロトタイプを融通してもらって紹介動画にしてる。
日本の動画サイトも、たとえば笹野輪業のように実用レベルで参考になるチャンネルもあるんだけど、プロトタイプを送ってもらってレビューしたりするところが見当たらないどころか、既に市場に出回ってるLTWOOの油圧システムを試して動画をUPしてくれてるところは今のところ皆無で、これでなるほど、あー、日本が経済的に没落したから、安くてもちょっと物珍しいものが出たら冒険してみようか…という人が大幅に減っているんだろうなという感じ。日本でも格差が拡大して貧乏人が激増し、上述の通りカネのない若者は自転車趣味を追っかけられなくなっているのだろうし、逆にカネ持ってる連中はわざわざ廉価な中華製品を買わずとも、ある程度評価の定まってる大手メーカー製品を買うのだろうしで、こう、なんというか、スポーツ全般に言えることなのだけども、カネ持ちのみの道楽と化して裾野が急激に狭まってるという感じ。
自分が英語を聞きとれてない可能性は大だが、現時点での評価はこんならしい。
- Ltwoo シフトはそこそこ優秀、ブレーキ性能に問題なし、レバーが折れた(わざとコケてクラッシュテストをやってた)、油圧キャリパーとホースをつなぐ金属部品が錆びるなど。
- SENSAH なんか絶賛評価っぽい。ただ、レバーが手の大きな人でないと操作しづらいかもみたいなことを言ってたような気がする。
センサーのほうが信頼性がありそうで注目してるんだけど、自分はロード用ではなくグラベル用コンポに興味がある。油圧ブレーキの特典は軽いレバー操作で雨の日でもブレーキ性能が低下しないという面を重視してるので、普段使いやツーリングに油圧システムがメリットあるのではないかと思ってるので…。で、Ltwooのほうはあるけど、SENSAHのほうはロードコンポとガチMTBのしかない。ただ、SENSAHもサイクルショーでグラベル用の油圧システムは展示してたのでそれほど間を置くこともなく発表されそうではある。
ただ、油圧だとフレームに油圧用の台座がないといけなくて、アルミフレームだと三万ほどからあるけど、フルカーボンでも五万出せば買えちゃうからわざわざアルミを選ぶこともないかなというのと、手持ちのパーツを使うにしても、あと油圧システムとホイールは新調しないとなので、結局10万ほどは追加投資する必要がありそうで、ちょっとハードル高いかな…とは思ってる。
*1:風邪の一つでも引いて病院に行けばやれ千円二千円取られるわけで、しかしそれも保険が利いてそれなのであって、結局風邪を引いた程度で四五千円取られてると考えるとまさにボッタクリ。患者がその時に払ってない残りの額は健康保険費として予め搾り取られてるのでwww