トモダチゲーム#9

 かくれんぼゲームの続きの巻。主人公がメガネ君に食料を届けるために足止めした手段は、こう、誰にでも通用するような納得のいく手段とまでは言えないような気がするのだけども、所詮作り事だしドラマとしてはそんなに悪くはないように感じた。とはいえ、結構致命的。誰が自分の監視役になるのか、あのとき運営の女に一人だけついて、主人公を追いかければほぼメガネ君を見つけてそれで相手チームの勝ちになるので…。
 というより、この一連の主人公の振る舞いが、メガネ君からの絶対的な信頼を得るための芝居のような気もするのだけども、別に主人公の行動の目的が一つに絞られてるわけでもないので、そのへんはなんとでも。
 しかし、次回でこのかくれんぼゲームも終わりらしい。個人的には割と面白く感じてたので、もう終わりか…もったいないぐらい。すごろくゲームはなんか長いなぁと思ってたのだが、話数的にはそんなに変わらない。しかしこれ1クールなんだろうか?。そうだとするとあと3~4話、というか次回はこのかくれんぼゲームの続きだから、その残りで話が終わるとも思えん。やっぱり続きが気になるのなら原作へという誘導なんだろうかねぇ。

バディゴル#9

 日本での転校先がライバルの黒髪ロングの学校だった件について。日本に来ていきなり会いに行くのはともかく、ここで同じ学校に配置してしまうとなかなかライバル関係を維持しにくいんじゃね?とは思ってたから、意外も意外。なのだが、他の学校を今までに描写していたとはいえ、この学校と対等な位置関係に描いてなかったから、よくよく考えたらそうなるのは不思議でもないか。でもなんかど真ん中ぶち抜くような勢いだな。
 今回は状況整理だとは思うんで、ドラマとして何か見どころがあるというほどでもなかったが、個人的には主人公の去就を気にしてたから特に問題はなかったというか。まさか日本に来てとりあえずの仮置きってことはないよね…。
 しかし日本語の処理はワロタ。まぁ気にしてたら話は進まんわな。

勇やめ#9

 主人公が魔王に正体を明かす話。今までがビジネス指南書という体裁だったから、いきなり物語としての展開が激しくなってついにエンジンが!とも思うんだけど、なんか今回はほとんどが会話劇なんだよな。魔王の目的である賢者の石が実は二つあって、もう一つは…の流れはギミックとして面白いんだけど、もしかしてそれだったら賢者の石は他に複数あってもおかしくね?とか考えてしまう。ヒキの展開も熱いんだけど、人間との和解が…という話を散々してたのだから、番人と戦って倒すのではなく、やはり若いという方法が正解なのでは?とも思ってしまうが、そのへんの答えは来週までお預けといったところ。
 物語の構成とかは上記の通り粗が目立つ感じなんだけど、物語のテーマがしっかりしてて、そこを外さずに組み立てられているようなので、その粗が物語全体を崩しているという印象はないからあまり気にならない。説明台詞もかなり多いんだけども、実際のところ退屈しないで視聴していられたし、サブキャラの表情もつけられていてそれなりに動画にした意味もあったんだろうなとは思う。