スパイ教室#13
別動隊が帰還せず、その後の経過。前期からそんなに時間も経ってないので特に違和感もなく。自己主張の強いキャラは今回のリーダー格黒髪ロングぐらいだったから、このチームのキャラ紹介回としてはうまく機能してた。
ラス為#2
黒髪少年が決意を新たにする話。うーん、彼の母親を城に呼び寄せればよさそうなもんだが、そういうわけにはいかんのかな。王族の一員となったのだから、少年の母親も脅迫の材料になると思うんで、保護対象だと思うんだけどな。少年が悪夢っぽい何かを見てしまっているようだけど、いちおう別の世界線の話で、それが影響するとも思えないからちょっと不自然かなという感じ。
母親が未来視云々で思ったのだけども、この作品が今の日本の世襲代議士批判なのは間違いないとして、結局先天的なものはもう変えようがないのであって、人がその在り方を変えるのにこの物語では別人の人格を移植し、精神を全く別物にするしかないというのは、ある意味もう自民盗の世襲代議士に期待するのはムダといいきってるってことなんだよな。昔の物語だったら、忠臣の諌死で心を入れ替えるとか、なにか主人公に人の犠牲を伴う衝撃的な経験が人の在り方を変えるってものがあったけど、結局のところそういうのは現代ではファンタジーに過ぎないって見透かされたとかそんな感じ?。
いちおう現宰相が主人公によい感情を抱いてないということで、今後なにかコンフリクトが起こるようで、単純なイケイケドンドンではなく、物語に緩急がつくようだけど、正直想像の範疇を超えないような気はする。まぁそこそこ感動するように作られてるようだし、今の日本の世襲代議士に期待するだけムダ無駄というメッセージ自体は時代が求めてるものだと思うので、そう悪くもないんじゃねという気はする。
白聖女#1
今期の恋愛脳枠かも。ヒロインがもっと自堕落なのかと思ったけど、さすがにそこまでではなかった。相方が神父ではなく牧師なのでいちおう結婚の目はあるってことかな?。聖女の身の上が明かされてるわけでもなさそうなのでまだまだ保留段階なのだろうが、聖女がなにか宗教施設で大切に育成されるとかじゃなくって、放浪したり、突然現れる類のものってのがちょっとよくわからん。他者から見て明らかのそれが奇跡の技とわかるものを持ってるようだから、特に何か問題があるわけでもないんだけど、なにか宗教の総本山みたいなところでの認定を受けなくていいんだろうかとちょっと思ってしまった。