アイノイデンシ#1
ヒトと機械素体を持つAIとの共存がテーマらしい。この機械素体のAIが既に人権を持っている…という設定だからお涙頂戴が成立するんだけど、個人的にはそもそもこの機械素体のAIに人権を付与すること自体よくわからんというか、そこ自体がおおきなイシューなので、本当はそこを避けて通ることはできないんじゃないかなと思った次第。今回の話で触れられていたが、AIが人にチェスで勝ったということは、シンギュラリティは達成されたということなのであって(あくまでチェスの分野では…という但し書きはつくが)、技術が発達すれば大方の分野でもうヒトはAIに勝てない時代が来てもおかしくないので、AIに人権を付与なんてしてたら生身の人間はAIに淘汰させられる、つまり文字通り絶滅させられてしまう可能性は大きいので、そのへんよな。そりゃ人権が認められたら人間だろうとAIだろうと同じヒトとして扱わなければならなくなるのはその通りなんだけど、正直ありえない仮定のような気はする。
考えるネタとしては秀逸の作品だとは思う。センチメンタリズムに流されずいろいろ考えるのが重要かも。
レベル1#1
なろう原作のアニメ化。なんか清々しいほどのなろうっぷり。異世界転生する状況もそうだし、今回の話でも明らかだと思うが、サラリマン応援歌的なものなので、それ以上でもそれ以下でもなさそう。
てんぷる
尼寺を舞台にしたお色気モノ。典型的といえばこれもそんな感じで、ジャンルがハーレムだからおそらくこれも#1の方向性で突っ走るのだと思う。もしかしたらなんかのトリビア的なものがあればラッキーだけど、過剰な期待をしてもなぁ。
ライザ#2
メインキャラが軽いミッションを与えられてこなす話。前回より大分話がマシになったが、余計なシーンが多くて話がもたついてる印象。昔の子供は子供でも幼い子供向けのファンタジー作品とのあいのこみたい。