ななつま#12

 主人公側救出隊が結成されて出発。全15話らしい。物語は盛り上がってる最中のようだけど、正直底が見えたかなという印象でどうにもフックしない。このエピソードに入ってから、秘密基地ごっこをしてたそのツケが来ただけの話のようにも思えるし、生徒会パーティーと主人公パーティーの並列も、主人公側は魔剣使いを二名も擁し、潜在能力はこっちがダンチだけど、かといって先輩側の見せ場を作らないわけにもいかず、展開として主人公側が全滅するわけにはいかないし、かといって先輩側を全滅させるのならともかく、あんまりそういう筋は見えないので、結局その両方の見せ場を作ってミッションは完遂されるってもう最初っから予定調和だってことがバレバレやないの?と思うとなんだかなぁという。
 残留組の二人、Aパートではクレーマーになってて、あぁ「弱い犬ほどよく吠える」のかぁと構図自体は正しいのだけども、この作品そういうメタ構造を楽しむ作品として作られてるんだっけか?と思うとやはり微妙な感じ。ポリコレ要素を入れ込んで、理想を追求するには彼らはあまりに未熟で、客観的に判断すると稚拙そのものという成長余地は他の作品でも多用されるからまぁいいんだけど、その未熟さも読者が自分と重ね合わせてああいうところは誰にでもあるものみたいな共感性をもっと持たせた方が良いのではという気がするが、よくわからんねぇ。歳を取れば若気の至りと生暖かく見守る感じにするのが通例だけど、もしかしてキャラ達を見て自分もああいう要素はあると重ね合わせて読者がまるで黒歴史を見るような感情を想起するように作ってあるとかそういう感じなの?。

かのかり#35

 主人公がレンカノサービスを使ってヒロインを励まそうとする話。次回最終回で大団円かと思ってたのだが、連載まだ続いてんのな…。なんで今期で話が完結するんだと勘違いしてたんだろ?…。視聴中に感じてた違和感とかいろいろあったけど、次回で話が終わる前提のものなので、なんか原作が連載中を知って賢者モードになってしまったよ。

デキ猫#12

 タイトルに沿ったエピソードその他。ストーリー性も薄い本作にネタ切れも何もないかもしれんが、過去話をするにもおんなじ話をくりかえすのもなんだかなぁで。

アイノイデンシ#11

 ヒロインの過去話を中心に、主人公の母親捜索も絡めての話。ようやくAIに人格を持たせたことに関するイシューでSFらしいお話。というか、主人公に絡めてたイシュー程度しかそういうものがなくって、最初っからそれメイン、他はAIであろうとなかろうと人間ドラマを配置するって感じだったのかな。
 AIの価値判断機能だとか、仮想人格に人権を…という話がそれすらメインなのではなく、むしろ電脳化における実存情報のデジタルデータ化こそが問題と考えているのかもという気がした。


五車フェス結果

 なんと最初の石11連で自摸。今回は新ユニット三枚あるんだけど、ダメージソース系のは少ないというか使いづらい感じ。引けたのはダメージソースではなくバフ要員なんだけど、新しく扉を飾ってるY-KAZEちゃんなので個人的には満足。ただ、ボイスはR子だけなんだよな…。今開催してるイベントの新ユニット、新堂エルで漫画はアクが強いんだけど、カラーになるとなんか魅力的に感じる。だが、こちらは先日回してみたけど50~60連ほどでも来ないので諦めた。なので、五車ユニットはちょっとビックリしたよ。