スパイ教室#9

 政治家の護衛と敵のスパイ殺しの排除の話。政治家が福祉関係のオーソリティーで、孤児のキャラとの絡みが今回は主。イシューが絞られてるとわかりやすくて助かる。ただ、よくわからんのは敵の殺し屋は殺しの対象がスパイみたいなのだが、政治家の方にスパイの要素が今のところ見当たらなくて*1どうして狙われるのか不明。あと、今回の作戦に精鋭の四人を選抜する…という話だが、残留組も8-4=4人なので、そっちのほうが本体の可能性も。
 

利便#10

 主人公側も対決姿勢を決意したというか、相手方もこっちに手を入れて引っ掻き回している模様。うーん、もう#10か~。にしては期待してた重厚さとかあんまりないなというイメージ。なんというか、最近のアニメはキャラありきって感じなのだと思うが、この作品だと視聴者に過度な愛着をキャラに持たせないようなアッサリ具合というか。物語として面白くないわけではないんだけど、ここに来て手じまい感が強くて個人的にはちょっと意外な感じ。アニメスタッフのどす黒いこだわりみたいなものが混じってるといいんだけどなんか整い過ぎてるようなそんな雰囲気。

おにまい#10

 バレンタインや趣味趣向の話。アイデンティティとかサブタイにあるので、そこそこ期待してたんだけど、主人公がそのあり方に悩むとかそういう話では全然なかった。
 しかしバレンタインあんな感じになってたのな。菓子作ってる会社はあんなんで全然構わないと思うんだけども、本質からどんどんかけ離れていってる感。それでも相互贈与による関係性の確認とか、文化人類学的に言えばそこに意味がないわけではないんだよなー。まぁ通常運転ってとこで。

*1:本人目の前にして組織壊滅の話をするのは何のハッタリかと思わなくもないけど