陰の実力者#14

 前回収集できる情報は入手したから、主人公が今回の件をすべて終わらせる話。なんつーか、主人公はこの物語において割とデウスエクスマキナ的な役割なので、カタルシスというよりはもう解決法が大味だから、爽快感というより雑に感じてしまう。が、逆に主人公が明確なピンチに陥ったり、必殺技を出し惜しみされてもやっぱり困るから、個人的には二者択一であれば正解の感覚やねぇ。
 核爆発からの復興はマッチポンプのような気はするが、カゲマスのシナリオを10章まで読んでしまったら、メディアミックスで裏設定というか、互いに補完し合って世界観を広げてるようなので、知識があった方が楽しめるといえばそうなんだけど、正直ゲームをプレイするのはかったるいな~という感じ。で、ゲームシナリオのほうは確かにそれ本筋でやられてもストーリーがもたもたするだけだから、サイドストーリー扱いなのも正解やなといった感じ。で、カゲマスでは勢力拡張が一つのミッションなので、それを本筋にフィードバックしてる感じなのかな。
 しかし、これからどーするんやろ?。原作の連載は続いてるだろうし、アニメでこのタイミングだと前中編終わって、そろそろ後編に入るのだと思うが、アニメとしてのケリをどうつけるんだろ?といったところ。主人公達の勢力はまだまだ拡張中みたいだし、せいぜい敵勢力とがっぷり四つに組む準備ができるぐらいで終わりそうな気はするが、もしかして主人公が自分が悪の組織をでっちあげたという設定が、実は本当でした…と気づくところでアニメENDとか?。ちょっと終着点が読めないな~。