ヤマノススメ4#11

 富士登山再びの巻。いちおう登山口までの準備編。なるほど序盤に今までのおさらいやったのこのためかと納得。っつーか、別にこの4期を3期からこんなにも間を開けずにやれば済んだことではあると思うんだけど、おそらく4期やるつもりはなかったのかも。というか、アニメ会社が4期やりましょうと営業かけたかそんなのだろうか?。
 クロニクル的には前回の新学年始まるの4月から夏休みみたいで、一気に進んだ感じ。ずももももーという盛り上がりはなかったけど、フツーによくできていたかな。

転剣#11

 主人公の正体がロリコン女勇者にバレ、ヒロインも無事に生還しましたの巻。よく考えたら、主人公とヒロインが離れ離れになる展開は割と思い切った感じ。これ、難しいのは主人公無しでヒロインが試練を乗り越えちゃったら「主人公要らなくね?」になるし、主人公が駆けつけて彼込みで敵を倒しちゃったら、ヒロインは主人公に依存関係で、主人公は彼女の自立を妨げる存在ってことにもなりかねない。なので、取った手法がギリギリまで粘ってヒロインも敵を倒すのに大いに貢献したし、主人公も間に合って敵を倒す一助になり体力を使い果たした彼女を介抱する役を仰せつかるという結論。要するに、ヒロインにとってはフツーの敵に対しては独自に倒す実力をつけているが、主人公は強大な敵を倒すためにいなくてはならない重要なパートナーみたいな関係性。この部分に関してはいい処理方法だったと思うんだけども、全体のストーリーがストーリーだからなぁ…。
 次回サブタイを見る限り、オレ達の戦いまだまだ続くENDだと思うが、さすがに今までの評価を全部吹っ飛ばすような超展開は見られないとは思う。

陰の実力者#11

 温泉回と次のイベントの始まり。やっぱやるのか温泉回www。全20話ならこのタイミングでやるしかないよな…。なんか七陰の筆頭アルファを除いて、それ以下のヒロインが萌え作品特有の嬌態を示してちょっと雰囲気変わったなと思うのだけども、そもそもが次女姫サマが典型的なツンデレだったしなぁ。
 なんか結構オモロイなと思ったのだけども、メインヒロインはおそらく七陰筆頭のアルファで、サブヒロインズはそれ以下の同組織の女キャラ、で、次女姫や前エピソードのピンク髪ちゃんあたりはゲストヒロインなのだろうけど、彼女たちがレギュラー化してるのがちょっと特異的だなぁという。で、サブヒロインズがかなり主人公に対して好き好き光線を発してるのに対し、メインヒロインはなぜかクールビューティーを貫き通す。アルファは悪魔憑きになって醜い肉塊になって両親にも捨てられているので、その彼女を助けてくれたのが主人公であり、彼から手ほどきを受けて能力を高めてくれた一番弟子でもあって、一人の人間(エルフだが)として二度と出ることはかなわないと思ってた社会に出してくれた唯一の存在だから、そりゃ尊敬だとか崇拝ってのはあるんだろうけど、フツーに考えて恋愛感情がないのはウソでしょとしか思えないんだが、逆に主人公の意図を誰よりも一番理解してるのも彼女であって、その彼の意図に一番沿うように行動してると考えると、こりゃ他の追随を一切許さない正妻ポジション。