村人A#5

 ヒロインをさらった龍を倒す話。前回まさかのシリアス方面へで驚いたし、ちょっと期待もしてたんだけど、薄っぺらい友達談議でまぁそうだよな…みたいな。演出が派手でカタルシスも得られるけど、基本俺TUEEEモノでしかないし、敵の抱えてる問題もありきたりだから、悪者を倒しました以上のものは得られなくって、もしかするとと期待していた自分にガッカリ。前世が魔王で、転生後がなんの変哲もない民衆どころか、世界を救った勇者のご子息だから、村人Aといわれても困惑するだけだよな…視聴者としては。

盾勇#5

 面白おねえさんの正体が明らかになる話。どういう方向性に持っていくんだろうってところかな。今まで民の魂を喰ってたが、それは世界を平和に保つためで、しかしマクロの方針が正しいとしてもミクロではと悩んでる部分を突き詰めるつもりなのかな。自分てっきり操ってる敵を何とかしたらなんらかの解決に向かうだろうと思っていたけど、むしろおねえさんの内面の話に持って行って、それでそのテーマを面白く転がせるのならそれはそれでいいんだけど、主人公周りの話とかなんか今宙に浮いてるよね?という。もう主人公については復讐劇は終わり、トラブルシュートで水戸黄門漫遊記という認識で良いのだろうか?。
 今回ふと思ったのだけども、EDは判断つきにくいのだがOPを聞いてると、自分てっきりこの作品おとこのこ向けと思っていたがもしかしておんなのこ向け?。狸ヒロインは全然男にとって都合の良い女だけど、主人公以外の勇者は乙女ゲーにでも出てきそうなイケメン揃いだし、今主人公パーティーに加わってる緑髪サブヒロインとか、そういうイケメンを思っていても報われない非リア女でしかないから、割とそういう立場の視聴者が感情移入しやすいように作ってあるよな…と思ったので。勇者とは違う異世界から来てる赤毛のにーちゃんとか、今回登場のメガネも、なんかおんなのこ向けのキャラ造形なんだよな…。だからだめだってわけでもないんだけど。

RPG不動産#5

 海中の物件と、ドラゴンだと思って物件紹介してたら…の巻。露出娘が魔王の関係者?みたいなヒキでシリアスやんのこの作品で…という感じだが、よくわからん。まぁシリアスっていってもそう深刻にするはずもないだろうし、どっかでズッコケ展開でお茶を濁すデショってな感じだが、よー冒険するわとは思った。メインキャラ4人で住むには、海中の物件とか住み心地以外にも通勤大丈夫?とか思ったのだけども、そのへんの違和感だけでなく、この話で何を伝えたいのかよくわからんし、カニに物件をゆずってそれでよかったというのも取って付けたような感じ。フツーに唐突な水着回と解釈してよいのだろうか?。

であいもん#1~5

 京都の和菓子屋を舞台にしたハートフルストーリーみたい。原作未読。もっと落ち着いた話なのかと思ったら、最新話でラブコメ要素がまぎれこんできてあらあらといった感じ。ただ、シナリオにそつは無いしこういうの好物なんで文句はないというか。
 しかし、ホント寅さん好きだよな…。まんまってわけじゃないんだけど、和菓子屋だの男の主人公が気を回しいのだの、アレンジをかけてるだけで構造がほとんど一緒。京都という地域性もよく考えられていて、セリフのキツさとは裏腹にキャラのやさしさ重視の心情が溢れてる感じで、見ていてギスギスしない。おそらく本場は性格のキツさがもっと現れてると思うんだけど、そのへんは作劇だと思う。なんかょぅι゛ょヒロインの父親が主人公の先輩って線が見えてきたんだけど、なるほどそれで父親があの菓子屋に預けたのか…とは思うんだけど、主人公の両親もしかして全部知ったうえで引き受けてるのでは?とも思うので、割と展開も楽しみだったりする。和菓子の紹介も本作の特徴のハズだが、毎回いちいち和菓子の名前までセリフにいわせてるのに、本当に空気というか物語の邪魔になってないのが感心する。
 物語としてしっかりしてると思うので、感想書くネタがあんまりなさそう。基本都度感想は書かないつもりだが、気が向いたらもしかしたら…みたいな予定。