パリピ孔明#2

 対抗形式のクラブで客を獲得する話。いちおう早速孔明が策を使うということで、小手先ながら本格的に物語が始動。個人的にはもっと歌手本人の歌唱力と集客性で盛り上がったというのを見たかったのだが、本作はあくまで主人公は孔明のはずなので、バランスを考えるとよくできていると判断した方が良いとは思う。
 音楽をモチーフとした作品、やっぱり実際に音ありのほうが良いのではないかと思う。この作品だと自分があらかじめD4DJ見てたお陰で自然にクラブの雰囲気が理解できるのはありがたい感じ。
 どうして客が去らないのかの本質を語るセリフで、歌詞で「Never let you go」を重ねるのはちょっと感心した。日本語でやるとわざとらしいけど、英語なら気づく人だけが気付く仕掛けなのでよく考えてると思う。原作でもこうなってるのかな…。