電池少女#11

 主人公がヒロインたちの呼びかけに応えて戦場に戻る話。ちょっとよくわからんかった。外形的にはフォーマット通りの退屈な展開でしかないのだが、それぞれの行動やセリフに込められた意味とかよく読み取れない。副指令が女の子をとっかえひっかえみたいな、状況を茶化すセリフがあるんだから、いろいろなキャラの行動やセリフに言外の意味や構造などが隠されてないはずがないのだが、このクライマックスもクライマックスのタイミングにどうもこんなに気持ちが盛り上がらないのも珍しい。これは単純に自分の読解力の無さなので、どうしたものか。そんな行間に何が込められているか考えずに単純にその目で見てるものを純粋に楽しめよ…と言われたところで、そういう態度だと一番つまらない話なのだからもうね。
 一応構造的には、今までは主人公がヒロインたちの思いや夢を支えてきたという形だったのが、今度は主人公がヒロインたちからそのお返しを受けるという形になってる。ヒロインたちが持ち逃げは許さないとか言ってるが、全然逆。タイトルの「逆転」がそういう意味なのかどうかは、そういう構造自体が意識されてはいると思うんだけど、またそれとは別の構造があるような気はするんだよね。
 あとはリアルでのタイミングで、やはり自民盗だけでなく、立民や共産など、今のところ自民盗の対抗勢力とみなされてた勢力も、全力で表現規制に来てるところ。そもそも先の政権交代時に、自民盗が消費税増税しますって搾取の度を高めてきたから、民主盗の「消費税増税は四年間は議論すらしません」を信じて政権がひっくり返ったのに、いざ民主盗政権になってみたら、なんのことはない政治屋全員消費税増税したがってたジャンってオチ。表現の自由なんてイシューも、結局誰もかれも規制したがってるのねという状況、もう日本オ㍗ルなという感じ。それがあきらかになったのは直近の衆院選のほんの少し前。今回の話だとちょうど作ってる最中か、作り終わってるぐらいだったのだと思うが、製作側は正直やるせない気分だったろうな。

なんかいろいろ

 結局100円ショップにて飯茶碗というか、多目的椀を買った。

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 代金220円也。割ってしまった赤城の小盛どんぶりと比べたらちょっと大きめ。この前かった中華茶碗と比べると格段に大きい。まぁご飯をよそうなり、味噌汁を注ぐなりにしてもちょっと大きめだが、がっつりではなくてもちょっとした丼物を喰う場合はこの程度が丁度よい。あと、画像のようにバケツで…ではなくても、多めのプリンを作る場合に便利。径のもっと大きな奴でも作れないこともなくて、実際に作ったこともあるが、割と蒸すのに使う鍋の径ギリギリなので、どんぶりを入れるにも出すにもちょっと不便だったのだ。
 ちなみにプリンを作るのはめんどくさいが、材料はそれほどでもない。結局使うのは卵と牛乳と砂糖ぐらい。卵一個当たり牛乳は100㏄ほどで、これは固めが好みなら卵の割合を多くすればよいし、ゆるゆるのが好みなら牛乳を大目にすればよい。今回使った卵は三個。牛乳は適当。これが卵とだし汁なら茶碗蒸しになるだけ。ただ、量が多いと内部にまで火が通るのが難しくなるので時間はかかるし、ゆっくり蒸さないと生地に「す」がはいるだけでなく、なにやらスポンジのようになって滑らかさが損なわれるから、ゆっくり蒸さないといけない。弱火で、蓋はずらす。蓋を締め切ってしまうと熱が籠るのか、すぐすが入ってしまうし、蓋をずらしすぎたり費が弱すぎたりすると熱が逃げすぎて固まらない。
 プリンの素の汁を作るにも、大概のレシピには濾せとあるが、自分の場合ちょっと長めにかき混ぜるほかはめんどくさいので濾したりしない。あまりに攪拌が甘いと固まるところとかたまらないところができるのだろうが、今のところそれで大失敗したことはない。
 今回はバニラエッセンスを入れた。個人的な波があるのだが、食欲が旺盛で困ってしまうときはバニラエッセンスを入れると食欲を多少抑えることができる。卵や牛乳の生臭さを緩和するのが本来の役目だが、自分の場合香りづけというよりは食欲コントロールで入れたり入れなかったりする。
 まぁ赤城のどんぶりの十分の一、中華のちょっと高級な茶碗の20分の一の値段で、機能は変わらないのだからもっと早めに買っておけばよかった。食洗器はNGというのはわかるのだが、電子レンジNGなのがよくわからない。


 あと、電気毛布が壊れた。

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 おそらくコントローラの内部にある、温度ヒューズ(画像F2Rと書いてある白い正方形の部品)が切れたのだと思うが、前は交換しようにも入手できなかった部品が、いま改めて修理方法をggってみたら、パッケージではなく温度ヒューズ部分だけを後付けで並列に取り付ければ復活したという記事を見つけた。もうダメかと思って一枚注文したのだけども、なんともタイミングの悪い話である。実は電気毛布、二枚使っていて一枚壊れてもしばらくもう一枚で乗り切る…というつもりだった。それが昨日あたりから一枚が使えなくなり、それで電気毛布を注文したのだが、ついさっきもう一枚も壊れてしまい途方に暮れた次第。でもこんなこともあろうかと、蟻特急で予備を買っておいたのがあって、それを引っ張り出してきて使ってる次第。明日、できればHCにでもいって温度ヒューズを買ってなんとかしてみるつもり。
 しかしなんだな、スギヤマだかなんだか、日本の企業だからそれなりに耐久性があるだろうと思っていたのだが、一番最初に買った奴は長持ちしたのだけども、それが壊れて買いなおした奴はどれもこれもスグ壊れる印象。最近買ったやつはおそらく二年持ってない。まぁわからんけど、おそらく毛布側の電熱線はどうもなってなくて、コントローラの温度ヒューズが切れやすくなっていて、ソニータイマーのように機能したってことだと思う。今ドキだとクレーマー当たり前のような状況になってるだろうし、ちょっとの温度変化でも「安全のために」保護機能がすぐ働くようになっていて、万が一の可能性を過剰につぶしてきてるとかそんなの。ちょっとでも電流が多く流れたら、事によればそれが原因で火事になりかねないんで、少しでも危ない兆候はしらみつぶしに潰すといえば聞こえはいいが、ちょっとでも機能が低下すればそれでシステムを全ダウンさせ、交換部品で長く使わせるんじゃなくて、買い替え需要を期待して商品の回転頻度を高めるとかそんなの。機能は高くなくても安くて頑丈なのを売るのではなく、安いのであればガンガン壊してもらってガンガン買いなおさせるって商売。中華製ならそれもまぁアリかなとも思うんだが、日本製でもうそういう商慣行になっているのだから、まぁなんというかですよ。日本製を謳っていてもどうせ中国で大半の製造工程があるんだろうし、温度ヒューズの流通を一般には止めて修理手段を断っているのだから、日本の技術なんてもう地に堕ちたという認識かな。この電気毛布の故障、数年前にそれを目の当たりにしてちょっと衝撃を受けて工業製品としての倫理観の欠如はもう当たり前になっていましたよ個人的には…みたいな。