電池少女#7

 三人目の電池少女のやる気を出すために、彼女の試練をいやいや引き受ける話。なんかよくわからんかった。とはいえ、三人とも萌えの対象として人々になにものかを与える存在というのではなく、周囲からやる気を補充される存在という構造がはっきりした。オタク(というより一般人そのもの)は対象がかわいいからとか、勇気を貰えるからといって支持してるというワケではなく、彼らの妄想を具現化したその結果として対象物が創造される*1とかそんな感じ?。世の中にあるいろんな事象の中から萌え成分を抽出して具現化した…という帰納法ではなく、ヒトが考える萌えなる要素を組み合わせて出来上がったという意味で演繹的みたいな話なんだろうか。まぁ極めて人工的な概念なんだろうな…。
 なんか次回で三人目が仲間になるような感じだが、なんとこれで中盤まで終わってしまうという。残りで何やるのかって話ではあるが、上記のような構造を示すことがテーマなのだったら、むしろ敵と真剣に戦ってるわけでもない今の状態こそが本筋であって、敵と戦って勝つとか負けるとかは本質ではなくて、まぁむしろ象徴的意味しかないのかも。

*1:アイドルはむしろ大衆のそのような欲望に自分を近づけて萌えを演じるとか?