月とライカ#8

 ヒロインはとりあえず処分を免れ、正式な有人飛行の準備が始まるの巻。今回は個人的には小ネタの方が面白かった感じ。成功パーティーハンバーガーを喰うとか。でもワインで乾杯で、さすがにコーラではなかった模様。体育館でいざこざを収めようとしてたが、今の宇宙飛行士とかは閉鎖空間で顔を突き合わせてないといけないから結構協調性重視なので、そういうことかと思ったのだが、当時は一人乗りなのであんまり関係ないのかなと思ってみたり。おそらく主人公が宇宙飛行するかどうかの話でアニメ版は終わるんだろうなとぼんやり思ってた次第。

テスラノート#8

 ヒロインが組織をやめると言い出して何とか引き留めるの巻。前回敵方のエージェントが死んだのはおそらく確定らしい。そういうところから疑わないといけないのはどうにも物語に入り込めないねぇ。
 今回ヒロインの母の日記を探すシークエンスはそれなりによかったなとは思ったのだが、やはりディテールが不味いというか、月の光で隠し場所がわかるってのはどーなの?みたいな。特定の人に伝えないといけないからブツは捨てるのではなく隠さないといけないが、知ってほしくない人には絶対わからないようにしないといけないってのは、結局のところオーソドックスに伝えたい人にだけわかる符牒をトリガーにしないといけないから、ヒントが割と人目に触れるような環境にあって、しかもその符牒が誰にも伝わってなくて謎解きになるのはどーなの?みたいな。
 あとヒロインが復帰の流れも違和感。いちおう理屈としては通っているように作られてはいるんだが、組織をやめるときは別に理屈立てて辞めてたわけじゃないんだから、そうあっさりと復帰というのも正直いただけない。
 とはいえ、おそらくこれ、原作の漫画の方だと何の問題もないような気はする。まぁ読んでないからなんともいえんところではあるが。