現国アニメ#4

 魔族との交渉の可能性と、ゲテモノ食い大会を放映するの巻。本当のドッキリは次のようだが、ゲテモノ食いはあんまり意外性がなくてがっかり。あんなの放映前に試食しておくべきだと思うんだが、ぶっつけ本番のバラエティ仕立てなのはなんなんだろ?。原作の展開がこんなんだろうが次回見てなるほどとならない限りちょっとおふざけが過ぎやしないかみたいな感じ。トマトやジャガイモですら西洋で庶民が受け入れるまでには相当な時間がかかり、それがジャガイモはそれなしでは飢饉を乗り切れないほど庶民に親しまれ、イタリア料理にはもうそれなしでは考えられないほどトマトは普及したのであって、それをちょっと宣伝したから受け入れられる展開になるのだとしたらちょっと歴史からつまみ食いした程度が知れるとは思う。

ぼくリメ#4

 唐突の水着回。しかしなんだな、今回奈々子に彼女自身が目を背けてたことにいろいろ突きつけられるって形なのだが、時間遡行前はそれでも売れっ子になっていたわけで、やっぱ主人公がかかわったから良い方向になるとかちょっとおかしくね?という感じ。むしろ主人公がかかわらなかった世界線で、彼女がどうやって音痴を克服したのか、そのきっかけになった事件なりなんらかの決意があったはずなので、自分としてはそっちのほうを逆に見てみたい気がするがな…という。2006年ぐらいならコーチングテクニックで音痴はどうにでも克服できる時代にはなっていたと思うんで、親だったら娘が歌に夢を見てるんならそっちにカネを使うのに理解はあってもおかしくないと思うんだよね。美大に進学させるぐらいなんだったら。
 メッセージ性の部分とかそれを構成するメインの部分はそう悪くはないんだけど、どうにもご都合主義的なところが壊滅的にダメな感じ。あー、部室の床に畳み敷いてるのなにやら懐かしかった。