迷宮ブラカン#3

 洗脳研修と新たな部署にて上司を巻き込むの巻。研修あたりは、まぁあーゆーのやってるとこ本当にあるんだろうなぐらいで、風刺というより現実そのものみたいな生々しさがあったぐらい?。話も順調な滑り出しのようにも思えるしで、フツーに楽しんで視聴してた。

はめふら2#4

 カタリナが一味とお話してる間に誘拐事件がいつのまにか解決してしまう話。うーん、やっぱりカタリナのキャラを崩すわけにもいかず、フツーに強化する方向でのシナリオ。つまらなくはないんだけど、さすがにパンチは弱いかな。OP映像からすると魔法省の話に突入するのだろうか。もう出来上がってしまった関係性ばかりで話を回していくには限界があるのかも。

俺100#15

 オークの数を半減させるが…の巻。いちおう本当のテーマはラストにちょろっとやったオークと島民との約束を破ったのは…という話のようだが、これ、黒船が来て無理やり結ばされた不平等条約のことなのかな。契約云々でいうと確かに破った方が悪いってのはその通りなんだろうが、もともと力関係が非対称で強引に押し付けられる契約が正当なものかどうかについては個人的にはいろいろ考えさせられるものがある。これを正しいとすると、では、力関係が逆転したときに、過去の復讐とばかりにかつては強かった方に不平等条約を結ばせてもオッケーなのかどうかという話。契約だからと杓子定規に正しいとやるとそれもオッケーとなってしまう。とはいえ、やはり現実は力関係がすべてなので、公平公正なんていっても事実上強いものが得をするようになっちゃうわけで、そうなると力関係が逆転すればやり返すのもオッケーとみるしかない。そういうのもひっくるめて因果応報というのだろう。ただ、この作品についてみれば、勇者たちに課せられたミッションはそのへんの詳細ぶっ飛ばして結論だけが明示されてるのでどうなんかなとは思う。ただ、前期、いくらミッション達成のためとはいえ例えば人殺しをすればペナルティが課せられていたわけで、そのへん、単純に結論部分だけ達成するようにはなっていないという気はする。島民もオークも、どちらもwin-winだとか、痛み分けだとか、その辺両者の事情に踏み込む解決方法が求められてんじゃネーノ?ってな感じかな。