馬鹿野郎#19

 シュウがアロウをなんとかしようと奮闘するが…の巻。なんかリンガリンドが井の中の蛙って構造なのは前から示されていたんだけど、いつのまにか壁の中の様子が現実の世界情勢を反映しているのではなく、いつのまにか日本国内のことになってきてる模様。まぁ何が与党のメタファーで、何が野党のメタファーなのか、はたまたそういう政治のメインストリーム以外のメタファーあたりなんかも含めてフェイクを入れているというか、要素を細切れにしていろんなところに埋め込んでいるという感じ。
 しかし、シュウがうっかりという流れにしてたんだけど、これどうするんだろ?。おそらくまた再登場って流れになると思うが、正直そういう形をとるぐらいなら最初っからするんじゃネェという気がする。ただ、物語としては銀英伝赤毛もそうだし、現実の歴史でも周瑜は夭折してたりするので、むしろそういう流れのほうがガッツあるなという風に思ってしまうのだが。

蜘蛛T18

 勇者側は洞窟を抜けていったん情勢の整理っていったところか。おそらく蜘蛛子はまだ人間側と時間が同期していない模様。サブタイに腹黒とかあったのだが、あんまりそういうイメージよりは勢力のことを考えて冷静に判断してるのでは?という印象が強く、ただ、今これをやりますか…という違和感がないわけでもない。最初は転生者のドラマに注力してたのに、ここに至って各種勢力の争いを描かれて、大河ドラマにしたいの?とかいう。普通の作品だとそういう勢力関係はごく初期にやってしまうものなので、今更その部分に興味を持つ読者はいるのだろうか?とか、いや、取って付けた感は拭えないでしょという、個人的にはなんでそうなるの!みたいな感覚がある。わかんないけど、読者のほとんどはやはり転生者の人間模様に興味があるのであって、そういう背景を出してきたところで補足程度にはなるんだろうが、キャラを奥深くする要素がそうあるとも思えない。
 洞窟では悪夢扱いだったのが、勇者側としては過去話として既に神獣扱いになってるはずの蜘蛛子への認識が本当にアレでいいのか迷うし、まだまだ未知数の部分をかなり残しながら話が並行して進んでいくのは本当にわかりづらい。