ヴィヴィ#8

 オフィーリアが自殺をしようとする直前にいろいろ明らかになる真実の巻。今回オフィーリア用の支援AIとしてアントニオというキャラが登場するのだが、それがヴィヴィとマツモトの関係と重ねあわされている点、トアクの人のクロスオーバー、使命など、いろんな要素が組み合わされていて、やはり脚本はノってる感じ。
 ちょっと気になって長月と並んでるシナリオライターの梅原英司についてggってみたんだけど、I.G.での仕事が長い人らしい。おそらく年齢は梅原のほうが上で、そこそこ手堅い作品にかかわってるので脚本がこなれているのは彼のおかげか。この作品のAIが、近未来SF的なAIではなく、おそらく底辺労働者のメタファーだろうという話をしてきてるが、たとえばリゼロの主人公が死に戻りをしてるのは、面接や職場でなんどもやり直しをさせられている現代の若者のメタファーであるという構造を示しているので、そのへんのアイデアを長月が、そしてシナリオの複雑性やまとまりを梅原が担当してるとかそんなのかも。
 しかし、冒頭の、ヴィヴィとマツモトが歴史を改変するたびに正史からズレていくようす、普通なら分岐後のルートは正史と同等の扱いをするものだが、なぜかメインルートから大きくそれるような図にしてる。
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 まぁ意図はまだ読めないところが大きいのだが、なんつーか、思い出すのはロボコンの構造。あれ、ロボコンがミッションを与えられて行動するのだが、アレのミソは、彼が良かれと思ってしたことが結果としては事態を悪化させる方向性だったり、逆に別に大したことをしたと彼は思ってないのに、結果が出てみればそれは善き行いだったという、意図と結末の乖離状態。この作品も自分の行動が予期せぬ結果を招いたという構造になっており、そのへん相似形になってる。
 ただ、マツモトはあくまで正史を根拠にあれこれヴィヴィに指図してるわけなんだが、最初の分岐後に起こった歴史の結果には左右されてないというか、一度歴史改変が行われたら、以降の歴史はまた別のものになるということを踏まえてないように思える。そのへん何か仕掛けがあるのか、なんも考えてないのかはよくわからんが、ただ、一旦改変されてまた正史を作り直すという作業をやるのは面倒なことは間違いないので、そのへん仕方がないのかなと。で、改変後のルートの軌道が大きくズレていることをどう判断したらよいか…。いやまぁ正史だと人間とAIが交戦状態になっているわけなのだから、それとは大きく違う結末になるんじゃないかという示唆なんだとは思うが、今までの各エピソードが意図したものとは思いもよらぬ結末という、最初の手掛かりがミスリードなんて何回もやってるわけで、そのへん予断を許さないというか。

追記

 東映ロボコン#1を公開してるので視聴してみたら、人間とロボットの関係が思ったよりヴィヴィの世界観と相似形なのに驚いた。放映時期、どうやらオイルショック直後らしい。もう昔の記憶はほぼないが、大人が見たらロボコンの行動のどこが正しくてどこが間違ってるかはわかるようになってる模様。

そうむす 7-4クリア。

 まだまだ追っつかない。ベクターのドリルスマッシャーが来ると、こちらのタンクがほぼ沈むかギリギリで踏み耐えても通常攻撃が来たらやはり沈む形が多い。なので、ガッツで一回は生き返って★3クリアになってしまう。ガッツがなくても★3クリアできるような余裕が欲しいところだが、そこはゲームバランスを考えてギリギリに調整してるのかも。


 一応ミネランは★5に。で、ゼウスも遅ればせながら★4に。
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 ミネランは単体攻撃だが、ベクター相手に属性があってないし、攻撃が通らない格闘タイプなので入れても正直戦力にならん感じ。ゼウスは全体攻撃で、ベクターには攻撃が通らない格闘タイプなのはミネランと同じだが、ベクター随伴が一掃できるので使い出があるのはあるのだが、クールタイムが105秒なので面を連続して使えないのが厳しい。貫通タイプなのだがおそらく今後追加される新章で敵の属性と相性を合わせてあるのかも。
 土日はドロップ五倍なので、石割ってレベル上限上げに勤しむべきらしいが、めんどくさい。

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 ドロップ増量で、古参ユーザーより育成スピードは上がってるはずだが、手持ちのユニットを全部上げようと思ったらなかなか大変そう。