シャチバト#6

 敵の素性を見破ってクエスト達成、報酬を得て遺産を相続するの巻。遺産を寄贈ってのがよくわかんないのだが、父親が試練だとかなんとかいってたようで、この会社、親族経営だったのかよというのはともかく、個人に相続ではなく法人の遺産としてというのがどうにも意味不明。会社が潰れたら相続人が消滅するってことなんで極めて危ない賭けだと思うんだが、こっそり息子に後見人つけてどうあっても会社経営に関わらせるとか、とはいっても試練を乗り越えることができなかったら、会社が倒産、遺産も永久に博物館の展示物になるわけで、リスクのほうが大きそう。まぁ自分、遺産を即相続させるより、一時保管として博物館を利用してたのかなと思っていて、相続税は保管料の一種なんだろうなとか思っていたのだけども、そういうシステムについてあれこれ考えるの益がなさそう。
 しかしなんだな、親族経営の会社って、こう印象的には二分される感じで、割とうまくいってるというかホワイト系は社員を使い潰すということがなくてそこそこ余裕があるって感じなのだが、問題なのはもう一つで、こうせっかく利益を得てもそれを親族の懐に還元してしまい、もちろん社員にその分還元しないからギスギスもするし、残る利益が減少するから再投資ができずに会社自体も成長できなくて経営悪化のスパイラルに陥るというもの。まぁ親族経営ってことはその会社の目的が親族の利益と直結しているってことで、それは会社創立の目的そのものがそうであることに誰も異議を挟めないものではあるんで、雇われる方が就職時に気をつけておくべきと言ってしまえばそうなんだが、まさかその親族経営会社の社員募集に奴隷募集と書くはずがないんでアンテナというより綿密な調査とカンを磨くしかないというか。まぁ日本の有名な大財閥ももとを辿れば親族経営会社なんで、そのへん切り口としてはあまり意味がないかも。
 ただ、あんな小さな会社だったら、秘書や会計が社長の仕事を代行するというかオーバーラップしてるのが普通なんで、別に他所から社長を連れてくることなく誰かが代表になればよいし、そうでなかったのはフツーに考えて会社を息子が相続するのが既定路線で社員もそれを承知してたと考えるほうが自然。今回の集合写真のエピソードで社員の態度を見ても、先代社員を大切にしてたように思うし、主人公自身もあの知識だと他の会社で社長修行してたんだろう。秘書は主人公の幼馴染だし、性格(や能力)を熟知してるから、自分が会社を乗っ取るようなことはせずに、息子を迎えるって判断をしたのは、これも自然な感じはする。
 この作品、JRPGの体裁をとってはいても、それはもう時代劇とかトレンディドラマといったジャンルの範疇にまで背景化されていて、もう会社モノであることは明らかだと思うんだけど、前に心落ち着かないとは言ったが、アフリカのサラリーマンと比べたら、もうかなりストレス要素取り除いているって印象。今回も敵は社畜モードに入っていたということになってたが、この攻略方法、別に洗脳を解くでも構わないのに、敵なのにわざわざ回復魔法をかけてやるといった、人としての優しさを提示するってやり方。回復したらどういう行動を取るかって提示にはそんなことあるかぁとツッコみを入れたくもなるのだが、そのへんの意図が見えてくるとまぁそうだよなみたいな。ボスを倒すのも正面からでなく背後から斬りつけるってのも、ある意味現実の反映なんだろうなというのも察せられたので、今までより今回は割と落ち着いて考えながら視聴できた感じ。そりゃこういう配慮をしたら話はヌルくなるし、リアリティも???にはなるが、だからといってアニメにまで現実を持ち込んでわざわざギスギスすることもないんで、そのへん現実の社会状況だと正解に近く、少なくとも視聴者を遠ざけるやり方ではないなとは思う。

グレイプニル#6

 話自体は動いているんだけど、事態はあんまり変化なしという。なんか主人公ムフフ展開で、絵とかも楽しめるんだけど、状況が緊迫してるだけであんまり考える余地ないというか。

ゼロクロ#5#6

 同盟成ってバール撃退に成功し、闇の使者が光の王室と交流を深める話。自分最初はバールが闇側だと思っていたんだけど、闇と光の共通の敵だったということにあとから気づいた。で、闇が好戦的なのなんでだろ?と、今もずっと思っているんだが、そのへんどうなるんやろ?。この作品のテーマは究極的には平和だとかそんなのが終着点ではあるんだろうけど、セリフでも平和という単語より均衡とばっか言ってるし、OPでもリブラと言ってるから、戦争なくしてハイ終わりって単純なものなの?いう感じ。なんか闇側が戦いを必要とする合理的な(それが光側やもっと言えば視聴者にとって納得がいくものかどうか別にして)理由でも用意されているんかなとちょっと期待してるんだけども、果たしてそういう構造なのかどうか。闇の民も戦いを望まない勢力はいるといってるし、なんのかんのいって戦い無くなってハッピーエンドで終わる可能性高そうではあるんだが。しかし料理のメタファーで察するに、あれ、どちらかの要素をなくしてしまうんでなく、どちらの要素も残っているわけで、そうでないと均衡というテーマに沿わないからねぇ。
 しかしキャラ配置絶妙だねぇ。男側は省くけどそれなりに大きなお姉さん向けだと思うし、女側は、正統派ヒロインのアイリス、すべての要素が満点の典型的ないいオンナシーマ、セクシー系なのに上品に振る舞えて健気で一途なグローザと、誰かを選べと言われたら主人公でなくても迷ってしまう*1魅力的なキャラ造形。ちょっと間延びしてるかなと思われるほど贅沢な時間の使い方なんだけど、あの絶妙な間の間にキャラ鑑賞しちゃうわけで、こうしっとりとした色気の表現がこんな単純な手法で実現できてしまうとは…みたいな。キャラデザは結構単純化していて、一枚絵のイラストとしてみたらちょっと微妙なんだけど、演出とか演技とか、まぁメインはテキストだとはおもうんだけど、限界はあるにせよ組み合わせで十分完成度は高めていけるんだなといった感じ。ちょっと下品な話をすれば、レビュアーズに絶対的なステータスは敵わないかもしれないけど、奥行きや広がりで勝負して妄想までもっていけたら十分これもエロさで負けてないというか。

中華カセット50T届く。

 昨日のことではあるんだけど、梱包は2つ届いて、1つはタイトル通りのカセット、もう1つはベルト。ベルトといってもフツーの腰に巻くあれで、自転車とは何の関係もない。もう日本で本革のを買うと目が飛び出るほど高くなってるので、中華で安いところを探してポチってた。どちらも大体一ヶ月前ぐらいにポチ。

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 梱包自体が軽いからオヤ?っと思っていたのだが、発泡スチロールの箱に入ってた。へぇ~、結構貴重品なんだなとか思っていたのだが、
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 箱開けてビックリ。箱の広がりギリギリの大きさで、これを自転車につけるの?と不思議に思うぐらい。重量は袋入りで600㌘ちょっと超えるぐらいなのだが、サイトの公称で590㌘だからまずまずウソはない数字。
 まぁ最大コグが50Tなので、これ、最近のロード用コンパクトクランクのフロントアウターギアと同じ歯数なので、そういわれてみればこのぐらいの大きさがあって当然とは思う。自分はフロントシングルで36Tとか32Tとかを考えていたのだけども、コレだったらもうちょっと前は大きくても良いかも。
 そもそもカセットを別口で注文したのも、前にセットで買ったセンサーのフロントシングルコンポに入っていたカセットの最大歯数が42Tだったから。坂登るときにこれでは十分軽く出来ないからと思ったからなのだが、ちょっとこの大きさ目の当たりにして戸惑ってる。RDの最大T数が52Tなので、ポチるときには52Tのを買おうと思っていたのだけども、値段は数百円程度しか違わないのに、重量がかなり違ってくるのだ。自分の購入したレンジの製品だと、これが590㌘で、52Tのやつが690㌘と百㌘も違う。切削加工の際どいやつを買えば、200㌘ほどは軽量化できるんだけど、その代わり値段が1万ぐらいになってしまう。ちなみに購入したこの50Tは34.14USD。前に購入したセンサーのコンポについていたCSRX8は蟻特急サイトで検索すると7000円ほどだったから、最初っからカセットなしを購入してこの50Tカセットを買っておけばよかったと思っていたのだけども、ちょっとこの大きさは尋常ではない。


 さて、本命というか文字通り本体のシクロクロスフレームのほうに動きがあった。蟻特急、注文直後の確認メールの他にもトラッキング情報に変化があったらメールでお知らせしてくれるようになってる。大抵はセラー発送時、日本入国時あたりがメジャーなのだが、おそらく荷札についているバーコードを読み取ったときのうち、重要な変化が起こったときにメールを送るようになっているっぽい。で、発送メールは受け取っていたから、ようやく日本についたか…と思ったのだが、トラッキング情報を確認してみるとなんと荷物はシンガポールにあるらしい。遠回りじゃん。自分てっきり日本には着いていて空港で放置されていたのかと思っていた。そうなると、4月9日には中国出発とはなっていたが、中国の空港で放置されてたのかシンガポールの空港で放置されていたのかわかんないな。シンガポールは雨季のはずなんで、さすがに野ざらしはないだろうけど、湿気で梱包のダンボールがくしゃくしゃになっているかも。
 しかしまぁこの様子だと、欧州発のは比較的今までも普通の運行だったのだが、中国発のは先週金曜辺りから動き始めたっぽい雰囲気が感じられる。今日はサドルが日本着したらしいというメールが有ったし、そろそろ揃い始める頃かも。

*1:誰かは妾にというものではなく、三人とも正妻の風格十分なんだよ