経営コンサル関連メルマガについて。

 なんでだろうか、昔いろんなメルマガに興味があった時があって、たしかいやな客にはモノを売るなとかそんな衝撃的な内容のメルマガを読んで以来、いくつかの経営コンサルのメルマガを登録していた。もう10年ほどになり、その変遷についていろいろ考えるところが出てきたので、気付いたことをいくつかメモしてみたい。
 就職氷河期が過ぎてからのメルマガ登録だったこともあって、最近の就職状況あたりを概観してみると、どうも転職が容易に行われているように感じた。自分が就職した頃はバブルが崩壊した後ではあったのだが、まだ終身雇用が信じられていた世代で、一度退職してしまったら後の転職が厳しいという認識だった。もちろん、転職市場が厳しいのはそうなんだろうが、いろいろな経営コンサルのメルマガを読むと、経営者のやり方に不満を持った社員が会社に定着せず、ポンポン辞めるという記述が目立つのだ。まぁコンサルの言うことだからにして、基本は給料を安くしてかついかに社員をこき使うかというのが念頭にあるメルマガが多いんだけど、会社を辞めた彼らがどこへ行くのか?については、もちろんドロップアウトする層も居るんだろうけど、たいてい次の行き場があるんだろうなと思わせるのだ。最近もマクドナルドが成果主義を辞めたというニュースを目にしたが、成果主義のせいでかなりの人が辞めたんだと思わされる。その辞めた人間はどこかに再就職しているはずなのだ。いくら世の中が就職難といっても。で、さすがに歳喰ってると難しくなるのは当然なのだが、実は失われた日本の20年という場合の、20年前の日本と比べて、就職状況自体は厳しくなっているものゝ、もしかして転職に関しては昔より抵抗がなくなってきているんだろうなと思った次第。
 あ〜、あともうちょっと書きたいことがあったんだけど、眠たいのと、自転車関連記事を描きたいとのことで〆る。