ツーリング用ロードレーサーの構成

 数週間前に泊りがけで自転車ツーリングに行ってきたが、問題点が山積みだった。正直もう11月の連休には間に合いそうに無いんだが、このまゝでは自転車でツーリングに行くの自体に抵抗がありまくるので、何とかせねばとずっと思っていたのだ。まづは旅行中の自転車の勇姿を。

 問題点はなんといっても低ギアが全く実現できていないこと。前46-36、後ろ13-29だと、ちょっとした勾配で足を疲れさせてしまうのだ。前のインナーギアを34Tにしたところでほとんどギア比は変わらないので抜本的解決が必要なのだ。一応の目途がつき迷っている部分もあるが、パーツを順次注文している。まぁパーツが到着次第、それに関連してエントリーを上げていくつもりなのだが、うだうだ書いてみたい。
 まづ、決定事項なのが後ろのカセットに11-36T、もしくは11-34Tを使うこと。クランクのインナーの候補としてはPCD110mmで34Tか33T、PCD94mmで29T(32Tという選択肢もあるが、それだとPCD110mm33Tとほとんど変わらない)。あと、スギノあたりからでているトリプルクランクのアウター外しを基本設計とする、インナーPCD74mmで、これだと24Tだの26Tが使える。まぁクランク依存だが、ロー最大29Tではギア比を下げるのが難しくなるのでこゝを大きくしたいのと、インナー歯は33Tより下げたいというのもある。
 で、そうなるとカンパを使い続けるか、シマノスラムを使うかの選択になる。
 カンパのエルゴパワーの使い勝手がよいのだが、ロー最大34Tだの36Tだのを使うとすると、どうしてもカセットはシマノスラムなのはケテーイ。あとはカンパコンポをどこまで使うかゞ問題になる。残りのすべてをカンパとすると問題はRDだ。最大歯が29Tなのだが、自分の自転車についているカンパのガイドプーリーと29Tとの隙間はほとんどない状態。一つ考えたのがディレーラーハンガーのRD取り付け穴を下げることなんだが、ディレーラーハンガー.comに問い合わせると、そういうディレーラーハンガーを作ることが出来ないことはないが6〜8万かゝるとの返事。ネットで色々調べてみたのだが、日本での切削加工会社に頼むにしても図面を引かなきゃならないとか、一注文1〜2万はおそらくかゝるだろうとのことで、断念。自転車パーツを数手がけているところを捜せばハンガーの現物をわたしてなんとかやってくれるだろうが、そこまでするのもめんどくさい。
 あと、エルゴ+シマノRDというシマニョーロも考えたのだが、クランクの関係で、オールシマノSTI+MTBコンポ)かオールスラム(DT+MTBコンポ)にするかで迷う事にした。
 もう一つはフレームに何を使うか?の問題。実はいくつかおニューのフレームもあるのだが、それで組んでしまうと完成車が増える事になって収拾がつかなくなる。フレームを捨てるのならまだしもだ。候補は今のSL-01かKXか。が、KXはフロントセンターが短く、ロングツーリングには直線安定性がないような気がして引き続きBMC SL-01を使う事にした。となると、パーツはほゞ全とっかえになる。STIを使うにしろ、DTを使うにしろ、カンパと違ってブレーキリリース機構がシフター側にないので、恐らくブレーキも換える事になりそう。
 というわけで、なにやらめんどくさい事になりそうだ。