1stQアニメ、そろそろ折り返し地点か。

 いちおう直近のアニメは視聴してるんだけど、単独でエントリーを上げるほどの感想は書けそうもなかったので、途中経過としてざっと整理をしてみたい。

  • オーフェン 作品の持つメッセージ性よりなつかしさのほうが強まっているが、転じてそれが今の世相との比較となっていて、割と現代社会批判になってるのかなと思わなくもない。
  • クィンテット やっぱり複合要素からのプラスアルファは感じられず。ホント最終回あたり各作品の主人公たちが現代日本に戻ってお互い感慨にふけるとかそんな結末を用意してくれたら良いのに…とか。
  • ちはや まさかのキングやクイーンに弱みを見せてきたという。個人的には人間離れしているからこそ強いというスタンスを貫いてほしかったが、これはこれでアリ。むしろ先生や妊婦の健闘を見せてきて、おそらく原作者もここまで人気が出て、惚れた腫れた以外のドラマ要素を描けて満足なんじゃね?と思うほど、(絵)筆の冴えを感じる。
  • 防振り まぁ定常感想の通り、社会構造の変化のあり方を示してるんじゃね?と考えるところが楽しい。
  • プランダラ これも定常感想の通り。伏せてある部分がまだまだ多いのでじっと我慢の子でいるしかない。
  • ネコぱら OPやEDの歌詞を聞くと、これがメインテーマなんだろうが、ネコのいる社会構造をいろいろ考えるのが楽しい。坊っちゃんをちょっと確認すると、実は清もともと旧家の出身だが落ちぶれているという設定だった。今読むと最初の一章まるまる清の描写で、短めの最終章も清との顛末を描いていてこれこそがメインで、むしろ赴任先の描写はサブ扱いだったんだろうなと思ってしまった。まぁ気が向いたらそれも書くつもりだが。
  • はてな 作品のスタイルはむしろ日曜朝アニメに近いと思うのだが、深夜アニメにしか食い込めないのはちょっと残念なところ。最初の印象より断然面白いとは思ってる。
  • 推し 当初持っていた、どうせオタクあるあるなんでしょの範囲は脱してそれなりに面白いと感じてる。アイドルものにつきもののCGモデリング動画ではないようで、それに好印象だがさすがに枚数はない感じ。アイドルの会話を聞くにつれ、本音はあんなもんじゃないでしょとは思うんだけど、それではお話にならないので、そこを頭で補完して視聴すると良いと思う。
  • ソマリ 人間に出会ったのに、まさかのソマリ引き渡しがなかったという。先が短いから仕方がないとは思うが、やはり結局の所ソマリとゴーレムのペアは本人たち自身もなにかの叩き台だろうが、基本的には狂言回しなんだろうなという。しかしOP映像で拘束されたソマリとゴーレムの出会いのシーンがあるのだが、ソマリに悲しい過去がありそうでありながらあの天真爛漫さというより自由奔放さはなんのミスリードなんだろうかといつも思う。
  • ステロイド まさかの総集編。とはいえ毎回丁寧に作られてるのがわかるから時間が足りなくてしょうがないんだろうなとは思う。というかもしかして総集編も予定のうち?。本来ならほのぼの日常系にしかならない素材をよく構成してるなとは思う。
  • シャーロック うん、まぁ面白い。が、感想を書くネタはない。
  • ランウェイ 定常感想の通り、専門性が高まってきたからあれこれ考えるネタは少なくなってきてる。が、逆に内部事情は事情でそれなりに面白い。
  • 暗黒破壊神 付き合いたくないといいながらつい口出ししてしまうから絡まれるアホでしかないんだけど、こう日常を同じことの繰り返しで過ごしていると感じていそうなサラリーマンだとか中高生にとっては、自分の思う通りに奔放に生きる主人公周りのキャラを見せて、日常からの解放との架け橋役をやらせてるんかなと思わなくもない。初期に感じていたストレスはさすがに今はあまり感じないが、かといってお花畑を見せられても困る感じ。
  • レビュアーズ 心配してた飽きはそれほど感じないが、突き抜けた面白さを感じるわけではない。
  • マギア 前に書いた感想の通り、つまらなくないし話もよく練られてると思うが、あんまり自分に合ってない感じ。
  • 虚構推理 まぁ昨日の感想の通り。実は今更気がついたんだが、メインヒロイン、アニメ絵で美少女に描かれている割には正面絵カエルっぽいなと思っていたら、名前が岩永。神様だしお姫様と呼ばれてるから、これおそらく石長姫という提示。かといって石長姫が隻眼だとか一本足というわけでもないし、そのへんうまくはぐらかしてる感じだが、九郎先輩があれだけ嫌がってるのはそれが原因だとしか。九郎は人魚の肉くって不老不死だし石長姫は名前のとおりだから、お互い長く連れ添うしか無いと思うんだが…。
  • イド 視聴者の予想を覆す展開、ジェットコースターではないが、くるくる変わっていく舞台など、視聴者を飽きさせないし、ついつい先が楽しみで仕方がない…すみません、嘘ついてました。面白いんは面白いんだけど、やはり自分には迫るものがない感じ。警察の人たち、誰もがもう人としてダメなものたちの集まりだとか、組織としてもダメだとか、割とよく描けているし社会の救われなさも十分感じられて、別に論が破綻しているわけでもないし、突き抜けてるから、冷静に考えると今期トップクラスの出来なのはわかるが、なんやろ?。現実との接点が感じられにくいから?。原因が自分でもわからん。でもまだまだ伏線を張ってる段階で、あとで爆発的に面白くなるんだろうなという予感はしてるし、前述の通り面白いとは感じてるから、見切ることもないしぼちぼち楽しみにはしてるんだが…。あと、前回逮捕された対策室の室長みたいな人、あれきっと冤罪だよねとは思うが、本当に罪状のとおりなんだろうか。
  • ペット これも面白いが感想を書くネタはない。ドラマ部分に引き込まれて、構造から何がいいたいのか?と考えるステージに移行していかないで満足してる。
  • へやキャン うん、これも前に述べた通り、細切れにせずフツーに30分アニメをさっさと作ったら?ぐらい。
  • シートン ちょっと飽きは来たかなという感じ。人間と狼チームにコアラやナマケモノ、ネコと、動物では割と戦闘能力が低そうな構成にしてきたのは面白いのだが、お互い補完し合うとかそういう構成の妙みたいなのが感じられなくて惜しい感じ。弱肉強食の世だからこそ弱者同士でも身を寄せ合ってうまく運営して切り抜けろとかいうメッセージだったと予想してたので、そういう部分が以後もないとしたら厳しいかも。


 もしかすると空挺ドラゴンズを入れるかも。録り溜めしてるから見始めるタイミングだけなんだが。一応言っておくと、アニメ公式サイトを踏んで、メインストーリー自体には実は期待してない。PVで大鍋からはみ出るほどのカツを頬張ろうとしているシーンをみて、食い物作品としての期待はしてる。