お、続くんだ。
ホントかいなとは思うが、低予算アニメだから第2期も低コストで作れるのか、それともよっぽどスポンサーに恵まれているのか。
前回と比べて楽しめる要素は減っているが、それでもメタファーはそれなりにあって、生命エネルギーを提供する家畜としてなら生きる価値があって、幸せな暮らしを保証してもらってるって、それどこの極東の国?とか、夢から醒めて廃墟に立ち尽くす東京人とか。バトルシーンとか熱い展開はもうどこぞで見たようなものでしかないから個人的にはどうでもよいのだが、とはいえあからさまに手を抜くわけにもいかんし、それなりに工数はかけられている模様。最后に千鳥ヶ淵の正体が明かされてヒキなのだが、こういう終わり方にしたら確かに続きを作らざるを得ないとは思うんだが、どうなるんだろ?。
振り返ってみればラスト2話分はそこそこ評価できるとは思うんだが、それまでが退屈。それでも開始早々はこの作品にはなにかあると思わせるものがあったわけだから、そのへん受賞作というのも判る気はする。とはいえどう考えてもエンタメ作品なんだから、中間のダレっぷりが大賞ではない理由なのかな。あくまでアニメの感想ではあるんだが、この作品を作り上げるために全力を尽くしはしたのだろうが、どうにもいっぱいゝっぱいな印象を受けた。とはいえ、示される構図は確かに面白いものがある。続きを見ることでこの構図がそれなりに拡張していくんだったら期待したいのだが、さすがに更に面白くなるかまではわかんないか
