レディスポ 第5話

 か、歌舞伎のポーズ。
 あー、フィギュアスケートかぁ。確かに止め絵が効率的で最適だな。直近で視聴した(といってもかなり前のような気がするが)フィギュアものといえばユーリだが、本当にこれはすばらしい滑りだというのを視聴者に納得させるための動画はこりゃ難しいと感じた気がする。一番出来が良かったのがOP動画で、作中のすべてに全力集中するだけの予算はないから当然枚数かけた動画は限られていたしその出来もまぁそうね…といったところ。いや、作画が著しく大変なのはドシロートでもわかるんで、あれはあれで健闘していたと思うんだけど、ヘンな話実写見たほうがよくね?と思う。やろうと思えば実写からのトレースの上、実演技で失敗したところを修正したり、見栄えが良くなるよう誇張などの加工をしたら、実写を上回る作品が理論上作れないこともないが、一体どれだけのコストがかゝんのよという話で。
 ならばいっそのことこれぞ渾身のカットを一枚提示してあとは台詞の説明で十分じゃね?というのも効率面からすると最上の策ということになる。中途半端な動画を見せられてもやもやするよりよっぽど思い切りが良いという。一枚絵なら芸術性を高めてそれなりにコストをかけてもたいしたことないだろうし。