はるかなレシーブ 第4話

 試着は下着の上からにしろよ。
 とはいっても絵面は悪くなるからなぁ。今どきだと股布のところに保護シールのようなものが貼ってあったりするが…。
 うーん、そういうのが客引きパンダなんだろうけど、それなりに大きければ揺らさなきゃ不自然だし、揺らすと下品になるしで、バランスは難しいところ。まぁカットの角度を見る限り女性はターゲット層から外してるのかな。
 ヘンな話、ビーチバレーがユニ規定でビキニなのは観客動員のことを考えてのことなんだろうけど、正直プレイ中に揺れたらそれは邪魔でしかないので、押さえつけていたほうがよいのではとは思う。が、サポートする面積が少なければ当然その機能は限定されるわけでうーんといったところ。なんつーか、陸上競技は同じセパでもサポート性能は切り捨てゝないし、セパなのはレオタのようなスーツは設計が難しいというのをどこかで読んだのだけども、やはり腰のヒネリを邪魔しないことだろう。競泳も今ではショートジョンだが、それも動きを阻害するかどうかというよりは水の抵抗を抑えるためであって、練習水着は昔ながらのハイレグタイプが多かったりする。なんのかんのいって、動きやすさを究めたらハイレグタイプの競泳水着か陸上競技のセパレートに行き着くのが自然なんだろうなという感じ。バレーボールはなんつーか、ビーチは露出させすぎだし、インドアは露出を嫌って機能性を損なってるというなんとも残念なことになってる。高校選手権を視聴したが、男子は昔からあのタイプで、生徒も違和感なく着ていたが、女子はボトムの裾が気になるらしく、邪魔になるからと引き上げる生徒もいれば、ずり上がりが気になるから引き下げる生徒もいてなんとも。とはいえ、トップスの袖はノースリーヴタイプのが増えていて、やはりスパイク時の肩周りの動きやすさを考えたらそこに邪魔な布はないほうが良いんだろう。が、やはり競泳や陸上に比べると中途半端な感じ。勝つためになんでもかんでも切り捨てるのもどうかと思うし、そのへんその競技を好きで選手は取り組んでいるのだから好きにやっても構わないと思うが、まぁそれならその競技が選手周辺のみの閉鎖的なものになってしまうのも仕方がないわけで、その競技に最善を尽くす姿を見られないのなら観客も興ざめなのも仕方がない。なので、そのへん観客に媚びすぎのビーチのありかたもどうかと思うし、内輪受け要素が強くなったインドアのありかたもどうかという感じ。どちらもバランスのとり方を知らないといった印象。
 さて、ドラマ部分だが、やはりいろいろ端折ってる感じ。ビーチバレー支部に入ってから転校の挨拶とか順番逆だろと思った。その直後、遥がクラスメイトに遊びに誘われる展開も、これ、一年4クールものが当たり前だった時代なら、おそらく誘いに乗って相方と一悶着あるというものになってたろうなと思いながら視聴してた。まぁ視聴者としてはそこで一悶着あってもどうせ元鞘なんでしょってなもんで、犬も食わぬ夫婦喧嘩を今更見せられてもというのはもう時代なんだろうなというしかない。