からかい上手の高木さん 第9話

 幸せそうでなにより。
 携帯端末数話。正直このテーマを取り上げるのは意外だった。で、今回の描写にも学校の帰り道、駄菓子屋のさびれた看板を描写してたから、そのコントラストたるや。そういやこの作品って、親の姿を描かないんだな。子どもたちだけの世界を描いているとはいえるのだが、かといって親世代に対しても子供の頃はこんな感じだったでしょという形になっているわけで。
 まぁ最初っからそうではあるんだけど、高木のからかいのキレは、最終的な着地点まで見据えた上なのが小憎らしい。こういう手法おんなのこむけ手引書のようにも思えるんだけど、原作の連載誌はゲッサンで少年誌なんだよな。原作者も男のようだし、要するにこれは男にとって都合の良い女を描いたものと考えるしかないんだけど…。