たまこまーけっと 第10話

 レオタじゃないんだなと思ったら、普通にパレード衣装で違和感なし。
 バトン部の部長であるみどりが振り付けを思いつかず、結局部員全員で考えるって下りは、おそらく、たまこもかんなもみどりがそういうのが苦手だと知ってたんじゃねぇの?と思うんだが、どうだろう?。しかし、高校生の話にしちゃってるけど、誰か困ってる人がいれば、周囲が助け舟を出すという様子は、カネが絡まない限り、あの商店街…というか、コミュニティであれば起こるわけであり、そのへん企業や政府組織のように仕事を割り振って、その末できなければ罰なんていう構造ではない。いやホント、部活動であるのに、顧問の教員が描かれていない(同じ体育館で活動しているバドミントンやバレーなども教員が指導しているシーンは無い)ということは、明らかに子供世界を舞台にしているだけだワナ。
 チョイがたまこに后の姿を発見するのは唐突だったが、これは特に意味がなく、こういうだらだらした日常に適当なキリをつけて一段落つける役割だと思うがな…。終わりなき日常をどうやって終わらせるかというのは確かに難しいことで、物語上のミッションのない作品は、これは仕方がないワナ。自分としてはいつまでも見続けていたいというのはあるが、そうそう共同体論のネタが湧いてくるわけでもなし、一通り提示したらマンネリ化を避けて幕を引くべきなんだろうね。