まおゆう魔王勇者 第9話

 メイド姉の演説の巻。
 うーん、宗教改革に対応させているのかと一瞬思ったんだけど、大分様子が違うっポイな。状況が違うが、ジャンヌダルクっぽい香りがする。中世は宗教が人を救うものではなく、人を支配し抑圧するものになったのと同様、現代でも民主主義(議会制民主主義というヤツか)がそうなってしまっているので、なるほど訴えかけてくるものはあったな。演説のテキストはそこらへんいろいろ細工してあるらしく、非常に分かりづらくなっているんだけど、今までのお話と一線を画すので、なんでこういう構成にしたのか考えるとそれなりに見えてくるものはあると思う。
 なんか新キャラも登場しており、今話のエピローグもなんか思わせぶりなもので、あと3話どうするんだろ?と半ば心配になってしまう。