ささ恋#11・12

 まさかの負けヒロイン側で盛り上がる展開。いみじくも観客置いてけぼりの長尺MCなるセリフがあったが、主役そっちのけでクライマックスを迎えるとは…。いやまぁ後半に入ってからそんな感じにはなってたけどね…。
 制作会社音信不通で完走するか疑われてたけど、いちおうキレイに終わった。前半は自分もストーリーにパワーがないなとは思ってたけど、途中で乱入してきたキャラにフォーカスが当たって盛り上がった印象。こういうのは途中で関係性をぐじゃぐじゃにして感情を揺さぶるものなので、終わってみたらそこそこ楽しめた。まぁ人によって向き不向きはあるだろうから嫌いに思う人がいるのもわかるけど、お涙頂戴モノとして麻枝准と比べてマシなのではという感じすらする。麻枝脚本だと局所的な盛り上げのためにいろいろ細部を犠牲にするので、一通り視聴した後振り返ると結構???な部分が見当たるからね。いや別に麻枝作品でもその一過性の泣き要素を堪能して後キレイさっぱり忘れてもよいという鑑賞方法ならそれなりに価値があるとは思うけど。
 そんなわけで、終わりまでやってくれてありがたかった。クレジットに監督の名前を見つけることが出来なかったんだけど、自分の見落としかな…。

ベヒ猫#1

 なろう原作のアニメ化。元が人間で、それが成長前の魔物に転生して、縁あってエルフ娘のペットになる話。自分は最初、タイトルを見て公式のキービジュで、てっきりなんでネコがエルフの姫騎士になるんだ?と思ってたけど、エルフ娘の騎士≠エルフの姫騎士で、ネコ=騎士だったという。なんか紛らわしい。
 内容だけど、ちょいエロを楽しむモノっぽい。しばらくはチェックするつもりだけどストーリーには(深さを)期待しない方がよさそうな予感がする。@畠中祐は割と健闘してると思う。