ガールズ&パンツァー 第9話

 フラッグ車、いつもの38tじゃないんだな。
 今回もうるうるしてた。まぁ廃校自体は優勝しようとしまいと決定事項のような気がしないでもないが、居場所のために奮起するという構造は美しい。
 今回のミソは一旦上がりはしたものゝ、下がった士気をどうするか?という場面。けっきょくみほはあんこう踊りで盛り上げるという方法を取ったんだが、その直前の間の取り方が素晴らしい。しかも、アレ、凡百の…というよりはクズ管理職ほど叱りつけたりプラス思考云々とか言い出すんだよね。で、みほの判断が正しかったか?と言われると、それは微妙で、なんといっても最大の功労者はやはりみほ以外のあんこうチーム。みほが踊りだしたときに彼女たちが一緒に踊らなかったらポシャってた。フォロワーの役割って結構大きい。よくみると大洗チーム、制服の背中に車両マークのキャラクターを貼り付けているの、あんこうチームだけなんだよね。あの結束の強さはうらやましいとしか。うーん、やっぱこの作品、組織論について重きを置いているっぽい。
 上坂すみれ、ロシア語が生きてよかったというか。せっかくだからジェーナとかも呼べばよかったのだろうけど、一人いれば充分だったんだろうね。次はいよいよ武部沙織の担当回か。みほのマンションに行ったときにやけに料理が上手だったという描写があったが、実家は飲食業なのか。