ガールズ&パンツァー 第10話

 華のメシが山盛り。
 戦車道はどうやら死人が出ないという設定のようだが、フツー戦車戦は人が死ぬので、結構縁起担ぎをやるんだよね。みほたちだけじゃなく、カツ定、カツ丼、カツサンド、串カツ…その他など、全員がカツを食ってたけど、申し合わせをしてたって設定なのか、いや申し合わせなんてせずとも自明のことだろうみたいな設定なのかはわからないが、全員が同じものを食うということで、団結力の強さを示すとかそんなの?、が感じられるというか。あ、そうそう武部の家庭描写をやるのかと思ったら、違ってた。前回の次号予告のカツは定食屋のだったよ。武部以外のあんこうチームの家族はみんな決勝戦を見に来てたけど、武部の家族を出さないのはなんか理由があるんだろうか?。でもまぁおそらくフツーの家族で、わざわざ描写する必要もないってとこなのかな。
 プラウダ戦があっさり終わり、黒森学園戦が始まるという。しかもBGMはWWⅡ時のドイツの愛唱歌エリカ。三式戦車は即退場だし、いろいろ話題に事欠かないねぇ。
 しかし、みほ母の言うとおり、実は臨機応変に対応してメンバーが心を合わせることが勝利を決めるのではないというのが面白い。組織がうまく働くための秘訣は、システム構築とリソースではあるんだよね。臨機応変に対応するということは、それらが用意されていないから、そう対応せざるを得ないわけで、対応する事態になっているってことそのものが既に負けているってことではある。どうしても大洗のような組織がいゝものと目には映るんだけどね。だからといって黒森がいゝかっていうのは、これまた別の話になってくるんだが。
 次回は総集編っぽいのだが、いちおう第11話も視聴するってことで。10.5話と11話の間って、結構あいたんだよね。