ついでだから、

 前に届いていた部品をUP。

 ついでだからTC395も箱から出して背景にしてみた。片付けようと思っていたのがそのまゝになっていたパーツを撮影してみた。これはSRAM ForceのFDとRD。FDはSR600に使ったから珍しくもなんともないが、RDは出て間もないWiFLiのだ。ケージが長いとちょっと見栄えが今一だが、ローギアに32Tをつけるためにはミディアムケージを買うしかない。実は銀色のフレームを調達している最中で、これまた経済的に今後自分が辛くなりそうな時期に散財は避けたいのだが、色をメタル色で揃えたいという目論見で買ったのだ。同じメタル色でもREDはバカ高いし、RivalやApexでは黒しかない。Wiggleのサイトでは銀というよりは灰色ではあったのだが、コストパフォーマンスを考えて同系色ということで決定。でも画像の通り灰色でもないという。
 SRAMのRDは無改造で15Tのテンションプーリーが入るという噂なのでちょっと期待。ショートケージだとガイドプーリーとテンションプーリーの繋がりで、チェーンの曲がりがキツくなるのでやはりミディアムがよいらしい。ガイドプーリーを13Tにすれば回転抵抗がさらに下がるらしいのだが、ガイドプーリーの径が大きくなるとスプロケットの歯との間隔が狭くなるので、できるだけ歯数を大きくしたい自分としてはガイドプーリーの歯数を上げるわけにはいかないと思っている。
 一応SRAMのミディアムケージは公称では最大32Tまでということになっているが、34Tでも嵌るらしい。34Tが使えれば、コンパクトクランクの主流であるPCD110mmのインナーが大抵34Tなので、34T×34Tのギア比1.00が実現できるのだ。和歌山行のときにシマノクランクFC985を使って28T×36Tのギア比0.78には適わないが、実際に28T×36Tを使うことはなかった。その前のツーリングではカンパシクロ用クランクで36T×29Tのギア比1.24はさすがに足りなかった。ギア比1.00はその中間だからよっぽどの激坂でなければなんとか使えるかもと考えてしまうのだ。
 まぁそんなわけで、シマノのロード用STIMTB用RDの組み合わせが手っ取り早いのではあるが、MTB用のRDを使わないということであれば、ロード用大コグ用RDはSRAMしかなく、SRAM RDを使うとなればSRAMのDTシフターを使うしかない。メーカーの違うシフターとRDの組み合わせではシフトメイトかイコールプーリーを使うという方法があるのだが、それはシマノとカンパでの変換はできるが、シマノ・カンパとSRAMではシフトメイトを使っても今一うまく変速してくれないらしい。シマノがようやく105やアルテグラで32T対応のRDを出したらしいが、これはちょっと二の足を踏んでしまう。昔グレーのXTRのRDを使って後ろ34Tを使ったことがあったのだが、ガイドプーリーとコグのクリアランスが足りなくて、変速しないわけではないけど、ずっと音鳴りがしていたので、シマノロード用32T対応RDは34Tには使えないという可能性を考えてしまう。カンパは頑なに後ろの対応最大歯は29Tだし、ちょっとムリかなと思っている。本当はカンパシフター+カンパRDでシマノSRAMコグをイコールプーリーで使いたいそうすりゃホイールはシマノフリー対応のを使えるし、シマノSRAMの安いカセットも使えて便利そうなんだけど、やはりカンパRDが最大29Tしか対応しないってのが痛い。