坂道のアポロン 第10話

 風呂があることにビックリ。
 あの時代だと銭湯なんじゃね?と思ったのだけども、子供が多いと却って銭湯だと不経済かもしれないな。共同風呂とかどういう運用なのかちょっと気になる。
 なんか話が速い。薫と律子がくっつくのがこんなに速いとは思わなかったし、千太郎父が帰ってくるまでの間にいろいろあったのだろうけども、そのへんギリギリまで削ってるよな。薫が周囲に気を遣った分が返ってきているのは、「ほんとうに欲しいものは与えることによってしか得ることができない」というのを示しているんだけど、薫が周囲に求めているわけでもないので美しいことこの上ない。各キャラがもっと揉める場面があってもおかしくないんだが、この気の遣い合いの応酬ってのがもう涙なしでは見られないというか。ま、正直こんなこと感想に書くまでもないことなんだが。
 しかし、薫が何らかの形で長崎を離れることで千太郎と別れるとか想像してたゞけに、千太郎が去るというのはまぁパターンではあるんだけど、意外だった。