バカとテストと召喚獣9 (ファミ通文庫)もさらに読了

 Cクラスとの試召戦争決着編。Cクラスが3年生に知恵をつけられて善戦するも、Fクラスの熱意に負けるというもの。熱すぎる。最后にEクラスとも勝負して勝ったと数行でまとめられていた。
 話の筋はコンゲームっぽくて、でもあんまり自分はそういうのに興味がないらしく、歳を考えざるを得ない。弁解させてもらうと、そういうのは小説ではいかようにも流れを作れるので、あんまり現実味が無いというか必要を感じなくなってしまっているのだ。知力を尽くして相手が乗ってくれるかどうかなんてご都合主義によるだろうし。まぁそれをいっちゃぁ物書きが尽くす技巧を否定することになるんで、ほどほどがいゝとは思うのだが。でも結局のところ自分がうるうるキたポイントって少年漫画の絶体絶命のピンチにあらわれるヒーローだとか熱血シーンの切れ端であるんだなと確認してしまった。自分もつくづくバカだねぇと思わざるを得ない。
 上記で作者もこの話の〆に入っているんじゃ?と書いたのだが、よくよく考えたらまだ2年生なんだよな。秀吉が3年になってもこの仲間と一緒にいたいなんて場面があって、そういや3年生編も作れるじゃんと気付いた。まぁホントにそうするかどうか、2年生で完結するのかもしれないし、続くのかもしれないし、シリーズとしては一旦〆るのかもしれないしであとのことはよくわかんないな。でも続くとすれば、今のメムバーがバラバラになるとは考えられないので、じゃぁA組に行きそうな瑞希はどうするのか?とか、今の時点でもFクラス確定そうな明久を除くと、上のクラスにいけそうなメムバーもそれなりにいて、まともに振り分け試験を受けたら解散になるのが普通だろう。まぁ一緒に居たいからみんなわざと振り分け試験は低得点をとってFクラスに行くとかはありそうなんだが。
 しかし、一日に3冊読んだのは失敗したかも。体調がいゝ時ならともかく、風邪気味だしな。なんか3冊目は気持ちがダれてしまって読み飛ばしも多く、集中できなかった。