うーん、タイムリープとかD-mailとか、もうタイムマシン扱いだな。
萌郁編。正直彼女の出番は終わってたと思ってた。が、遡っているわけで、当然出てくるはずではあるんだよ。単純に萌郁を救ってしまうのか？と思ったが、別の世界線でまゆしーを殺したのが萌郁だというのがわかっているおかりんが怒りを感じるところとか良く出来てたな。
萌郁の描写がまた面白いんだが、携帯端末依存症であるとか痛々しくて度肝を抜かれたよ。人間あのように単純だとも思わないんだが、電話でしかコンタクトのないFBと比べ、手についた跡を見て、実存の彼女と向き合ったのはおかりんであると気付いて心を開くシーンも美しかったな。
あとは紅莉栖との繋がりがこれまた泣かせるんだわ。おかりんが名前で呼ぶのがデフォになっているし、紅莉栖は自分のことを助手と臆面も無く自称してるし。なにより協力的な紅莉栖との思い出を消したくないとおかりんが思うところとか、いや、世界線が変わっても心根のやさしい紅莉栖は変わらないと思いなおすところとか、いやもうね、おなか一杯ですよ。いや、紅莉栖も世界線を移動する前の記憶を持ってるんじゃね？。
